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神様と人間、そして中間の存在である箜(くう)が共に暮らす架空の神話を元にした短編集。
CLAMPさんの表紙絵に惹かれて手に取ってみました。
恋をしたり、人に情を寄せたり、予想外の出来事に焦ったりする神様たちはとても人間臭くて身近な存在に思えた。
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ギリシャ神話モチーフ。
オムニバス形式。
人も神も箜も皆、すべての生き物は過ちを犯し、
成長していくものなんだと感じた。
一つ一つの物語がとても素敵で、
文庫本を買おうかな。
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古代の神と人、そして“クウ”の物語。
神話風のファンタジーなんだけど“クウ”という神と人の間の存在があるのが面白い。
グドミアノとフイモットのやりとりが好き。
なんとなく〈盗神伝〉シリーズに似てる。
ギリシャ神話がベースっていうのと、ジェンとリュイが似てるからかな。
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ドラマCDがでると聞いて。全編どれも印象的でした。
それぞれ別々の内容ですが、少しずつリンクしていておもしろかったです。個人的には盗賊たちの晩餐、テレペウトの剣が特に惹かれるお話でした。切なげですが、温かいお話です。
登場する神さまも人間も可愛らしくて、1作で終わってしまうのが勿体ないくらいだと思いました。
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独特の世界観がたまらなく好きです。
『神』と『人』が共存した世界。かつてこの世に存在したかもしれない世界。
短編集の固まりみたいな話でしたが、とっても楽しく読めました。
個人的にはグドミアノの話が好きです。
死神さん……。ちょっとかわいい性格してますよね。
ちょっと和みたいときに読むといいかも。
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ドラマCDを注文したので、予習も兼ねて読みました。
神様が人間くさいところがいいです。
わたしは『盗賊たちの晩餐』と『終わりの始まり』が好きです。
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あさのあつこさんには珍しい?ファンタジー。
ある研究者が、膨大な量の羊皮紙に記された太古の記録を発見する。
それは今まで誰にも発見されずにきた、新たな物だった。
そこには神と、人間と、その間の存在であるクウが共存していたころの
出来事が詳細に記されていた。
全てをつかさどる大神の子であり、自身もクウでありながら、人間の友人達との交流を何より楽しみとして、むしろ人間でありたいと願っているリュイ。死と嘆きをつかさどる美男の神ドグミアノ。神でありながら情の深いフィモット。彼らを中心とした様々な出来事の記録の物語だ。
昔から八百万の神、という発想のある日本ならば、こんな時代が本当に
あったとしても、何の不思議もないような気がした。
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ジャケ読み(CLAMPの表紙につられた) 内容薄っ!軽く読見たい用。面白くなくはないけど、もっと深く出来たんじゃなかろうか?人間と神と中間「くう」のお話。人間くさい神様の苦悩とか。人間の愚かさとか。逸話風に。漫画「オリンポス」のが内容的に深いかもしれない。
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神様だからと言って違う存在、っていうわけでもなくて…
かといって、人間かといわれると違うというキャラクター達が出てきます
一話一話が心に響いてきました
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あさのあつこさんの少年少女向け作品。
CLAMPの表紙にも惹かれて手に取ってみました。
神話の世界というところで、可もなく不可もなく、心からざわつく感じはなかったなぁ
2022.11.12
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あさのあつこが描く架空神話。
結構普通だった。
そして、なんだか世界観や人物にブレがある。
神話だからこんなものなのか?と思いながらも、ちょっと期待はずれ。
CLAMPの描く神々のイラストが懐かしい。
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著者初の神話モチーフのファンタジー小説。神様たちの織りなす6編の話と書下ろしを収録。「友情」「恋愛」「戦争」「世界の危機」とシリアス&ユーモラスに楽しめます。
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神と人、そして神と人の間の存在がともに在る世界の話。短編でさらりと読めるけど物足りなさを感じたので、この世界観をもっと深めた長編を読んでみたい。
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【収録作品】神々のための序説/リュイとシムチャッカの話/グドミアノと土蛙の話/カスファィニアの笛/盗賊たちの晩餐/テレペウトの剣/終わりと始まり/神のための終章
