【感想・ネタバレ】クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)のレビュー

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Posted by ブクログ

こんなぶっ飛んだ設定が出てくるなんて!これだからミステリ(サスペンス?)漁りはやめられねぇ…!全員死んでいるからこそ、どう転がるかわからない話の展開にわくわくしながら一気読みでした。死んでるし天国なんだからファンタジーですよ。なのにこのリアルさはなんなんだ?湊かなえさんも仰っているように破綻したところがない。道尾秀介さんのこの上なく美しいラストシーン、の言も理解しました。表紙のイラストも秀逸だと思います。イメージはまさにこんな感じなんだ…。おっとりした中に切なさとやるせなさも含んだとんでもねぇ作品。変化球で脳みそを刺激したい方はぜひ…!

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2024年04月17日

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ネタバレ

24/5/8〜5/14
斬新な設定が面白い
気合いで生き返るとか
年齢操作については、オジョウが古風なので早くから気づいていたが性別も操作できたんだね
見えているものが真実とは限らない、という感じが『名探偵に甘美なる死を』ぼい

殺人の動機がちょっと弱いかな
最後で急に失速してしまった
メイドさんは、こんな殺され方に満足していないはず、と思って読んでいたので、最後にもう一悶着あるのかと期待したんだけどな

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2024年05月14日

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自分の死んだ理由を探すストーリーって割とみるけれども、この本はちょっと新しい要素があって面白かった!サクサク読めました!

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2024年05月08日

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ミステリー読みたいけど、殺される描写は少ない方がいい人にオススメ!
なぜなら、既に全員死んでいるから。

死んでしまった理由が何なのか、自分は何者だったのか、犯人は誰なのか、分かるようで分からないドキドキ感が楽しかった。

映画など、映像でも見てみたい小説でした。

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2024年04月20日

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死んだ人々が天国屋敷に集まり殺人犯を探すというまったく新しいタイプの推理小説。ところどころゆるっとした雰囲気もあり楽しく読めました。

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2024年03月24日

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面白かった。嘘と事実と現象が入り組んだ中で犯人を探す行為そのものが難しいのに、綺麗に事実だけが浮き彫りになっていく(しかも結構わかりやすい)ので、読んでいて飽きない良い作品だった

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

どこかで話題になっていたので購入した作品
表紙は好み、著者はお初

詳しい前情報は持ち合わせてなかったけど「特殊設定」×「全員すでに死んでいる」ミステリ?

となると白井智之の某作品(そで始まるタイトル)が頭に浮かぶけど…

〜ざっくりあらすじ〜
斬首されたと思ったら天国にいたわ
どうやら同じ境遇の仲間が6人集まったけど犯人は誰?

〜感想〜
某白井作品の劣化版、は言い過ぎか
白井ファンなので許してください

下位互換?いやネックスレーベル向け、くらいにしておこう

中毒性有害物質(旨味成分)は抜かれていて、ロジックトリックも甘いとなれば、白井ジャンキーの自分だと高評価はつけられないな

犯行動機もマイナス点かな、と思ったけどラストに明かされるその真相はこれまた白井某作品(とりあえず1番有名なやつ)がチラつく
もしかして意識してます?


流行りの特殊設定を作風とするミステリ作家が増えた(のかは知らないけど期待)点、このストーリーから一風さわやかな読後感まで持っていった点はプラス評価。人物描写も良かったなあ、軽いけど

総合評価4.0点
次の作品が出たら手に取ると思う

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2024年03月07日

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かなり特殊設定のミステリだった!!
本当に特殊!!笑
でも、主人公が推理して真相を解明していくところや各人の正体を考察していく流れは本格的でとてもおもしろかった。
最後はほろっときました。

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2024年03月02日

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全員が最初から死んでいるところから始まるミステリーで、成仏するために自分達の死の真相を探っていく。会話文も多く、コミカルなやりとりがあるのでかなり読みやすい。中盤では6人が本当に和やかに楽しく過ごす時間もあって、絆のようなものも生まれて、初めて読むタイプの物語でした。

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2024年02月29日

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裏表紙に書かれた「全員もう死んでる」ミステリ、という言葉に惹かれて手に取りました。

登場人物に生者はなく、記憶を失った状態である六人の死者が、自分を殺した犯人を推理する、クローズドサークルものです。

文章は軽快で、登場人物もコミカルに描かれている為か、悲壮感や重厚感はありませんが、特殊設定がもたらす不思議な世界観は、従来とは違った魅力を感じました。

この作品がデビュー作とのことなので、今後どのような作品を発表されるのか、楽しみにしています。

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2024年02月06日

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「全員もう死んでる」ミステリー。
発想が素晴らしく、唯一無二のミステリーでした。こんな設定の話は今まで読んだことがなかったです。
主人公たちもこの世界の仕組みを完全に理解はしてなくて、読者と一緒に少しずつ知っていく物語の進行も、飽きさせない展開で楽しめました。
映像化しても面白い作品になりそうだと思いました。
読み終わった後に、もう一度表紙を見ると、、、また違った楽しみが味わえる一冊です。

