感情タグBEST3
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ある程度の具体性を持たせつつも、汎用性を高めるためにふわっとした表現もありますが、経営の基幹となる部分について主としてまとめています。
単に儲けたいという動機ではなく、大義を持って経営する。
5,10年などの中長期計画ではなく、年間、月次、日次など短期間での目標を持つ。など
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お天道様に恥じない行いができているか。。そんなことを考えさせられます。誰かのせいにして、しょうがなかったと言い訳をすることがないよう、何度も読んで自戒し続けようと思う。
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1,事業の意義、目的を明確にする。
自分の技術を世に問いたい、から、将来にわたって従業員と家族の生活を守ること、にある。
京セラの経営の理念「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」
従業員の幸福、が入っているか。
日本航空の理念にも入っている。いかなる業種でも全社員の幸福のために存在している。
中小企業こそ、大義名分が必要。
従業員のために必死でやっているという自負があるからこそ、従業員の無責任な態度を叱ることができる。
利益は、大義名分を果たすため。利益が目的ではない。
人生の意義も、家族のためという大義は必要。
国鉄が日本テレコム、道路公団とトヨタが日本高速通信を立ち上げた。京セラが第二電電をつくった。最後に残ったのはKDDI。大義があったからではないか。
「動機善なりや、私心なかりしか」
2,具大敵な目標を立てる
空間的、時間的に明確な目標を立てる。1年ごとに。それを月次の目標として明確にする。
中長期の目標は立てない。達成できないと、目標とは達成できないもの、になってしまう。経費だけは目標達成してしまう=長期計画のこわさ。
限られた部門しか経験がないものは社長にしない。
従業員も売り上げ、経費、利益がわかること。
フィロソフィーまでを要求するのはみんなで高い山に登りたいと考えているから。
思想は自由だが、その結果の責任を取る必要がある。高い山に登りたいという気持ちがあれば、高い山を登りたいという思想が必要。
企業は経営者の器以上には大きくならない。
3,強烈な願望を心に抱く
何としても達成したいと思えるか。経営の数字を四六時中目標にして考える。強い願望は一瞬の出会いも逃さない。全身全霊をかけて潜在意識が働くようになる。
こころに抱く思い、願望が人生を決める。自分の人生を他人任せにしない。
松下幸之助のダム式経営。そうなりたいと思わなければそうはならない。思ってもかなわないから意味がない、と考えれば思ってもないことをできるわけがない。
こうしたい、と思っても難問があると躊躇してしまう。難しい、と思ったらできない。正しく純粋なものであれば、成功の確率は高くなる。
思ったら誰にも負けない努力をする。
4,だれにも負けない努力をする。
全力疾走でフルマラソンを駆け抜ける。先頭集団ははるか先に居る。そのスピードで走っていると、それが習い性になり走り続けられる。
私なりの努力、ではない。京セラは1個9円のテレビの部品からスタートした。平凡なことを誰にも負けない努力をすること、が非凡な人に替える。イチローのことば「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」。成功を願うなら相応の自己犠牲が必要。大きな成功が欲しければ、大きな自己犠牲が必要。
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京セラ、KDDIを興し、JALを再生させた稲盛和夫氏の経営の原理原則をまとめた本。
12条にまとめられているが、経営者として必須なのは創造的な仕事であり、過去の否定であるとしている。
新しいことにつねに挑戦し、「楽観的に構想し、悲観的に計画をつくり、楽観的に実行する」ことが不可欠。
大組織を強くするのに必要なのはアメーバ経営であり、売上-経費=付加価値。付加価値÷総労働時間。
経費はめちゃくちゃ細かく書き出すことで、現場が改善行動を生み出し、創造的な仕事を有む動力としている。
また、経営とは、経営者が持てる全能力を傾け従業員が物心両面で幸福になれるよう最善を尽くすこと。企業は経営者の私心を離れた大義名分を持たすこと。という内容もわかいやすい。
経営は論語と算盤ということに帰結する。
第1条 事業の目的・意義を明確にする
第2条 具体的な目標を立てる
第3条 強烈な願望を心に抱く
第4条 誰にも負けない努力をする
第5条 売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える
第6条 値決めは経営
第7条 経営は強い意志で決まる
第8条 燃える闘魂※闘争心は稲盛経営の隠れキーワード。きれいな心だけでは生き残れないとされている
第9条 勇気をもって事に当たる
第10条 常に創造的な仕事をする
第11条 思いやりの心で誠実に
第12条 常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で
根底として流れる思想はいつも通りであり
・どんな逆境にあろうと、リーダーとして明るく前向きに包まれているか
・感謝を忘れず、謙虚に、素直な心を持って努力を重ねているか
・人間の想いは現実となる
ということ。
さらに結果をだす方程式も変わっていない。
人生・仕事の結果=考え方×熱意(努力)×能力(才能)
努力と才能どちらが大事かという議論に意味はない。どちらも重要だが、才能が高くなければ努力と考え方を磨けばいいし、それしかカードがない。
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新任マネージャーの立場として、上位視点の考え方を知るために読んだ。
今まで経営哲学についてほとんど考えたことがなかったが、考えるきっかけになった。
稲森さんの経営哲学について表面的には理解できていると思うが、今の自分の知識や経験レベルでは、内容の背景や本質を理解できているかと言うと疑問。
今の自分に響いたことは、以下の内容。
・人は、後になって「こんなはずではなかった。私はもっと素晴らしい充実した人生を送りたかった」と嘆く。
・「素晴らしい会社にしていこう」と思うなら、生半可な考え方や哲学、思考でできるはずはありません。そういう高い目標に向かって進んでいこうと思うなら、高い次元の「経営哲学」が必要なのです。
理由は、自分の信念(哲学)をもって、本気で物事に取り組まないといけない、そうすることで後悔のない人生送ることができると考えることができたから。
新任マネージャーとして、心がけること。
・どんな逆境にあろうと、リーダーとして明るく前向きに包まれているか
・感謝を忘れず、謙虚に、素直な心を持って努力を重ねているか
経験値を上げてからまた読み返したい。
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私が崇拝する経営者の今は亡き稲森和夫の本ですが、これまで何冊も稲盛和夫の経営哲学を書いた本の内容の繰り返し的な作品であるものの自分自身、会社員としての考え方のリマインドになる一冊でした!決して実現するのが難しい内容の話ではないので、これからも稲盛哲学を私も少なからず実践し続けていこうと改めて感じる作品でした!
