【感想・ネタバレ】ぼくらはみんなハゲているのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

初の電子書籍。いつまでも若さを守りきることはできない。「老い」を根本的に治療することは不可能。ジョージ・フォアマン・・・「老いは恥ではない。」カツラがばれないようにするには自分が自信を持つこと。電車に乗ったら必ず一人はカツラの人がいる。醜形恐怖症・・・自分の特定の身体的特徴を醜いと思い悩む精神病理。ハゲというレッテル。ハゲの敵は「ハゲが格好悪いと思われてる」と思ってる自分。特許・・・発明者の知的財産を守るもので効果を保証するものではない。人は一度信じた相手を信じぬくよりも信じたその間違いを認め疑うことの方が苦しい。毛髪事業者への苦情や問題は公にほとんどでてこない。本書より・・・ハゲとは完璧でない誰かを許し、完璧でない自分を許すための試練なのではないか?障害者が苦労するのは障害を持って生まれたからではなく、その身体的障害を障害たらしめる社会があるからこそ。

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2011年08月28日

Posted by ブクログ

題名からしたらふざけた本なのかと思っていたけれど、
ハゲを真剣に考える人達の話、
そして有名毛髪系会社のあの無料体験、料金が疑似体験できる内容。
ブラックボックス化されたこの世界をいろいろと暴露し、
ハゲという病を持ってしまったがためのそれぞれの人生。
予備軍であってもそうでなくても読む価値がある本です。
予備軍ではないけれど、もし予備軍になってしまったら・・・
と自分の人生までも改めて考えてしまった・・・
すばらしい文章力です。

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2011年08月14日

Posted by ブクログ

フジテレビのディレクターの書いた本。
ハゲは、ホントによくないことなのか??

コンプレックスと闘う男たちのドラマを描いています。

どんな対策をしても
ハゲていってしまうこの世の中。。

自分のハゲを認めたり、認めなかったり、
薄毛コンプレックスの行く末は果たしてどうなってしまうのでしょうか。。。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

「ぼくらはみんなハゲている」って題名からして面白そうと思い手に取ったが、面白おかしくではなく(面白いけど)真面目にハゲについて悩みや人生を語る本。
本当のハゲの方が読むと、ためになる内容が多いです。
ハゲの歴史から、世の増毛だの育毛だのを謳っている実在の会社名も出して、そこでの金額や利用者としての体験談も盛り込まれている。
ハゲてない私には無駄知識だけれども、切実な人にはオススメできる。

ただ、文字を読めるようになったばかりのうちの5歳児が「♪ぼくらはみんなハゲている~」と歌うようになってしまい、デリケートな問題なので、どうやって制御しようか悩んでいる。
9歳長女にハゲの数え歌「一つ人よりハゲがある~」を教えたら、学校で歌って先生に怒られたらしい。
もちろん、誰のコンプレックスも「たかが」で済ませてはいけないけど、腫れものに触るように接するのが正解とも言えない。難しい。

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2015年05月27日

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