【感想・ネタバレ】一瞬の風になれ 第三部 ドンのレビュー

学生生活の全てを賭けていた。そんなことのひとつふたつ、ありませんでしたか?「最近あの頃みたいに熱くなってないな…」というあなたにぜひオススメしたい一冊です。きっと熱いモノがジワジワくるはず。自分もまた頑張ろうって背中を押してもらえます。
陸上競技に学生生活の全てを賭けて成長していく高校生たちを見ているうちに、思わず「あの頃」の自分を思い出す。信じあえる仲間、気になる異性、天才的な才能を持つライバル、自分の夢、挫折、諦められない情熱。なんだかもう全てがひたすらに青春!です。
学生時代に何かに打ち込んだ経験のある人なら絶対に共感してしまうはず。読後の爽やか感は120%!爽やかすぎて直視できない!

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終わり方、ふたりの勝負の行方が気になるところだけど、、、
恋とか、みっちゃんについてとか気になるところ残ってるけど、それはそれで良いのかな?新二たちの青春はそこで終わりじゃない、続いてるもんね。

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2024年05月19日

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最高でした!
今までスタート前は集中できず、レースも残念に終わることが多かったのに、ちゃんと集中できるようになって、成長が素晴らしかったです。
最後のリレーもドキドキしながら読みました。鳥肌です。

200mの2人の勝負はどうなったんだろう?って思ったけど、きっと楽しんで走ったんでしょうね。
何かに打ち込むってやっぱりいいですねー

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2024年04月22日

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最後まで楽しく読めました。青春小説で素敵でした。リレー面白い競技ですね。スピンオフとかあれば読みたいです。

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2024年03月24日

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小学生のときから何回読んだかわからない
今回も泣きながら笑いながら読んだ3冊だった
.
夢中になることは尊くて美しいなあ

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2024年03月05日

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読みながら、陸上部だった学生の時に見た、オールウェザーのトラックとか、必死に応援したリレーの景色を思い出した。
高校生が部活を頑張るって、良いなーと思う。走っているシーンの描写も、部員達の言葉のやり取りも、どちらも良い。
読みながら、バトン渡ってくれー、と強く思った。

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2024年01月27日

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「かけっこしよう」もうこのセリフだけで泣きそうだ。

母校の陸上部がモデルで遠ざけていた本書...青春を思い出す心の準備と勇気が必要だった。
創立50周年の今年、読むのにちょうど良い機会が到来。

押谷新ニは、兄と同じサッカーをやってきた。
天才的なサッカーセンスの兄に、劣等感を抱き続けてきた新ニ。
家族の希望するサッカー強豪校への進学を敢えて辞め、公立高校へ進学する。
そして、俊足を生かし、幼馴染の連と陸上部へ入部したのだ。
天才的なスプリンター連の走りに憧れ、切磋琢磨していく。

新二の一人称で描かれる文体は、新鮮で高校生男子の軽やかさをよく表している。
とにかくキラキラ眩しい★
友情と若さと青春に溢れて、もう戻れないあの頃の自分に出会えた。
ラストも良かったなぁ〜。みんな大好きだ♡

母校の名前を謝辞で目にし、また胸が熱くなった。感動の青春小説に間違えはなかった!

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2023年12月01日

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どうしてリレーって早く走れるんですかね。
バトンをもらう人の思い、ただただ一瞬でも早くバトンを渡したい思い。
そんな単純な事ではなく、長い時間をかけて一層一層積み上げた筋肉と、何度も失敗して得た技術、そして簡単ではなかったここまでの道。様々な事が合わさって自分のレーンだけ光って見える集中力。
ただ走っているだけなのに、知れば知るほど面白い陸上が描かれている。

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2023年10月22日

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気分爽快!

