【感想・ネタバレ】高校教師が語る 16歳からの哲学のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ソクラテス…無知の知
プラトン…理想主義
われわれの眼前にある不完全で生成消滅する現象の向こうに、完全で永遠不滅の真の存在=イデアが存在する
アリストテレス…現実主義
イデアと現実の二つの世界があるのではなく、現実のなかにこそ理想がなければならない
デカルト…「われ思う、ゆえにわれあり」『方法叙説』
方法的懐疑=すべてを疑うことで真理を追究/仮定から類推する演繹法
ベーコン…真理を追及するために予断と偏見を避ける/経験に裏打ちされた帰納法
ホッブス…自然状態=万人の万人に対する闘い
自由権を守る為に国家権力が必要
ロック…タブラ・ラサ(何も書かれていない看板)
心はもともと白紙で、経験により書きこまれる
暴走する国家に対して人民は抵抗権を持つ
ルソー…「自然に帰れ」「一般意思」
未開の自然状態の方が良い
サルトル…実存主義『実存主義とは何か』
レヴィ=ストロース…構造主義『悲しき熱帯』
ニーチェ…相対主義
絶対的な価値基準で、これはこうであるという決めつけ(それまでの哲学であった言葉の定義決め)を否定。
=現代思想につながる

※現代思想=フランス現代思想
①現代思想は神とか真理とかの絶対的なものを考えるのではなく、「相対的」というのがキーワードになります。
②「見えないものがある」という認識に立つ=フロイトは「無意識」を発見し、レヴィ=ストロースは「見えない構造」を問題にした。
③ソシュール『一般言語講義』…言語は差異によって作られるもの。ex)実体がまずあるわけではない=実体としてのオオカミと言語としてのオオカミが強固に結合しているのではなく、言葉としてのイヌとは違うものがいるということ。

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2016年10月03日

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