【感想・ネタバレ】探偵はバーにいるのレビュー

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Posted by ブクログ

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映画版未見。原作も初めて読んだが、この原作の第1作は映画版の3で設定が部分的に使われているのみで、映画版になってる3本は原作の2と5とオリジナルらしい。まぎらわしい。
とにかく、品のないものも含めてワードセンスや細かな描写がおもしろかっこよく(おもしろかっこいいとしか言いようがない。この言葉を生んだ魔神英雄伝ワタルのスタッフは偉大だ)、何度も賛嘆した。特にマスターの癖の描写なんかは天才的ではないか。飛行機が空中分解しても納得して瞬きしながら落ちていくだろうというところは爆笑した。全作読みたい。

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2020年10月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タフでなければ生きていけない。優しくなれなくては生きている資格がない。

という、フィリップ・マーロウの名台詞を地でいくような主人公「俺」がなんともカッコ良い、いわゆるハードボイルド小説?のジャンルで括っていいんでしょうなあ、という内容でした。

主人公は基本的にタフガイである。色々とボヤきつつも、結局は面倒見が良くて、ちゃんと優しい。事実を知ることはどうしても切ないが、泣き言はいわず、グッとこらえて心に秘める。うーむ、ええ男の条件ですなあ。自分は、こうはなれねえだろうなあ、と知っている分、余計にあこがれてしまうのですよね。

あと、とにかく主人公「俺」が、アルコール飲みまくり。四六時中飲んでるやん。どんだけお酒強いねん、、、というツッコミどころが個人的ツボでした。いきつけの喫茶店で、朝食のサンドイッチを食べながらでもウイスキーのストレート飲んじゃうような豪快さ。凄いぜ。こんなに飲めたら、羨ましいよなあ、、、

映画のほうはまだ観てないのですが、間違いなく好きになるだろうなあ~そっちも、という雰囲気はビシバシ感じております。早く観たいものです。あと、作者の東さんの実体験が、どれだけこの作中に反映されてるんだろうなあ?ってところも、やっぱ興味深い。東さん本人も、タフで面白い人なんだろうなあ、と思った次第です。

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2016年03月16日

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2015/10/20
頑なに名前を教えてくれない。
これは映画の後に読んでよかった。
洋ちゃんは当たり役だ。
ぶっちゃけ映画見てなかったら面白かったか疑問。
洋ちゃんのイメージで助けられて探偵が何やっても許せる。
飲みすぎで心配なるけど。洋ちゃんが。
映画の探偵のほうがクリーンだね。
大麻はダメー

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2015年10月20日

Posted by ブクログ

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表紙の絵が借りた本と違うのが残念だ。映画化を記念してシリーズ再読。1作目だというのに桐原との関係とか一切説明なしなんだなぁ。麗子はほんとにむかつく。この作者はこういう馬鹿な人間を書かせると一流だ。北海道にはこういう低能がたくさんいると誤解を与えるのではないか。自分がしていることを売春だと思っていないって馬鹿じゃなかろうか。それを知らずにのうのうと結婚までしてる原田も原田だけど。まぁかまやしないけど。モンローってあとにも出てくるよね、たしか。

2018.1.3
映画化第3弾を見たのでまたシリーズ再読することに。つーか、映画化は2011年なのか。だいぶたったな。3はこれがベースなんだろうと思うけど、全然違う。まぁ原作の方がグロいというか。ほんとハルよりも麗子が嫌いと思える。こんなやつにほだされるなんて、天下のモンローが泣くぞ。まぁハルにつかまってる時点でやっぱモンローにも焼が来てたのか。高田は意外と登場が少なかった。

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2018年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

北海道出張の前後で読んだ。出張中は読めなかったが、帰りの飛行機の中では読んだ。
初めて東直己の作品を読んだが、面白かった。
しかし、文章のタッチは好きではない。解説にあるように「酔うほど」ではないが、もう一冊くらいは読んでみよう。
映画『探偵はBARにいる』の原作は本書ではなく、『バーにかかってきた電話』だそうだから。

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2016年03月07日

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