【感想・ネタバレ】知っておきたい地球科学 ビッグバンから大地変動までのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年10月11日

地球科学の事象を理解するためには、「過去は未来を解く鍵」ということと「長尺の目」を持つことが大切だとわかりました。
過去に起きた現象を調べるとたくさんの有益な情報が得られ、現在の状態を正しく理解できて、未来を予測することが可能になります。
長尺の目というのは、地球科学の分析対象の事象は百年、千年、万...続きを読む年、百年万年単位で起きる事象もあるので、日常生活の時間の感覚とは違う視点が求められるということです。
この本の中でいちばん心に残ったのは、2030年代には南海トラフ地震が必ず起きると断言されていることです。
今から、備えをしていないといけないと思いました。

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Posted by ブクログ 2023年07月07日

地球、環境、気象、資源、エネルギー、地震、津波、噴火について具体的な事例をベースに丁寧が解説が展開されている好著だ.温暖化現象の捉え方で、長い時間を踏まえた考察が重要だとの指摘は素晴らしいと感じた.レアメタルに関する考察も面白く、埋蔵量の算出のカラクリが理解できた.地震については南海トラフ巨大地震が...続きを読む2035±5年で発生するとの指摘は重要だと思う.盛り沢山の内容であり、身近に置いて随時目を通すべきだ.

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Posted by ブクログ 2023年01月12日

雑誌プレジデントに掲載された記事を集めて本にしたものである。そのために児童生徒向けではなく一般サラリーマン向けである。しかし優しく書かれているので、地学を履修しなかった高校生も大学生もビジネスマンも同じ知識で学習できると思われる。わかりやすい地学の教科書と考えていい。

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Posted by ブクログ 2023年01月05日

地球長い歴史、偶然とは思えない不思議な現象を改めて感じることができた。この時代に生を受けたことは偶然でも必然でもあり、感謝の念が沸いた。

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Posted by ブクログ 2022年12月09日

岩波新書には、社会科学分野のほうではニュートラルな立ち位置とは言いがたいものが時々あるが、科学分野(原子力関連を除く)は、そのまま大学1,2年のテキストとして使えそうな良い本が多そうだ。この鎌田せんせいの「地学」も、この分野の「教養」に値する絶妙な広さと深さで、880円という価格にまとめている。
...続きを読むだし、火山と災害という部分のフォーカスは、やや深い。

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Posted by ブクログ 2023年03月18日

地球科学の基礎から最新の話題まで短い文章で的確にまとまっており、この一冊で自然関係の話題には十分です。長尺の目の考え方や自然を畏怖する気持ちに気付かされます。
今は地学を高校で学ぶ生徒は1割以下とのこと。著者か嘆く理由もわかります。地震国火山国の日本で信じがたいですね。
それでいてやれ温暖化だ、防災...続きを読むだなどと片腹痛いも甚だしい限り。高校での地学教育の復権を期待したいですね。
この本を手にとって地球科学の素晴らしさにはまってほしいものです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年03月11日

地球の現象は構成要素を足し合わせれば理解できるものではない。マクロで見る目が必要。デカルトの近代科学の基礎(要素還元主義)とは異なる。
宇宙のダークマターは23%の質量をもっている。実際に見える者は4%、残りの73%はダークエネルギーではないか。

いて座スターAに太陽の400万倍のブラックホールが...続きを読むある。銀河の中心。
太陽の10倍以上の星は、超新星爆発のあと中性子性になる。30倍以上の星はブラックホールになる。太陽は白色矮星となって寿命を終える。

太陽の重力を受けるのは、1万天文単位。地球から太陽までの距離が1天文単位=AU。海王星までは30AU。
地球型惑星と木星型惑星。
公転と時点は同じ向き。
冥王星は準惑星になった。数多くの準惑星がある。
月は、地球に見せる側には重い物質があるため、引力にひかれて地球に向いている。
p24

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Posted by ブクログ 2023年02月07日

高校で地学を選択しなかったので、地学の学び直しにぴったりな一冊でした。

〈目次〉
第1章 地球・生命
第2章 環境・気象
第3章 資源・エネルギー
第4章 地震・津波、噴火

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