【感想・ネタバレ】あなたの生きた証を探して 遺品整理人がミニチュアで表現する孤独死の現場のレビュー

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Posted by ブクログ

孤独死というと目を背けたくなる悲惨なイメージを想像してしまう。
この漫画を読むと誰かに傍で看取られながら逝ける人が一体いくらいるのだろうか、そちらの方が珍しいのではないかという考えが浮かんで怖い印象が無くなっていった。
現場のミニチュアを見つめていると生前好きだった食べ物や趣味のものなどその人の生活が垣間見えて哀しさよりもその人への興味がわいてきて不思議な気持ちになった。

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2023年12月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

以前、『不浄を拭うひと』BUNKASHA COMICS 沖田×華/著(ぶんか社)のシリーズを読んだことがあったが「ミニチュアで表現する」というろころに惹かれて手に取る。平和な日本で孤独死を迎える。悲しいけれど多いだろう。安心して天国に行けるように、遺族の方の心が少しでも軽くなるようにとの願いを込めて仕事をしてくれていることに感謝。孤独死された方が生前かわいがっていたペットの行き先まで探そうとする姿勢にありがたいと思った。
夫婦二人だから安心ではなくなっている。終活をテーマにした本はたくさんあるし、そのおかげで孤独死を免れることも多いだろうが、現実はシビアだ。
丁寧な清掃作業に場合によっては葬儀を行ってくれるこの会社もすごいと思ったし、作者がミニチュアで生きた証を残してくれたことがきっと故人の供養にもなるなと思った。離職率が多い業界だと思う。大変な仕事だけれど応援したくなった。
生と死を切り離して日々を送っているが、自分自身も周りの人もいつどこで亡くなるかはわからない。一日一日大切に過ごすことが大事だと改めて感じた。
コミックエッセイなので、読みやすい。学生さんにも読んで欲しいと思った。

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2023年04月18日

Posted by ブクログ

最近、遺品整理の書籍やユーチューブなど増えてきたなぁという感しますが、
主人公の女性が実際にお父上を亡くされたことを踏まえ、
真摯に向き合おうという情熱が素敵だなと思いました。
彼女に託したくなります。
明日も自分の仕事を頑張ろう!と思えました。

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2022年09月05日

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