感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・団長に漢をみた
・開き直ったリヒャルトはやはり愛に熱い
・気づいていないミレーユも愛に熱い
・エルミアーナの国を思い兄を思う心が健気で可愛い
・ロジオン……
・ロジオン求婚……
・後半ラブにきゅんきゅん
・かと思いきや、ミレーユがそんなことをするとは
・しかしそれも愛ゆえか
・本気で怒ったフレッドは何をするんだろう、恐ろしい(わくわく)
・ヴィル…あんたはいい男だよ…ヴィル…
・他にも身代わりというかなり替わりがいたとは
・結構嫉妬深いリヒャルトにきゅん
こんなところかな。
ロジオンの忠誠心と強さと不器用さのバランスが良いです。
そしてヴィルのまっすぐさもいい。
などと脇役さんのお話をしている場合ではなく。
ミレーユがようやくリヒャルトの気持ちを正確に理解しました。その後の動揺っぷりはミレーユらしくて可愛い。きっとそういうところもリヒャルトのツボなんだよ。
しかし、王太子という立場を思うが故のルドヴィックの一言から、微妙なすれ違いが生じて。それでも、自分のリヒャルトへの思いが恋愛感情と気づいてしまった。そして、彼のために何かしたいという思いがミレーユを突き動かす。
リヒャルトはミレーユを思い、アルテマリスへの帰還を再三求めたのにその時はミレーユには受け入れられず。遠ざけることではなく、腕の中で守ることを決めたのと時を同じくして、今度はミレーユが、自分がいることでリヒャルトの大公位への阻害要因に成り得ることに気づいて身を引く決意を。心は確かに互いのことを思い合っているにもかかわらず、噛み合わず空回りする二人が切ないです。
アルテマリスに帰るとリヒャルトに伝えながらも、逆に都へと向かったミレーユ。これからひと騒動もふた騒動も起こしてくれるに違いありません。それが大公位奪還に向けてどう作用するのか、注目したいところです。
それにしても今刊はリヒャルト以上にヴィルがミレーユに振り回されていました。誕生日を祝ってもらって、手ずからお菓子を食べさせてもらって、消えない思い出をもらっておきながら、身を引かなければならないとは。ヴィルは本当にいい男になると思います。
Posted by ブクログ
もしやこの『犬』は…と、番外編を思いだす登場人物(?)が。
ここに使い道(!)が。
しかし普通の中世貴族ファンタジーかと思ったら
不思議が混じってきました。
…まぁ、これくらいなら、まだ…。
これで魔法が出てきたりしたら、それはそれでがっくりです。
ようやくまとまりそう…というか、ようやく事を理解したというか。
遅い、遅すぎる! と思っていたら、近所の人達…w
そのせいでこうなったのか、と納得いたしました。
が、哀れとしかいいようがない(爆笑)
またしても暴走娘は暴走してるな、と思ったら
今度は兄が…。
ここで続くですか?! と叫びたい状態で終了。
どうなる、というより、どうするつもりなんでしょう、これ。
Posted by ブクログ
大公の命令で第五師団が捕縛され、公女エルミアーナのいる離宮に火が放たれたことで絶体絶命となったミレーユ。リヒャルトの即位に必要な宝剣を手に入れ、エルミアーナを救うため、離宮へとロジオンとともに飛び込む。怪我をしたエルミアーナに宝剣の隠し場所を教えられたはいいが、敵に包囲されたミレーユは逃げ惑う途中でウォルター伯爵の使者と出会い・・・。危険を知ったリヒャルトも行動を起こし、必死でミレーユのもとへと向かう。そばにいて欲しいと願うリヒャルトの願いは叶えられるのか。
リヒャルトの押さえつけていた気持ちが解放されたと思ったら、今度はミレーユかぁ・・・すれ違いまくる二人の恋が切なくて焦れます。それにしてもミレーユの自覚は今さらかよ!って突っ込み。ようやく気づいてもらえたリヒャルトの不憫さに涙が滲みます。好きな人だからこそ、困らせたり傷つけたりできなくて、我侭にもなれない二人ですが、早くまっすぐな気持ちを取り戻して欲しいと切に願います。大公が偽者というまさかの事態発覚で、迫力満点のストーリーにも大満足の今作でした。続きが気になる~。