【感想・ネタバレ】機械仕掛けの太陽のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

コロナの時期の医療の現場はどうだったのか知ることができる。
この本を読んだとき、あの時期のコロナへの恐怖などが思い出された。
疲弊した人間がどうなっていくのか、心がどう壊れていくのかすごくリアルに描かれていた。
あの時期に頑張って医療を守ってくれたすべての方々に感謝と尊敬の気持ちが湧いてくる。

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2024年03月15日

Posted by ブクログ

非医療者全員に読んでほしいというわけではないが、少なくとも自分の知人で非医療者の人には是非とも読んでもらいたいと思った。
コロナ禍における医療従事者の心情なんて、一般人にはわかってもらえないだろうと落胆していたが、他の医療従事者もやはりそうだったのかと思った。
共感してほしいとは言わないが、こういう気持ちの人間もいるんだということを知ってもらいたい。

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2024年03月10日

Posted by ブクログ

緊急事態宣言が出ている頃などを思い出しながら読みました。なるほど確かに機械だな、意思がないし…なんて思いつつ、読み進めていくと、実話のように感じるほど内容は想像に容易く、それなのにあの頃、こういった医療現場、医療従事者の人たちの想像が出来なかった。命がかかっているという危機感、そして医療従事者の方々への感謝をしっかり持ててはいなかったなと反省。
読んで良かったです。
医療従事者の人たちのかっこよさを改めて確認しました。
ずっと医療従事者の方々へ感謝し続けていきます。
いつもありがとうございます。

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2024年03月03日

Posted by ブクログ

コロナ禍に最前線に立っていた医療従事者がどのような思いで、どのようなストレス環境下で対峙していたのかを小説を通じて、とてもリアルに感じることができた。今後、コロナ禍のことが記憶に残っていない世代においても、読んで欲しいと思った。

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2024年03月02日

Posted by ブクログ

半ドキュメンタリー風フィクション。ダイヤモンドプリンセス号の件や、登場する政治家等は実名を使って描かれている。
かなりリアルな描写で描かれており、大学病院の勤務医、コロナ病棟勤務の看護師、地域住民を一番近くで守ってきた町医者の3人の視点で描かれている。
未曾有のウイルスパニックを引き起こした新型コロナウイルス。
まだコロナ禍ぎ完全に終わったわけでは無いけど、以前読んだ夏川草介氏の『臨床の砦』『レッドゾーン』と同様、後世に語り継ぐ上でも重要な本の一つだと思った。

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2024年02月24日

Posted by ブクログ

医療崩壊、医療従事者の苦労。当時、頻繁に耳にしたが、正直ここまでの認識はなかった。
コロナが落ち着いたら今だから読むべき物語。

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2024年01月24日

Posted by ブクログ

この本を読むのは本当に苦しかった。

検査や治療に不安を募らせていく患者さん。
大切な家族が頑張っている時に側にいられない家族。
顔を見られない不安が痛いほど分かるから
患者さんと家族を会わせてあげられないことが辛かった。
そして
患者さんの最期を医療スタッフで看取った時は
本当に申し訳なくて辛かった。
患者さんやご家族を感染から守るためと理解してても
本当にこれで良かったのか分からなくなる。

まだまだ気が抜けない日々が続くけど
この戦いに終わりが見える日が来ることを信じて
これからも頑張ります。

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2023年10月12日

Posted by ブクログ

感服した。これはコロナウイルスと戦う為に最前線に立った医療従事者たちの「戦記」である。
物語は中国でコロナウイルスが発生したところから始まる。コロナウイルスのパンデミックが人々の営みを奪い、変異種が発生し、精神が崩壊しそうな中で(挫けそう、などという生易しい言葉ではない!)それでも医療従事者たちは最前線に立ち続けた。
世間には陰謀論や楽観論が蔓延る中でも彼らは見えない敵に立ち向かったのだ。
今まで様々な作品がウイルスとの戦いを描いてきたが本作はそのニュースタンダードと言っても過言ではないだろう。壮絶な戦記を目撃せよ。

