感情タグBEST3
Posted by ブクログ
イナダさんのミニマルレシピと文章の大ファンです。小説を書かれているとのことで発売を楽しみにしていました。
ちょっとずつ大事に読み進めながら、20年近く前にハマりにハマっていた(そしてスッパリ足を洗った)菊地成孔さんの「展望レストラン光峰」がときどき脳裏に浮かびました。
令和版、30代?アラフォー?女性版光峰って感じ。
最高です。一生読み返すと思います。
Posted by ブクログ
ご飯好きなので面白かった〜!
ご飯つくりたくなった
生きることと食べることは強く結びついている というかほぼそのもの
食を豊かにすることは人生を豊かにすることだなと思った
と同時に食は生きた軌跡だなともおもった
おろそかにすることもあるけど、大切にしていきたい
そしてこんな小説を書けるようになりたい
Posted by ブクログ
なるほど。料理人の作家さんなのか。
最初はパンを焼いてジャムを塗るとか、ご飯を炊いて海苔の佃煮…とか言ってたので、簡単だけど美味しいご飯みたいな事かと思っていると、料理はだんだん本格的になってくる。そして美味しそう。
読んだ後、この作家さんの料理本も検索してしまった。
Posted by ブクログ
引っ越したばかりの主人公が、荷物を片付けつつ毎日、頑張らない料理をこしらえていく。
何気ない料理のコツが勉強になる。
途中からラブ的要素も加わって読みやすく、ちょっとした料理の知識が増える。
作者のはじめてのストーリー本。勝手に男性が主人公だと思って読み続けていたが、意外にも女性だった。
Posted by ブクログ
料理すること、それを食べること、日常すぎてあまり気にも留めないそのいちいちに言葉が吹き込まれていて、深く首肯するばかり。面白いね、ことばって。
Posted by ブクログ
どんなレシピ本より簡単でわかりやすいフード・ラブ・ストーリー。
主人公は30代の女性フリーライター。
同棲を解消しアジトと呼ぶ殺風景な部屋で一人暮らしを始める。
部屋に積み上がった段ボール箱を片付けるわけでもなく彼女の生活は淡々と始まった。
レンチンしたレモンを絞って作る簡単ポン酢や、どんぶりで作る肉じゃがなど、料理の固定観念が次々と覆されて、これなら私でも出来ると妙な自信が沸く。
食べる事を追求した彼女の27日間が描かれるが、ちょこっと登場する元カレが良いアクセントになっていた。
食の自由さと楽しさを味わえる一冊。