たかが部活、されど部活。皆でつかみ取ろうとするなかで、いろんなドラマがあり、仲間の大切さを知る。自分の未熟さがもどかしく、友の存在に感謝する。

「光る走路」 くうっーー、カッコよかったねー。
とにかくバトンだけは、、、手汗がハンパなかった。

一生忘れる事はない高校時代に、タイムスリップさせてくれた素敵な一冊でした。

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2023年06月05日

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自分の中の奥底ーーにあって見えなくなっていた熱いものが何度も湧いてくる感覚!
文章を読んでそれが湧いてくるたびに涙も込み上げてくる
そしてわたしはやっぱり繋ぐ系に弱い

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2023年05月27日

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3部作完結編「ドン」。他の本と併読しながら、約10日で3部作を読み終えました。読む前は長いと思ったけれどあっという間に読み終えて、なんだか寂しい。
一緒に走っている気分になったり、新二や他のメンバーの成長を感じる度に親のようにしみじみしたり…
チームメイトやライバルたちとの関係やそれぞれのキャラクターもとても良い!ネギがめっちゃ良いやつ。

ラストはこれからの希望を残したまま終わるのも良い。インターハイや谷口との恋、健ちゃんの復帰などなど気になる部分は多いけど、彼らの未来を想像するのも楽しい。

爽やかで熱くて、素敵な青春小説でした!
レースシーンは毎回ホロリとしちゃいました。(特に4継)私もこんなに速く走ってみたい!

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2023年05月18日

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読みながら一緒に走っているような気持ちになれます。情景はもちろん、感情も追体験しているよう。ラストは涙でした!

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2023年05月17日

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文章で短距離走を読むのっておもしろい。
読むペースやイメージできる鮮明さとか、その時のコンディションで違う。
コレって走るコトとある意味で似てるなあ。

初読21/5

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2023年05月10日

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高校三年間の陸上部、3部作の完結編。


主人公視点で書かれてるので、試合に向けての高め方、練習、部内のゴタゴタ、ちょっとした色恋沙汰、試合中の緊張感等々を一緒に体験しているようで、レース結果には思わず泣いてしまった。

「一本、一本、走るだけだ。思いきり走るだけだ。」の言葉が凄く好き。

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2023年04月21日

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どストレートの青春小説でした。
語りが主人公の本人口調なので、感情移入しながら読み進めることが出来たので、私も部活の一員になっているかのようでした。
主人公は短距離でしたが、長距離やフィールド選手、サポートメンバーにもそれぞれのドラマがあり、こんな高校陸上部に入って走りたくなりました。

素敵な小説に出会えて幸せでした。

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2023年04月19日

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ネタバレ

感動する最後だった。ただ本当に感動して、幸せ。連と新二はこれからも競い合っていくのかなぁ、と考えたり、守屋さんは医大に合格できるといいな、と考えたりした。
最初は、三巻もあるらしいけど、そんなに長く何を語るのかな、と不思議なぐらいだったけれど、もう本当に納得だ。三年間、悩みや葛藤がありながらも、プレーを続けてきた仲間たちと最後、素晴らしい結果を残せて、努力が実るとはこのことだな、と実感した。
鷲谷が負けたのは、高梨の調子が悪かったこともあるけれど、そこまで春高が追いついたんだとも思う。最後のお母さんも本当に最高。最初は兄贔屓で嫌なお母さんとも思ってしまっていたが、本当に最高。幸せ。素晴らしい!
興味を持った方には、1巻から3巻を読んでほしいです。きっと素晴らしい、と涙が出ると思います。

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2023年04月12日

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とっても良かった。メタバース空間でスプリンターになった高校3年間を過ごすことができた。オリンピックのリレーとか緊張するんやろな。

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2023年03月21日

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最後最終学年。読み終わりました。
3作品とも、とても素晴らしい作品でした。

兄の怪我から得たもの。学年が上がるごとに成長する姿。心身ともに、これほどまで成長するのかと感動しました。
県大会のマイルの決勝、泣けてきました。南関東の100と4継の決勝では鳥肌が立ちました。
自分が走っているような錯覚になりましたね。その競技場にいるような感覚に。
新二の座右の銘として「一つひとつ」というのがありました。いいですね。
私も「一つひとつ」頑張っていこうと思います。

今度は、駅伝物語の額賀澪さんの書いた「タスキメシ」に挑戦したいです。高校時代の作品、大学時代の作品、そして社会人と3冊が出てるようです。
楽しみです♪

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2023年03月08日

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ネタバレ

春野台高校一年 陸上部 神谷信ニ
と幼馴染の天才スプリンターの蓮。

ざっくりいうと、切磋琢磨しながら、トップを陸上リレーで高みを目指すストーリーです。

しかし〜、青春にはその過程に、
様々なあついドラマがあるんです!