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2023年09月22日

Posted by ブクログ

コロナ禍が落着き日常に戻りつつある今この作品を読えた時、いかに医療従事者が心身共に疲弊しその限界を超えて対応してくれていたかがよく分かりました。本当に感謝しかありません。

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2023年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

むさぼるように読んだ。
コロナ禍に起こったことを自分の周囲のことや思い、気持ちの変化を思い出しながら、そして医療従事者の思いを受け止めながら、必死で読んだ。ほぼ日常が戻った中で、「まんぼー」やワクチンの副作用さえ記憶の奥の方にしまい込んでいた自分に驚いた。
そして、このコロナ禍の前と後で、変わったことに思いを馳せ、ここを経験したからこその生き方を見つめ直そうと改めて思った。

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2023年09月06日

Posted by ブクログ

読み応えのある分量だったが、医学に素人の私にも分かりやすく、またそれぞれの登場人物も親近感の湧く人物像で共感できて一気読みした。
世間はほぼ日常の生活を取り戻したが、これは本当に医療従事者の方々の奮闘のおかげなのだと改めて心から感謝したい。

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2023年08月28日

Posted by ブクログ

新型コロナ発症から感染拡大したこの2年間の出来事を看護師、医師の視点から見れたのがとても
読んでいて止まらなかった。所々で胸がグッっとなり目頭が熱くなりました。
早く旅行行きたいな、ワクチン3回もいらなくね とか私自身思っていましたが、ちゃんと自分なりにコロナやワクチンについて人並み以上には調べた気になっていましたがコロナの恐ろしさについて全然分かっていなかったです。
これから先またウイルスや細菌など同じように感染拡大することもあると思うし、コロナで学んだことをしっかり次の機会に活かせるようにしていきたい
お医者さんばかり目立ちがちですが看護師さんは縁の下の力持ちって感じでした、こんなに大変な中働いていたのかと思うと医療従事者の方々には頭が上がりません。
読んで良かったと思う作品でした。

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2023年08月07日

Posted by ブクログ

コロナ禍を医療従事者の視点で描くリアルなヒューマンドラマ小説。

感染リスクという命を危険にさらしながらも、医療に従事する医療従事者たちの使命感にスポットライトを当てています。

リアルな描写や、時系列でのストーリー展開を通じて、コロナ禍の現実を追体験。

ウイルスの脅威や、その影響に再度考えさせられる作品。

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2023年08月21日

JPS

購入済み

看護師の妻から

総合病院で看護師として働いてる私の妻ですが、本文中にある医療従事者差別があった時は結構シンドかったですね
子供も幼稚園に通い始め位の時期だったので…
幸い喧嘩などの揉め事には至りませんでしたが、なんとなく避けられてるような印象が強かったです

妻の職場にもコロナ病棟あったので、当時の事を思い出しながら読んでいました
本当にコロナ病棟勤務は大変なようです
第7波以降も気になるので続刊を読みたいところですが、不謹慎な発想ですね
各々が感染しないよう生活していこうと強く思い直しました

#泣ける #感動する

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2022年11月23日

Posted by ブクログ

昨年の春頃から読もうと決めていたのに、ずるずると先延ばしにしていた一冊。早く読むべきだった。
コロナ禍の医療現場のリアルを描いた小説。大変なのは分かっていたつもりでいたが想像を絶するものだった。人を最終的に追い詰めるのは人だな…っと思った反面、人を救うのも人だなっと感じた。読み終わるまでに何回も涙が出た。
公衆衛生を守ってくれている医療従事者の方々に、改めて感謝の気持ちでいっぱいになった。