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2024年02月03日

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予めルールが明らかにされているのはなく、そのルールを探ることが事件の謎を解くことにも繋がっていくタイプの特殊設定ミステリ。登場人物が皆殺しにされる(されてる)系のクローズドサークルなのに、読後感が爽やかという、考えてみれば実に変な話。ロジックは鮮やかとまでは行きませんが、そういうことを気にする話でもないでしょう。愉しかった。

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2024年01月28日

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ネタバレ

すでに殺された登場人物が天国と現実の狭間にある天国屋敷で現実の自分たちを殺した犯人を突きとめるというストーリー。
いわゆる特殊設定ミステリーなのだが、何でもあり感が強いのが特徴です。念じた物は直ぐに出てくるし、死んだ状況を思い出すだけでその時と同じ状況を作り出すことも出来る。ミステリーとしてはフーダニットに焦点が当たっており、全員の記憶が無い状態でスタートする。そして現実の世界での姿と今の姿が違っているというのも、余計に謎を深めていてとても面白かったです。
主人公が何度も推理をするのだが、それが外れていて、もう一度推理するというのが続くため、少しもどかしいと思うかも知れないが、それすらも伏線であるところが良かったです。真相が分かった後に、表紙を見てみると「あぁ...そういうことか」となると思うので、それも込みで読んでみるととても面白いと思います。
そして、ラストシーンのみんなが成仏していくところは、切なくて、儚くて、でもみんな充実していたんだろうなと、その彼らの日常に読者と立ち会えてよかったです。

この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
ヒゲオ:津田健次郎
メイド:雨宮天
オジョウ:種崎敦美
シェフ:斉藤壮馬
ヤクザ:杉田智和
ポーチ:羽多野渉
国沢秋夫(少年):高山みなみ

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2024年01月14日

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表紙のイラストと、帯にある
「全員もう死んでる特殊設定ミステリー爆誕!」
の文字に惹かれて購入した一冊。

私はこの作品、凄く面白かったです‼︎
本格的なミステリーが好きな人には
物足りないかも知れませんが、
残酷なシーンが苦手、
嫌な気持ちになってしまう作品が苦手、
でもミステリーも読みたい‼︎…って人に強くお薦め。

この作品は、映画化すると思う‼︎
コメディ色が強く、エンタメ性も強いので
面白いんじゃないかな〜と思います。
館もの、クローズドサークルもの、
なのに、ビーチリゾート⁈

映画化されたら観に行きます。
よろしくお願いします‼︎

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2023年12月20日

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とある洋館で殺された6人の男女が天国で同じ洋館で遭遇する。生前の記憶は薄れて姿や名前すら分からない。そんな中で殺した犯人を見つけていく。記憶とともに真相が明らかになっていくと何とも言えない切なさや悲しみが生まれてくる。犯人を特定し、無事に成仏できるのか。

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2024年05月14日

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ある屋敷で殺されたはずの6人が、成仏する前に、殺された屋敷と同じ間取りの天国屋敷で、犯人捜しをする話。
登場人物全員死んでいる。クローズドサークルもこんなアプローチがあるのか。
だからこその独特の真相の明かし方ややセリフも面白い。「往生際が悪いぞ」「もう往生しているけど。」みたいな。

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2024年05月11日

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全員がもう死んでいる中で誰が犯人かを探す物語。

登場人物もみんなわかりやすいあだ名がついており
理解しやすく初心者におすすめのミステリー小説だった。

表紙にも意味があり物語が進んでいくうちに理解ができて楽しめた。

令和のミステリー。

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2024年05月10日

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☆3.5。
タイトルと表紙をきちんと回収されてるのは、とても良き。新潮文庫を読むのが久しぶりすぎて、文字の間隔やフォントが始めの内は慣れなかった。

主人公のヒゲオは何度も何度も推理を間違えながら真相に辿り着く姿は、名探偵ではなく一般人が頑張る姿で、こんなフィクションな世界観だが、そこはリアルだった
ただ、殺人の動機、登場人物の見せ方がなんとも……。もちろん悪くは無いし、展開も読めなかったが、自分の中に引っかかるものは何も無かったので、星3.5で。

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2024年04月27日

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世界観は楽しくて好きでした。
死んでから自分達を殺した人を探す話。
だけどミステリーとしてはうーーーん
という感じ。

