【感想・ネタバレ】ソクラテスの思い出のレビュー

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Posted by ブクログ

人生訓としてだけではなく、規範的な国家統治・リーダーシップ論として勉強になる。時代が進んでも、人間のあるべき姿の本質は変わっていないということを思い知らされた。

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2023年01月19日

Posted by ブクログ

 本書オビに“プラトン対話篇とは一味違う”とあるように、確かに、本書を読んで抱いたソクラテス像は、プラトンを読んでのソクラテスの印象とは随分違ったものだった。
 プラトン対話篇に登場するソクラテスは、正に、智を愛し、真理を探究する哲学者であるが、本書のソクラテスは、生き方を教える人というイメージが強い。

 著作を残さなかったソクラテスの思想や人物像を、彼について語った証言、文章から再構成することはできるのか、それを「ソクラテス問題」というらしいが(本書解説で知った)、一般読者としては、プラトンやクセノフォンが師ソクラテスを、どのように見、著作に表したのかを楽しみながら読めば良いのではないだろうか。

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2023年01月18日

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