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2024年02月12日

Posted by ブクログ

作家にして現役医師である知念実希人だから書けた、リアルなコロナとの闘いのドラマ。
あくまでもフィクションではあるが、設定はリアルで、現実と同時進行。
そして、医療関係者以外のものでは知り得ない、医療従事者が味わったその現実。
あまりのリアルさに、その当時のことをありありと思い出して気分が悪くなった。
現在、コロナは一応の終息を迎えているように見える。
このまま、終息して欲しいと心から願う。

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2024年02月05日

Posted by ブクログ

常に死と隣り合わせのレッドゾーンに身を置いたコロナ治療。
医療従事者には感謝の言葉しか思いつきません。

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2023年12月19日

Posted by ブクログ

ドキュメンタリー?のようなフィクション。
医療従事者みなさんのコロナとの戦いが描かれる。
本当に頭が上がらない。わたしたちのために本当にありがとうございます。

これからも感染症対策を意識しながら、日常を取り戻していきたいとおもいました。

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2023年12月06日

Posted by ブクログ

ものすごく良かった。
コロナで医療従事者がいかに疲弊しながらも頑張ってきたのかが伝わってきた。

コロナで世界中が急速に変わり今まで当たり前だったことができなくなる。そんな中、医療従事者のように命を救おうとそれこそ自分のプライベートを捨ててまで懸命に働いている人もいれば、どさくさに紛れてお金を儲けようとして、ワクチンは撃たない方がいい、ワクチンは国が儲けようとして打つことを推奨しているという陰謀論を唱え、協力している医療従事者は殺すという考えの人もいる。人間って何だろう、同じ事態に直面してこうも極端に変わるのかと酷く衝撃を受けた。

コロナに関する情報が交錯する中、間違った情報に振り回されず、情報の発信元を確認し、正しい情報のみを信じることの大切を学んだ。情報社会の恐ろしさを感じる。
だからこそ、コロナの時はどの情報を信じるかで自分の命が危うくなるということが強く印象に残った。

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2023年09月29日

Posted by ブクログ

医療現場の時点でリアルと再現されているので、ドラマチックではないが、世界が如何にギリギリの状態であったか思い知らされた。世の中の誰もがコロナを経験したことを未来に活かさなければならない。

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2023年09月23日

Posted by ブクログ

医療現場の混乱と苦労の一端を小説として残してもらえるのはありがたい。すぐに感謝を忘れてしまうので…。

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2023年09月10日

Posted by ブクログ

大学病院に勤務する医師、同じ病院に勤務する看護師、町医者。
医療の最前線で見えないウイルスと戦った、2019年から2022年までのお話。
ずっと読んでみたかった作品でした。
終始緊迫した雰囲気にページをめくる手が止まりませんでした。
世の中の混乱やたくさんの人々の奮闘などが描かれており、これからも読み返していきたい作品だと思いました。

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2023年08月29日

Posted by ブクログ

2020〜2022年なんてついさっきの話だが、多くのことを忘れてしまっていた。あのとき、苦しいことや腹ただしいこと、二度と繰り返したくないことがたくさんあったはずなのに、何もなかったかのように生きている私をとても恥ずかしい人間のように感じる。
ついさっきの話を振り返ることはしんどいので家族や友人に強く勧めることは難しいけど、SNSで定期的にこの本を取り上げて、あのとき感じたことを記憶に残し続けないといけない気がする。というか本屋さんに2年ごとに平積みしてポップを作ってほしい。
医療従事者のおかげで今の生活があることに感謝。

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2023年08月18日

Posted by ブクログ

私も含めて病院で働く者にとって、この3年半とっても大変でした。
結婚式を諦めて、両家家族だけのささやかな祝いの食事会で新型コロナになり、病棟で白い目で見られた看護師。
子どものいる自宅に半年以上帰れなかった医師。
床屋に行く事も避けて、落武者のような風貌で治療に当たっていた医師。
私自身、友人とは3年間会っていません。
医療従事者が家族にいるからと、会社員の夫も飲み会は行かず、職場のランチも1人飯でした。