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2024年04月01日

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ネタバレ

こういう設定大好きです。内容は読みやすくて、6人の中にいる(はず)の殺人犯を探していくのに良い意味でハラハラしなかった(←すごく褒めてます)
犯人の動機は「え?!そんな!」でしたが切なくもあり、面白かったです。
ただ、ヒゲオよ…うるさいぞ。

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2024年03月18日

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ミステリーの美味しいところどり(巧妙に織り交ぜるといよりは、オマージュ的な)を、特殊な設定で上手く昇華した作品。
これ、作者が一番楽しく読んでたんじゃないかな、という感じがして、読者と言うよりは作者として一緒に執筆していくような感覚がした。

全員死んでいると言う特殊な設定なので、あまり重たくならずに、サクッと読めるエンタメ小説の趣きでした。映画化とかしやすそう。

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2024年03月01日

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特殊設定ゆるミステリとしては結構楽しめた!がちがちじゃないのはタイトル・表紙からわかるし、電車で気軽に読むにはこのくらいがいい感じだと思う。
設定凝ってて天国の条件の明かし方もなかなかなのに、動機と犯人像が適当でチープに。悪いことばかりではないけれど、もう少し詰めたら面白いミステリになりそうだったなあ。

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2024年02月28日

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文章が軽くてとても読みやすかったです。
現実で起こっている事件をすでにその事件で亡くなっている人たちで暴いていくというのも好みでした。ただ、重厚なミステリではないので少し物足りなく感じる部分もありました。後半にかけての展開はミステリを楽しめましたが冒頭〜中盤はややのんびりとした感じ。文章はとても読みやすいので重厚な作品を読んだ後の箸休め的な感じだとちょうど良いかなと思います。

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2024年02月23日

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惨殺された6人が天国屋敷で返り咲くという特殊設定ミステリー。犯人はこの中にいる。記憶がない中でも真相を突き止めていく。始めからヒントはあったんだけどあまり考えずにさくっと読んでしまった。

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2024年01月23日

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設定がやや特殊だが、複雑ではなくわかりやすい。
その特殊な状況の中で、限られた情報をもとに推理を進めていくストーリー。キャラや文章が軽快な感じなのでサクッと読めるのがよい。

重厚な本格ミステリを読むのに疲れた人にもおすすめ

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2024年01月23日

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全員が既に死亡している所から始まる。
設定が特殊なのでおもしろかったけど、何でもありだとちょっと冷める気持ちもないわけではなく…
サスペンス読み込んでいる人だと物足りないかもとは思った。

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2023年12月31日

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普通のミステリー小説とは異なり、登場人物は全て誰かに殺された人です。しかも同じ館で。自分が誰なのか記憶もない状態で犯人をつきとめられるのか、どんな展開が待っているのかワクワクしながら読みました。

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2023年12月04日

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新潮ミステリー大賞の最終候補作品であり、全員既に死亡していると言うかなり変わった設定に興味が出たので読んでみた。ライトな感じで楽しめたけど、登場人物が全員死者であることを受け入れることができる人は楽しめると思う。

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2023年10月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「映像化に向いていそう」が読み終わった最初の感想。
興味深い舞台設定とコミカルな会話劇。殺害シーンはいやにリアルでグロいのが好きなわたしも楽しめた。
一段階目の伏線回収(殺人犯に恨みを抱かれる原因)は薄過ぎて「こんなんで終わりかよ」と思ったら、そこからもう一段殺人犯の異常性に踏み込んでいたのは良かった。
ミステリーとしてはドキドキハラハラする感じはあまりなく、ほのぼのとした空気感が新鮮だったので好みは分かれるはず。わたしは嫌いではなかった。
箸休めにちょうど良い文章量とストーリーだった。

死んだらこんな世界で過ごす時間があるのも楽しそう。

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2023年10月23日

Posted by ブクログ

全員もう死んでいるクローズドサークル - 五条紀夫「クローズドサスペンスヘブン」★★★☆☆
これは斬新。雪山山荘とか絶海の孤島とかでおなじみのクローズドサークル。最近では、洞穴とかゾンビとかなかなか斬新な設定が界隈を盛り上げました!そして今回は大雨の別荘。。ありきたりだ、でも登場人物は全員死んでる!!新しすぎる! これ以上は書けないので全員もう死んでるクローズドサークルをお楽しみください。
動機が1ミリも肩入れできないくらいクソなので、そこだけ修正して、後半をCGを駆使してわかりやすくすれば映像化もいけるな!
新しすぎるクローズドサークルとしては評価できるけど、私には新しすぎたわ

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2023年10月27日

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