めちゃくちゃ良かった!最高!
いつか読みたいと思っていて,ようやく手に取れました。
思い出すだけで,ウルウル涙腺が緩みます。

イチニツイテ
ヨウイ
ドン

この言葉。緊張感を感じるし,張り詰めた空気感、汗,努力,自分を最大限に出す瞬間なんです!


蓮の様に走りたいと憧れる信二は、がむしゃらに練習。それなのに、真剣に取り組まない蓮。
2人の上手くいかない関係。
厳しくも優しい先輩の存在!ここ、最高でした!
信二の心の描写が秀逸。手に取るように一緒になって、応援してしまうんです。

最高の走りをしよう!
恋愛あり、友情あり、バカ騒ぎして、エロい話しをして、息抜きして、彼女欲しい〜ってみんなで言って、
過酷な練習にみんなで耐えて、
同じ目標に向かって、前をみてひたすら走る、みんなは、眩しすぎるよ!

そして、最高にカッコいい!
ひたむきに努力する姿や、相手を応援する姿、青春って良いな、若さっていいな。そう感じました。

こんな時間、宝物ですよね。
最後のレース、凄く良かったです!
仲間を信じる、そして、自分を信じる、、あー思い出すと、泣けてきちゃう。

強い絆、それは、初めからあったものではなく、彼らが少しずつ成長する過程で揉まれながらも、築きあげたもの。

久々に良い青春小説を読みました♪

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2023年02月19日

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部活をやってた人間なら絶対共感できるポイントがたくさんあって、学生時代を思い出す青春スポーツ小説。まさに青春ど真ん中!な話。主人公が努力家で好感がもてるし、他のみんなも全員好き!読んでてうるっとくる場面がたくさんある。劇的な場面でなくても、ただのモノローグだけでも。私は主人公の口語体は読みやすかった。陸上についてはミリしらでしたが、サクサク読めました。

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2023年10月05日

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全3巻の最終巻
1巻の感想で、スポーツ要素が低いと書いてすいませんでした。3巻は怒涛の競技会ラッシュ。少年ジャンプのバトル物読んでる気分でした。3巻単独でも400ページ超えの長編ですがあっという間に読み終わります。

終わり方も少し唐突で、この辺も打ち切りが決まったジャンプのマンガみたいでした。
活もの、群像劇としてはリレーは盛り上がりますし、ハイライトとして異存はないのですが、連との直接対決はどうなったのとか、全国(インハイ)ではどうなのとか、その後兄は?とか、谷口とはキスぐらいしたのとか色々気になることは残されています。
せめてネギと明日香がどうなったかだけ知りたかったですね。

個人的にはみっちゃん(三輪先生)が気に入りました。
スポーツでも音楽でも勉強でも構いませんが、正しく導いてくれる人って重要ですね。

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2024年04月22日

Posted by ブクログ

あっという間に三部作を読み終えてしまいました。
語り口調も青春小説らしく、好みでした。

全力を出し続け、真摯に陸上に向き合うその姿に私も頑張らなくてはと勇気付けられました。

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2024年01月12日

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全巻通して
トラックに立つ選手の緊張感がひしひしと伝わってくる。号砲と共に走り出す選手が目に浮かぶ。誰が一位になるのか知りたい、けどまだ彼らの走りを見ていたい。臨場感たっぷりで物語にどっぷり浸かれます。
青春を思い出したい人、やる気スイッチ探している人にオススメです。そして何故か分からないけど、走ってみたい気持ちになるので不思議です。

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2023年12月05日

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シリーズ完結巻。
主人公が速くなってきて迫力がついてきたし、競っている時は面白い。
そしてなんといっても最後の4継。そのシーンは自分もハラハラして本当にリレーを見ているみたいだったし、その後も含めて爽やかさや達成感みたいなものがぐわっと押し寄せてきた。
それから最後の付録も興味をそそられた。

