感情タグBEST3
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タクジョ!もっともっと増えてほしい。無人ドライバーもいいけど、タクジョならもっといい。
みんながみんな、そうではないけれど、男性ドライバーは運転が荒め。車酔い激しい私には辛いです。高間夏子さんいたら、指名したい。
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道上剛造さん、いい味出している。秀一のキャラ。彼を主人公に一本書いてほしいくらいに今回読んで一番震えた章だ。ハルマとユラのおバカな掛け合いも笑ったし。
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面白かった。小野寺さんの本を読むと東京の大河沿いのそよそよとした風を感じる。おかずの田野倉が出てきて嬉しくなった。タクシーの仕事は大変なこともあるだろうが、一期一会のいい出会いもあるんだろうなと思った。女性のドライバーの存在の重要性を感じた。
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前作「タクジョ」の数年後のタクシードライバーの生活を普通に描いた物語。主人公夏子の仲間たちのタクドラになるきっかけとか連鎖短編で読みやすい。ホクホクする読後感
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姫野先輩と進展あるのか!?と興味津々で読みましたが、そんなことはなく、前作では脇役だった人たちが主人公の短編集といった感じ。
ただ楽しく読めました!
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タクシー会社の6人の物語。いい感じでみんなが繋がっていて、読後感は良かったです。自分は方向音痴なのでタクシードライバーにはなれないけど、タクシードライバーのつもりで安全運転しようと思いました。
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前作を読んでいたからこそ、主人公の夏子の同僚の話がすごく楽しめました。
そして、「ひと」に出てきたあのコロッケ屋さんとか、ちょっとした遊び心もよかったなぁ。
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いつもながらの良い意味での「ゆるさ」と、そこで巧みに表される「ひたむきさ」。この味わいを共感できると、小野寺作品には、ニコニコさせられる。
最後は、別に無理にコロッケ食べに行かなくても大丈夫だ思うんだけど。
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『タクジョ』が良かったので、迷わずこちらも。
『タクジョ』は高間夏子視点の話だったが、今回は夏子含めたタクシードライバーの6章からなる連作短編。
半分くらいまで読んで、今回はさらにセリフが多いな、と感じた。まぁ面白ければいいんだけど。
お仕事小説感は前回より強く、タクシーに乗車してくる客の職種も様々で、そこを少し掘り下げて会話が進んでいくのもまた良かった。
夏子のスピーチの中の
【会社って、入ってみなければわからないこともあります。予想とちがってた、となることもあると思います。でもそうなったとき、せめて、自分がどうしてこの会社に入ったのかということの整理をつけられていれば、ある程度はどうにかなります。】
この部分がとても印象に残っていて、数年後には就職について考え始めるであろう我が子達に送りたい言葉。
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久々の小野寺さん。
「そうそう、これ!この感じ!」読みながら小野寺さんの作風にちょっと安心。
小野寺さんの小説は変わった人(宇宙人!笑)は出てくるけど嫌な人が出てこない。(今迄読んだ中では)
だから読んでいて和む。心が落ち着く。
高間さん、なんだかすごく大人になった気がする。
チラチラと垣間見える余裕は4年間の成長の証かな?
一期一会とはいえ、色々な人と出会う事は楽しくもあり大変な事も多々。
苦痛を感じる事も少なくない。
それをどれだけ自分の肥やしに出来るか…
高間さんのこれからが楽しみ♪
続編に期待!
途中、横尾成吾が出てきて、最後の最後に「おかずの田野倉」出てきて一気にテンション上がったぁ(^^)
砂町銀座商店街、おかずの田野倉ってくると「あーっ、キタキタ」ってニヤけてしまう。
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■読んだ動機
前作のタクジョを読んで、非常に面白かったので、今作も手に取った。
■あらすじ
今回は、高間夏子の職場「東央タクシー」の職場の人たちをそれぞれ取り上げた短編小説集のような形だ。
タクシードライバーになった背景や、働いてみての様子、私生活の様子などが描かれている。
■感想
今まで短編小説は、ボリュームが薄いと感じ、それほど面白いと思える機会がなかった。
しかしこの本は、前作を知っているからか面白かった。
タクシーの中で繰り広げられる、初対面で今後も会うことがないだろうから話せるさまざまなお話。
長距離移動ならば、そこそこの時間を狭い車内で2人きり。
そんな関係だから交わせる会話があるんだなと。
で、東央タクシーの人たちは優しいから、その会話にほっこりする。
あと姫野さんのキャラクター素敵だなって。
元々航空業界にいたエリート。でもそこは性分に合わず。。
1人で働ける、乗り物好きな姫野にはタクシードライバーがあってる。
■以下よかった文章
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運転手とお客さん。タクシーの車内で響き合う、一期一会の心もよう……
人生の機微を紡ぐ名手が贈る 味わい深い人間ドラマ。新人女性タクシー運転手の物語『タクジョ!』待望の続編!
