【感想・ネタバレ】大江戸少女カゲキ団のレビュー

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Posted by ブクログ

中島文枝はごはんやお菓子、中島要は着物や踊りでしょうか。「着物始末暦シリーズ」の中島要さん、新しいシリーズのスタートです。「大江戸少女カゲキ団(一)」、2019.10発行。茶屋・まめやの手伝いをしている芹15歳とお金持ちの娘、同じく15歳の才、紅、仁の3人。この娘4人と踊りの師匠花円の物語。シリーズの始まりで登場人物の紹介・説明のせいか、ややだらだらの感がしますが、これからに大いに期待したいと思います。

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2019年11月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「無茶を承知で言いますが、中島先生、1、2巻同時刊行お願いします!」と言いたくなるくらい次が読みたくなった!
飛鳥山に通う娘たちと同じ気持ちかもしれない。笑
自分の境遇に不満を持つ娘たちが、「おっかさん」になる前に自分たちのやりたいことをやっちゃおう!でも親には絶対にバレないよう、こっそりやらなきゃ!なんて、気持ちは現代と変わりない。
でもそれが男のふりをした芝居だっていうのがカッコイイ!!お江戸版宝塚…!!想像したらすごくウキウキする…!!
このシリーズは絶対2巻目以降、もーっと面白くなる!!少女花化伎団の今後に期待大!!

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2019年10月16日

Posted by ブクログ

着物始末暦の中島要の作品
身分を隠した大店のご隠居、こまっしゃくれた小僧、茶屋のお手伝いの娘、登場人物だけ見れば落語の舞台のようだが、茶屋の娘お芹には人に言えない悩みがあった。出だしはいつもの中島要節。若干テンプレ化している気はするが、さすがは江戸を舞台としたライトノベルの旗手だ。
ところが登場人物がほぼ女性だけになる後半は、なんだかわちゃわちゃしてきた。この先の展開はいかに?って、結局次の巻が気になる第一巻でした。

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2023年06月02日

Posted by ブクログ

『着物始末暦シリーズ』の中島要の新作。
貧しく叔母の経営する茶屋で働く芹。
父親は元芝居役者だったが、家を出て時折金の無心に来るぐらい。子供の頃からの貧乏暮らし。

元役者の父親に幼い頃から芝居の稽古を受けて、女だてらに芝居付き。女は役者になれないことで諦めた。

花円という踊りの師匠のうちを覗き見て、見聞きしたことで思い出し踊るのが唯一の楽しみ。

そんな折、発表会の稽古をする才、紅、仁。
大店で金の苦労はしたことがない3人だが、その反面そんな店の娘であるプレッシャーは相当なものらしい。

仁という脚本も書いて、興行主になりたい夢を持つ少女が、嫁入り前に世間を驚かせてやろうと、芹を勧誘。

桜見物の飛鳥山でのデビュー!!

少女たちの青春奮闘記の第一幕である。

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2020年07月15日

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