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こんな伝承が、どこかで語り継がれていると
いいな。
パルテノン神殿の縁石に腰かけて
ギリシャの街並みとエーゲ海を
目の端に入れつつ空想したいような
世界だった。
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あさのあつこさんのオリジナルの無国籍な感じの神話の短編集です。一話一話は、神話的な美しさ残酷さが入り混じり雰囲気がありました。
序章と終章は書き下ろしですが、一冊の本にまとめるにあたって無理やり付け加えた感じ。
学研だし児童書のコーナーにあったのに、表紙絵がCLAMPで不思議に思ったのですが、掲載はアニメディアだったんですね。納得。
残念なことに、挿絵は一切ありませんでした^^;
CALMPの絵が楽しみだったので残念。
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あさのあつこの本、初見。あえて野球以外から読んでみた。人間の心のえぐるところわかってるなぁって感じ。短編で読みやすい。でもSFならもうちょい飛んでも楽しかったかも。
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【ひとこと感想MEMO】
どこかで読んだことがあるような焼きまわしのような印象をぬぐえないような本で少しガッカリした。
ただ。
ときに紫紺。ときに漆黒。ときに群青に煌めく、熟れた葡萄の色をした瞳を持ち、冷酷・残酷とも思えるような言動をする、死を司る神グドミアノは素敵。
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「愚かだから人間なんだろう」
典型的な神話モチーフの物語。
神様と人間の温かいようでシュールな関係。
さらっと読めて面白いんだけど、プロローグが最後に生かせてなかった感があって、最初との関連性がいまいち・・
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大好きなCLAMPさんの素敵な表紙に惹かれて読んでみました。
神様と人間が共存する世界の、神と人間が織り成す物語が6つ。
唯一神とかではなくて、太陽の神、月の神、風の神、沼の神、戦の神、音楽の神…など、いろんな神が登場します。もちろんそれらの全てを統べる大神もいます。
どの神もすごく人間的で、魅力的なキャラクターたちです。
ただ、CLAMPさんの表紙があるために数人はイメージが限定されてしまってちょっともったいないかなぁという気もしなくもない。
でもCLAMPさんがイラストを描くのにはぴったりの作品だったと思いました。本当にぴったり!
是非CLAMPさんに漫画化してほしいくらいです。
死の神グドミアノが好きです。なんだかんだ言って優しいから。
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あさのあつことCLAMPのコラボとゆーことで、大変楽しみにしていた一冊。
人とクウと神が共存していた時代の物語。
ちょっとアイヌ民話っぽい?
内容としては、
女性考古学者が、遥かな過去の記録を発掘した「神々のための序説」
自分に捧げられる細工物を作る若者。彼に恋をした雨の女神の悲劇「リュイとシムチャッカの話」
死すべき運命の少女を救った醜い蛙神フイモットと、美しき死の神グドミアノの奇妙な友情「グドミアノと土蛙の話」
戦に生きた常勝将軍が落ちた初めての恋。目がくらんだ将軍は、力に任せて音楽の神・ラマリリアの笛を奪おうとするが「カスフィニアの笛」
やり手の盗賊一味の3人。風の神のサンダルを奪って仲間を救出しようと、彼らは不思議な少女・ピチュを仲間に引き入れる「盗賊たちの晩餐」
優しかった武人のおじが謀反を起こした。国を追われた皇子・ラジャは、グドミアノから戦女神・テレペウトの過ちを聞き・・・「テレペウトの剣」
世界が急に変貌を来し、人々は戸惑い、神も自分の力を失ってしまった。大神クォリクルミテの身に何かが起こったのか・・・?「終わりと始まり」
そしてクウだったリュイは、人として記録者となる・・・「神のための終章」
という序章&短編6編&終章、という形。
ジュブナイルものっぽかったけど、面白かったー。
風の神のお話がさわやかで好き!
6編目はちょっと「?」ってトコもあったけど、どこか人間くさい神様たち。全体的に好みのお話ばかりでした♪
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表紙に惹かれて読みました。
途中であさのあつこさんだと気づきびっくり。
さらっと読める一冊でした。
何かモチーフがあるのかと思いましたが、完全創作だったんですね。
それぞれよくまとまっていたと思いますがちょっとありがちだったかも。
あと結局ウエシマ博士は何だったんだろう?
そこがどうも納得いかない。
でもグドミアノがいいキャラで好きになりました。
あとフィの男前ぶりもよかった(笑)
Posted by ブクログ
うーん、期待が大きすぎたかな?オリジナルファンタジーな神話の世界ということで題材は面白いんだけど、児童向けにしてももう少しレベル高いかと思いました。バッテリーなど読んだことはないのですが、これを読んだ後ではあまり読んでみたいと思えませんでした。でも世界観は好きなので甘くして星3つ。