色色な人生を経て今がある。そんなお仕事小説。
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タクジョ!の二作目で、前作の主人公高間夏子の同僚たちの物語だ。もちろん、タクシードライバー視点。ただ女子だけではない。
登場人物である姫野民哉(28才) 、霜島菜由(26才) 、永江哲巳(26才) 、川名水音(38才)、道上剛造(56才) 、高間夏子(23才)の6人が織りなす人間模様が、章立てで描かれ、それぞれホッコリさせられる。
なぜタクシードライバーという職を選択したのか?人それぞれに選択の理由がある。それはタクシードライバーに限らないが、読んでいて参考になる面もある。仕事に向かう姿勢も同じだ。
私自身の経験では、他人のせいにしているうちは仕事が面白くないと思う。
選択はどんな形であれ、始めたら自分自身が成長していきたいものだ。しばしば挫けるが・・・。
Let it beを聴きながら読んだ。
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タクジョを読んでから間が空いてしまっていたので、登場人物がうろ覚えだったけど楽しく面白く読めました。
道上さんの話がよかったです。
最後に出てくるコロッケが美味しそうだった。ひと、も読んでみようと思いました。
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「タクジョ!みんなのみち」この本は
「タクジョ!」の続編になっている。
前作では、主人公、高間夏子に起こる
様々なできごとを、連作短編で女性ドライバーとしてを描いていた。
今作は6章に分かれ、同じタクシー事務所の仲間たちを描いている。もちろん
最後の章は夏子。
内勤の永江哲己は、新卒者会社説明会を行うと言い出し、夏子に体験談を
話してほしいと言い出す。夏子は3年目
少し慣れてきたところだ。説明会は成功した。永江は同じ内勤で2つ年上の
鬼塚珠恵に、説明会は70点だ、と言われた。ふたりは結婚しよう、と・・・その
ことは今のところ、皆には秘密にして
いるが・・・・
タクジョになるのは、体的にも精神的にも大変だと思う。それでも、女性の
ドライバーさんが増えてほしい!!
と、私は思う。
ひとりで乗っていて、安心する。
ほっと一安心できる。
みちは、みんなのみち。みんなが走る。だからこそ、ドライバーさんにはみんなに優しく、みんなが安心できる方々で
いて頂きたい!
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「タクジョ」の続編。
小野寺さんの本は どれも読みやすい。
今回はタクシー運転手さんの お仕事 事情とかも知れて面白かった。
只 相変わらず 難しい名前の人がたくさん出て来て(それぞれの章に) しかも みんな同じように紋切り型口調で語るから 何度も登場する人以外は誰が誰だかわからなくなってしまいます。
せめて 口調を少し変えてくれるといいんだけどな。
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職業が同じでも、それぞれの思いがあって、それぞれのやり方があること、しっかり伝わる。
あの人もこの人も過去に読んだ本の中に出てきた人なんだけど、どれが誰だか……毎度思う、相関図がほしい。
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さすが、小野寺史宜!
読みやすい、面白い、くどくない、変な伏線風のもない、しっかり回って収まる。
素晴らしい。
いいなー。
いい仕事だなー
できないけど、応援したい!
そんなタクジョの周辺の物語たち。
私も東京、すき。
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新作だと思って借りたら続編の方だった
タクジョ!ってやつがあるみたい。
タクシードライバーさんのお話。このシリーズ大好き。
人が多くて覚えきれない。流し読みだめだなぁ。
一期一会のタクシーの運転手さんだからこそ、感じることってあるよね。
人との出会いって大事だなぁって改めて思った。
タクジョも読んでみよっと!