そんな状況を少しでも理解してもらうのに、多くの人に読んでもらいたい1冊です。

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2023年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

医師でもある作家の知念実希人さんが、
医療従事者の目で、コロナの戦いを内側から書いた作品。


呼吸器内科医、町医者、看護師、それぞれ立場は違えど、コロナ感染の最前線に立っている。

どの医療従事者も自分の生活や家族を犠牲にして、しいては自分も感染のリスクがあっても、くるしむ患者の治療にあたっている

初期のころは未曾有のウィルスに情報が錯綜した。
最新の情報が出てきても、経済優先や政治家の決断の遅さで、社会は混乱。

小説として読んでいると架空の話のように思えてくるが、ときおり出てくる、安倍首相、小池東京都知事のような政治家や、コロナで還らぬ人になった志村けんさんなどの芸能人の名前で、これは現実だったんだと引き戻される。

コロナという未知のウィルスへの恐れ、感染者や感染リスクのある医療従事者への偏見、ワクチンへの誤情報…

人間というものはパニックに陥ると、とんでもない行動を起こす者も現れるのだ、、。

医療従事者は、まさに文字どおり身をすり減らして医療にあたってくれているのに。
使命に駆られて必死に、治療してもあふれる患者、息絶えていく重症患者、いつまで続くか分からない戦い…
心が疲弊していく様がリアルで辛かった…。

まだ終わらないコロナとの戦い。
この経験は残しておかなくてはいけないし、思い出さなくてはならない。

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2023年07月01日

Posted by ブクログ

あの頃の記憶が蘇ります。あの戦いの最前線にいた医療従事者の皆さんの激闘が、詳しく描かれていて、改めて頭が下がりました。

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2024年03月10日

Posted by ブクログ

細かいとこまで本当にリアルで、実際の現場を見ているようだった。作者さんらしさみたいなものはあまりなかったけど、当時のことを思い出して色々考えさせられた。

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2024年01月27日

Posted by ブクログ

あの未曾有の事態を思い出しました。この物語はフィクションですが、実際には同じようなドラマがたくさんあったのだと思います。誇りを持ってウイルスと戦って下さった医療従事者に改めて感謝します。彼らにとって、身近な人々から頑張りを認められることが一番の喜びなのだと思いました。そして、いつの時代も人の敵は人なのだなと、少し残念な気持ちにもなりました。

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2023年11月30日

Posted by ブクログ

前情報なしで読んだけど、現実のコロナ禍のことが事細かに書いてあって、しかもリアルな人名もたくさん出てきて驚きだった。
今後コロナ禍のこと忘れないためにも大切な一冊だと思う。
実際の医療現場がどれほど右往左往していたかはわからないし、小説だからちょっと大げさなところもあるのかな、とは思うけど、今もまだコロナの流行ってる状況で読んだから身が引き締まる思いだった。

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2023年09月19日

Posted by ブクログ

章題になっている日付けに、確かに私も生きて悩んで怯えて働いて過ごしていたはずなんだけど覚えていない。医療関係だけど、こんな最前線にはいなかったし、年代も微妙に違うから感情移入しにくいけど、人生を狂わされた人、心がボロボロになった人、たくさんいた思う。私は前線に行かなかった、行く勇気がなかった、逃げた、そんな引け目も感じる。
まだ終わってないコロナとの戦争。違う敵が現れた時には、もう少し上手に対処してほしい。国も自分も。

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2023年08月20日

Posted by ブクログ

コロナによって医療はどのような状態だったのかすごくリアルにわかる内容だった。

リアルの話なのか、小説の中の話は分からないぐらい緊張感のある話でした。
実際にあったことや、実名が出てくるので余計にリアルに感じたんだと思います。

また、ワクチンについて、効果が強調し過ぎて違和感はありましたが・・・
それでも、医療の世界を体験できたいい本でした。

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2023年06月21日

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