【感想・ネタバレ】真夜中に降る光のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前回の夜中には好きと言ってのスピンオフ。
前作で人間としてもの凄く厭な奴だった『金崎』が主人公です。
こいつが真っ当な人間と出会って変わっていくというなんともあり得ないだろう……というストーリー。
こんな人として最悪の男が、ちょっといい男と出会ったからって
そう簡単に改心して更正できるかっての、と思ってたら
できちゃうんですから凄いです。
しかもね、ツンデレ。ものすごいツンデレ。
あー、あの誰も寄せ付けないような悪さは、全部虚勢だったのね、
と分かると、ちょっと可愛いなコイツ、とか思ってしまう不思議。

はじめは懐かない野良猫みたいな金崎が、どんどん攻の術中に
嵌っていくさまは見ていて清々しい。そして胸がきゅんとなる。

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2012年05月01日

Posted by ブクログ

前作リンクもの「夜明けには好きだと言って」で嫌な奴だった金崎くんが主人公でございます。しかも、彼が受キャラなのです。ふと気になることが一つ。金崎君、君は一体いくつボディピアスをつけていたの?

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2010年09月23日

Posted by ブクログ

「夜明けには…」のスピンオフ。あの嫌なやつの新二が主人公とあってちょっと不安がありましたが、それはすぐ杞憂に。嫌なやつである新二が、恋に揺れ懊悩し自暴自棄になっていく姿が丁寧に書かれていて、自然と引き込まれてしまいました。新二、嫌なやつなのにどこか哀れで幸せになってと思わずにはいられないキャラでした。そんな新二を愛しながら傷を癒していく津久井がまた、いい男なのに普通っぽくて良かったなー。
萌えではないけど文章にところどころ読み手をぐっとさせるフレーズがあって、砂原さんは本当に上手い。それに加えて秀逸な人物描写に唸りながら、話を夢中で追っていました。
前作キャラとのからみも、今作の世界観を壊さず抑えた使い方で物足りないながらも好感触。
良いお話を読んだなーと満足です。

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2015年12月26日

Posted by ブクログ

案外良かった。前の「夜明けには好きと言って」だと悪役wだった金崎がメインて、ええ!大丈夫か!と思ったけどwww 前と同じく泥臭い感情が良い。ピアスの描写が程よくエロいのも美味しいw 白坂とは仲良くしたかったのにツレナクサレテw ムカついてただけかいっていう単純なのに、手負いの猫みたいなw 天邪鬼にどんどんハマってそうしないと強くいられない痛々しさが、津久井にグラリと崩される過程とか、バランス良くて。ガツガツ読んでしまってたw

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2011年12月24日

Posted by ブクログ

【あらすじ】
喧嘩したホストの金崎新二を介抱してくれた津久井康文は、穏やかな男だった。ゲイだと聞き、なぜか強引に新二は津久井とセックスをした。「金のためだ」と金を貰いながらも、すっきりはしない。体の関係を重ねながら、時々痛いものを見るような眼差しで、津久井は新二を見つめる。津久井への、胸の苦しくなるこの感情は一体何なのか…?苛立つ新二は。

【感想】
作家買い

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2010年01月08日

Posted by ブクログ

前作の彼が主人公になるとは…!しかも受……!!
悪ーい感じのキャラだったのに、こんなことになるんだなぁ。愛の力は偉大だわー(ぇ)

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ひねたホストと真面目な男の恋物語。
「夜明けには好きだと言って」に出てきた
憎まれ役ホストのお話です。
こうやって彼が主人公になるとまた
愛着がわくキャラクターで、人を警戒する
野良猫のような印象。
暖かいぬくもりに飢えて、臆病になっている
ホストが、何度もつまづきながらも愛に
手を伸ばす勇気をだせるようになる
過程で泣けました。

キリンさんようだと称される包容力を持つ
普通の人間の攻めがいいですね…


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2009年10月04日

Posted by ブクログ

『夜明けには好きと言って』のスピンオフ。

攻め:津久井康文
受け:金崎新二


ホストの新二は育った環境のせいでひねくれた性格になったと思っている。
ズル賢く悪どいことをして生きていってもいいと思っている。
ある寒い冬の朝、人から絡まれた後に手を差しのべてきて自宅まで連れ帰り介抱してくれた津久井の優しさを偽善だと思い、感謝するどころか陥れようとする。


半分くらい読んでも新二には共感出来なかった。荒みすぎ。
そしてあまりにも自分を抑えている津久井にも共感出来なかった。
でも最後の最後にやっと新二が素直な感じになってくれてホッとした。

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2011年08月31日

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