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大学新卒の新米女性タクシードライバーの日常を描いた『タクジョ!』の続編。
今回は前作の主人公、高間夏子だけでなく、夏子の同僚たちも各話で主人公を務める群像劇となっている。物語は4月から9月までの半年間。全6話。
* * * * *
短いセリフによる会話で展開していくテンポのよさは健在。しかも心情描写は前作より細やかで、違和感なく読めました。
タクシーという狭い空間で垣間見えるドライバーの、そして乗客の人生。その見せ方が小野寺さんは本当にうまい。
さり気ない描写なのに妙に心にしみて来るようです。
どの話もよかったけれど、特に気に入ったのは川名水音さんと道上剛三さん。紆余曲折はあってもきちんと人生を作ろうとしていました。しかも気負いなどなく淡々とした2人の姿勢に心惹かれます。
最終話の高間夏子さんもよかった。相変わらずメンタル強そうな夏子さん。前作よりもずっと魅力的に描かれていて、タクシーの狭い空間が気詰まりで苦手な私でも、夏子さんの車になら乗ってみたいと思いました。
次作にもおおいに期待しています。
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東央タクシーの運転手さんのある日の出来事と、運転手になった経緯を語っている。
タクシー運転手のイメージはおじさん〜おじぃさんで、運転がちょっと強引。女性ドライバーはまだ見かけることも少ないな。滅多に利用しないけど気持ちよく乗れる人の方が多かった。最近はキャシュレス払いが普及してるからチップとかなくなってるんだろうな。
夏子と姫野の関係は先輩後輩以上にはならないの?いい雰囲気だけど。
小野寺さんワールドでほっこりした。
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タクシー運転手の日常のお話。
確かに若い運転手、女性の運転手って乗ったことない。タクシー運転手凄い!ってのは、大変そうな仕事なこと、勝手に道を知ってるってことで言っているような気がする。貧乏性だからタクシー乗るならばすか電車か、なかったらいくらでも歩いてしまう乗らないなぁ、、、私、フルマラソン走りますから10キロなんてすぐな感覚ww
女性が安心して利用出来るように、女性ドライバー増えて欲しいってのは同感!でも変な運転手も多いけど、それ以上に危ない客が多そうやから、女性ドライバーが増えない原因かもね。初対面で2人っきりの狭い空間を過ごすってかなりのストレス!
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小野寺作品独特の会話劇にほっこりする。
前作の方が心に残るものがあったけれど、これもまたよかった。
タクシードライバーの皆さんを応援したくなる本。
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タクシー会社に勤務する人々がそれぞれの章で主人公になっている。1章に1人。ドライバーもいろんな理由で今の職に就いたわけで、いろんな客を乗せたりする。タクシー会社は会社な訳だからもちろんドライバー以外の仕事もあるわけで。
コロナ期を明けたあたりで時間軸で描いているので「コロナのときは大変でしたね」、なんていうシーンもある
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タクシードライバーたちのそれぞれの日々をお客さんや同僚との触れ合いを絡めて描いた短編集。
新卒で入った若手女性ドライバー、コワモテのベテランドライバー、結婚、出産、離婚を経てずっと仕事を続けている女性ドライバー。
お客さんとの会話から見えてくるドライバー達の
生活。大変な仕事だけどやりがいを感じているドライバーもいる。
読みやすく面白い一冊。
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新卒でタクシードライバーとなった高間夏子を主人公とした前作とは異なり、今作ではドライバーとなって4年目を迎えた夏子の同僚たちを主人公にした連作短編集。
運転手とお客さん。
つかの間の一期一会。
前作ではあまり夏子とお客さんとのふれあいの温かさが足りない気がしていたので、ノリのいい姫野の話などは面白かった。
女性ドライバーならではの悩みも、夏子の時より分かりやすく描けているし、内勤にもスポットを当てているのもまたいい。
満を持して、ラストに夏子のエピソードが描かれるが、やはり夏子のターンはお客さんとの絡みは少なく、そこが少し残念。
どの話にも出て来る刀根の存在が不気味。
普段話をしないのに、突然深い話をしてくる同僚がいたら、私だったら距離を置くけどなぁ、と思ったが、東央タクシーの人は受け入れてしまうのだから、余程いい人しかいないのだろう。
作者の作品はこのシリーズしか読んでないが、他の人のレビューを見ると悪い人は出て来ないらしいので、私の勝手な思い込みなのだろうが…
自分もタクシーに乗れば、つい運転手さんと話をしてしまうタイプだし、運行管理者の資格も持っているし、登場人物それぞれの気持ちに「分かる、分かる」と思いながら読めて、ちょっと嬉しかった。
夏子のタクシードライバーと言う仕事を誇りに思う気持ちも考えると、大変なことも危険なこともあるけど、いい仕事だなぁ、と思える。
この作品を通して、タクシーだけでなく、お客様を乗せるドライバーと言う仕事をリスペクトしてくれる人が増えるといいな。
Posted by ブクログ
それぞれが主人公となり、お客を乗せながらタクシー会社に勤めるまでのバックグラウンドが描かれる短編。初心者には読みやすく、読書をしている人には物足りなさを感じる。
タクシー会社の人の心境がよくわかる本であった。そして、タクシー運転手さんの会話の引き出し方がとても勉強になった。探るのでなく、自然と相手の話したいことを引き出していた。