感情タグBEST3
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原作の雰囲気をよく捉えていると思った。原作はクラシックな幻想譚という趣だが、そのまま現代的な感覚にするとホラーになりかねないのをうまくドライなちょっと不思議な話に着地させている。この静かなかんじがとてもいい。原作の稠密な印象と、この版のどことなくすっきりした静寂感と、それぞれ面白く読めると思う。
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この本、読んだ事なかったけど、第一夜の三夜は、何かで読んだ事があって知ってた。好きな話。
さすが夏目漱石ともなると、知らず知らずのうちに触れてるもんなんだなーー。
あとは、第七夜が好き。
来月の読書会課題本として読んだけど、どんな会になるんだろう…。
明確なオチとかある話でもないので、みんなどんな風に受け止めるのかとか、どう簡素を持つのか、聞いてみたい。
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漱石の「夢十夜」をマンガ化したもの。原作の幻想的な雰囲気を醸し出すイラストだ。岩波現代文庫版には、オマージュ「第十一夜」が最後に付いていて、あとがきに相応しい作品だった。
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夢十夜という、湯河原にある同名の本をコンセプトにしたリノベーション旅館で読んだ。
漫画版だが、明治時代の小説を読み解く余力もない今の自分にはこれくらいでちょうどいい感じだった。小説版も読んでみたいけど、いつになるかな…。そのうちね。
Posted by ブクログ
漱石の原作も昔読んでいるし、このマンガもネット上に上がっていた時に既読(書き下ろしの十一夜除く)。それでもこの文庫版で読みなおすと近藤ようこさんの世界が広がる。近藤さんの原作物は元の作品をうまくマンガ化していて原作理解の助けにもなる。