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経営に必要な12の原則をまとめた本。
非常によみ易く、分かりやすい。近年難しく複雑な内容が氾濫しているが、物事これぐらいシンプルに考え、伝えた方が絶対いいと思う。
一部気合い的な内容もあり引いてしまったところもあったが、楽に結果を出せることはなく、単純なことを我慢強く継続していく事が重要であると改めて感じた。
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【星:4.5】
誰もが優秀な経営者として認める著者が、経営者としての心得を12箇条にまとめたもの。
どの心得も当たり前といえば当たり前なのだが、心に刺さり、わかりやすい。
そして、つまりは当たり前のことを徹底的にやることこそ成功の秘訣だと分からせてくれる。
個人的に特に印象に残ったのは「深層心理に達するほどに強く思う」「誰よりも努力する」の2箇条であった。
本当に当たり前なのだが、これ以上の成功の秘訣はないと思う。
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ジーンとくる。もちろん経営者として当たり前の事が書かれているが、新たに明文化され大変わかりやすい。
素敵なスローガンだ。
新しき計画の成就は、只不撓不屈の一心にあり。さらは、ひたむきに只想え、気高く、強く、一筋に。
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経営のトップが大義名分を掲げ道標を示す。稲盛さんが示すから従業員は付いてくるのだろうと思いながら読み進めてみたが、私が会社のトップだとして、12か条すべてを貫くことができたなら、経営が上手くいく、と思わせてくれる内容。技術的な具体例ではなく、どちらかというと精神論的な具体例が書かれている。
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1 どんな本?
経営の達人、人格者、ベストセラー作家であ
る著者が経営者として貫くべき12ヶ条を記した
本。熱い心が伝わってくる良書。精神の重要性
をまた一つ学ぶことが出来る本。
2 なんで読んだの?
(1) 同僚の勧め。
(2) 普遍的な人生哲学、技術を学びたい。
(3) 一つでも知らない事を知った状態に。
3 構 成
全12章構成246頁
著者自身の経験をまとめた経営12ヶ条が本書で
あると始まり、想いが潜在意識に透徹するほど
強く持続したものは必ず実現する。それが経営
12ヶ条だと終わる。各章の要点ろ補講があって
親切な構成
4 著者の問題提起
経営者として基礎を教わって無い人がほとんど。
5 命題に至った理由
著者の人生経験
6 著者の解
経営12ヶ条を実践すれば会社や事業は必ず
成功する。
7 重要な語句・文
(1) 目標は利己と利他のバランスが大事。
(2) 潜在意識に浸透する程の願望
(3) 率先して努力をする。
(4) 強い意思を示す。
(5) 格闘技に勝る闘魂が必要
(6) 知識、見識、胆識
(7) 2つの他力(従業員の協力と天の力)
(8) 素直な心
8 感 想
精神の重要性を再度認識することが出来た。
闘魂とか根性がいかに大事だと言うことが分
かった。
刺さったのはMSとか目標の利己と利他のバ
ランス。自分達の幸福も大々的にに追求して良
いんだと言うこと。
深く知りたい事は透徹のさせ方。毎日書いた
りするのかな?具体的な方法を知りたい。
人に勧めるなら率先した努力。これが前提な
のは分かるがプレッシャーだ。
ビジュアルで要素は無し。
タイトルのまんま12ヶ条が記してある本だった。
9 TODO
(1) 透徹させるための行動(書く)
(2) 率先した努力(下の仕事)
(3) 天の力の意識
10 問 い
人生は
11 答 え
想いが全て
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大義名分が人を動かす
夢溢れる具体的な目標で従業員の力を結集する
繰り返し経験することで潜在意識を活用する
誰にも負けない努力を日々、絶え間なく続ける
全員が経営に参加できる仕組みをつくる
お客様が喜んで買ってくださる最高の値段を射止める
なにがなんでも目標を達成する
命をかけて従業員と会社を守る
知識を信念まで高めた見識を持つ
常に創造的な仕事をする
買収や合併でも相手に尽くす
どんな逆鏡にあろうとも自分の人生をポジティブに見る