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2023年10月24日

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第三部。

初めて手に取った時は3部は長いなあと思ったけど、気がつけばあっという間の3部でした。陸上ものの小説は風というタイトルが合っている。この作品は後半になればなるほど、風が強くなってくる。
風に同化するような疾走感。

高校生活を思い出してしまうような作品でした。もう10年とか15年したら、今度は親御さんのような気持ちで読めるのかな。

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2023年09月26日

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ネタバレ

神谷新二
二年→三年。春野台高校陸上部。短距離。部長。

神谷健一
新二の兄。ジュビロ磐田に入団。交通事故に遭う。

一ノ瀬連
二年→三年。新二の親友。春野台高校陸上部。短距離。エース。

桃内公太
春野台高校陸上部。一年→二年。。短距離・跳躍。変わった奴みたい。大阪出身。

五島
春野台高校陸上部。一年→二年。短距離・跳躍。顔も端正で真面目な雰囲気。

後藤
春野台高校陸上部。一年→二年。

三輪
春野台高校陸上部の顧問。生徒から「みっちゃん」と呼ばれている。

根岸康行
二年→三年。春野台高校陸上部。雑用キング。

鍵山義人
時々練習に参加する大和の中学生。春野台高校に入学。

小田
春野台高校陸上部。投擲。

鳥沢圭子
二年→三年。春野台高校陸上部。中距離。

谷口若葉
二年→三年。春野台高校陸上部。短距離→中長距離。

山口
春野台高校陸上部。一年→二年。。中距離。

原明日香・今日香
春野台高校陸上部。一年→二年。中距離。双子。

大塚
県立鷲谷高校陸上部監督。三輪恩師。

仙波一也
県立鷲谷高校陸上部。

高梨正巳
県立鷲谷高校陸上部。

高田未知
新二と同じクラスのテニス部。

西
県立鷲谷高校陸上部。ジュニア・オリンピック3位のスプリンター。

天野
桜が丘高校陸上部。女子。中距離。有名な美女で新二と高梨が見とれていた。

近藤
桜が丘高校中距離の先生。

新川
整形外科の先生。

山下
春野台高校陸上部。棒高跳。

溝井
春野台高校陸上部。投擲。

入江
春野台高校陸上部。長距離。

橋本
春野台高校陸上部。長距離。

内藤
春野台高校陸上部副顧問。

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2023年08月24日

Posted by ブクログ

本屋大賞制覇したい欲から手に。3部作で長すぎないかと感じたものの、高校生・青春・部活で爽やかに読み切れた。危うく幼い主人公を見る自分の目が親目線になっていることに青春モノを自分視点で素直に楽しめる時期が終わってしまったような寂しさがあった。

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2023年08月10日

Posted by ブクログ

2,3は止まることなくどんどん読めた。
ずっと春高の彼らを見ていたい気持ちになった。あんなにアツく一生懸命前だけをみてる。強くて暑苦しくてカッコよくて誇らしい。日本人で良かったと思える、これを素敵と思える人で良かったと思う分、今の自分と照り合わせてしまって少し苦しくなった。自分は一生懸命やってるけど、誰かとは久しくやってないなって。

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2023年07月02日

Posted by ブクログ

3年生編でこれまでの集大成、新の成長がスゴイ
南関東大会の結果に燃えました

レースの駆け引き、男同士の友情などがワクワクドキドキさせられました

1年生との付き合い方など、模索しながら頑張った
兄の事故からもよく立ち直ったと思う

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2023年04月17日

Posted by ブクログ

陸上部ってこんなにチームプレイできるんだ。何度か泣けた。いいチームってとても大切だなと思った。

泣けた

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2023年09月21日

Posted by ブクログ

全く違うキャラクターの新二と連が、お互いや陸上部メンバーと一緒に様々な出来事を経験をすることで成長していく姿を瑞々しく綴ったお話。3巻まで一気に読んでしまいました。

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2024年04月14日

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