【感想・ネタバレ】神無島のウラのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年04月07日

悲しいニュースが無くならないけど、子供たちは必死で生きている。大人は、大人であることに対し、気持ちがいっぱいになって、どうすることもできず、責任を放棄してしまう。そのほうが楽だから。
でも、後悔に苛まれ、前へ進めない。
最後に前へ進むことを決めた、大人と子供に幸あることを祈ります

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Posted by ブクログ 2023年11月28日

ウラはどこにでもいない
だから子が親を捨てる道もあっていい
子供の虐待があまりに日常になってしまっている今、大人が真剣に取り組まないといけない問題

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Posted by ブクログ 2023年08月27日

故郷の島に12年ぶりに帰ってきた男性教師と、島で生活する子どもたちとの交流を描いた作品。深津が幼い頃に受けた傷と現代を生きる子どもたちが抱える傷それぞれに向き合っていく一生懸命さがよかったです。

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Posted by ブクログ 2023年05月07日

雨の降る音、風の靡く音、「雨が喚く」「土が雄叫る」に方言が混ざる導入部分から島で起こりうることが、容易ではないだろうと想像させる。

槙屋深津は、12歳で母と島を離れ19歳で母がいなくなってから大学を出て教師になり、20年ぶりに故郷の島の臨時教諭として帰る。

小中12人の子どもと接するうちに蘇って...続きを読むくる自分の子ども時代の怖い記憶。
それは、母に捨てられ祖父に虐待を受けて弟と共に転入してきた莉里のことを見ているうちに湧き上がってくるものだった。

教師として、子どもに不安や恐怖を感じさせてはならないという思いは、自分の過去を冷静に振り返ることにも繋がってくる。

過去を抱えながらも大人に傷つけられた子どもたちを守ろうとする思いが伝わってくる。

島独特の方言や風習に触れると故郷を思い出してしまった。
すっかり離れて久しいが、家族とは何かを改めて考えさせられた。




こどもの日、みんなはどんなふうに過ごしたのだろうか。




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Posted by ブクログ 2023年05月06日

自分の生まれた島に教師として戻ってきた主人公。なぜ戻ってきたのか?なぜ島を去らなければいけなかったのか?ミステリーの要素が強いので一気読み。
現場の教師たちの声がリアルで、あさのあつこさんらしいと思った。子どもがどう育つかというのは、周囲の大人次第だと痛感させられる小説だった。

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Posted by ブクログ 2023年04月20日

都会でも島でも、
子供たちの抱える闇はあり、
そうした子供たちを守ろうと奮闘する教師がいる。

時には間違えることも嘘をつくこともあるけど、
ここぞという時に手を離さない。
そんな教師に私もなりたいもんだ。

方言がいいアクセントになってる。
ゴールデンカムイ読んでたから、
馴染みのある言葉がいっぱ...続きを読むい。

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Posted by ブクログ 2023年11月08日

重い!重いけど鹿児島弁がいい。
濃厚濃縮で重いけどあさのあつこ的な容赦ない現実を見ろな。久々に厳しめでした。子供が辛いのは本当にやきもきする

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Posted by ブクログ 2023年09月24日

最近は山村留学や島留学が増えていると聞くけど、何かトラブルを抱えている子達のシェルターのような役割もあるのだろうか。
作中では虐待を受けていた子どもも受け入れていて、先生が通常の授業+心のケアも担っているのだけど、現実的にはかなり大変だろうなと思った。
島ののんびりとした暮らしをイメージして読み始め...続きを読むたけど、虐待の陰がずっとちらつく重たいテーマの物語。
神様のウラがもっと登場して、子ども達を助けてくれたらいいのにと思った。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年07月18日

親から虐待を受けた子供が、子供を守ってくれる神様がいると言われる自然豊かな島で優しい教師や島民に見守られながら、トラウマを克服しようとする話

・・・割とありがち

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Posted by ブクログ 2023年06月12日

神無島の神様ウラは子どもを守る神。12歳の時に母と島を出た深津は20年ぶりに島へ帰ってくる。小学校中学校と合わせても10人ほどの生徒に教師として新しい生活が始まる。問題を抱える子供たちを見守りながら、自分の20年前の出来事にも改めて立ち向かう。島の人々の優しさと島を被う存在ウラの力で守られた温かい物...続きを読む語。

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Posted by ブクログ 2023年06月06日

奄美大島に近い小さな島の小中学校は、島外からの小中学生も受け入れている。不登校だったり、家庭の事情で親の元で暮らせない子どもたちが島民の家庭にホームステイしている。そんな学校に島出身の深津が教師として戻ってきた。小中学校合わせて10人ほどの学校、家庭に事情があるのは留学生だけではなく、深津自身にも、...続きを読む深津の同級生だった紗友里にもあった。島の神様ウラは子どもを守る神様だという。ウラは、本当に子どもたちを守ってくれるのか?

DVや育児放棄をテーマにしていて、なかなか重い。教師が、大人が、傷ついた子どもにできることは何か。考えさせられる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年04月11日

子どもの成長と教師の再生を描く離島小説。……うん、確かに。でも感動の押し売りのような宣伝文句はいらないな。

父親亡き後、母と共に離れた島に、戻るなと言われていたにもかかわらず、教師として戻ってきた深津(ミツ)。子どもの減少に伴い、島外からも生徒を受け入れている。深津は、さまざまな事情がある子どもた...続きを読むちと向きあうなか、自分の過去を直視せざるを得なくなる。

離島とか、子どもを守る神さまとか、曰くありげな過去とか…… ファンタジーもホラーもミステリも書く著者だけに、方向性が読めず、もやもやと読み進め…… →冒頭の感想へ。

子どもが子どもらしく成長するために、闘おうとする大人たちの話だった。

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