【感想・ネタバレ】中国てなもんや商社のレビュー

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Posted by ブクログ 2020年04月21日

読み物として中国という国や人を理解する上で優れた書籍。映画化もされている。登り坂の国は女性がまず綺麗になる。という言葉が印象だったが正に現在の東南アジアでそれを実感するなぁと思う。中国製品、メイドインチャイナの品質が悪いと言われてた時代の背景や破茶滅茶さがよく分かる。

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Posted by ブクログ 2016年04月16日

今の日本の服はほとんどが中国製だ。
その歴史の背景にこんな面白い事があったとは。
ユニクロの服をマジでスゴイと感じる。

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Posted by ブクログ 2012年12月16日

『北京大学てなもんや留学記』を読んだのをきっかけに、これより先に上梓されていた本書も購入し読破。
本書では、貿易商社(アパレル)に就職し、中国相手に仕事をこなしていく著者が中国人や中国ビジネスと接する中で感じた日本人・日本企業との違い・ギャップへの驚き、彼らの図太さやバイタリティーなどが率直に綴られ...続きを読むている。いわゆるビジネス書とは異なり、ここには生の中国が感じられる。
本書「あとがき」によれば、本書原稿も著者が直に出版社に持ち込んだのがきっかけとなって出版化されたものだとか。同じく「あとがき」を読んで、1998年に「てなもんや商社 萬福貿易会社」(主演:小林聡美)として映画化されたことも知った。映画版も、是非見てみたいと思った。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年11月06日

旅行エッセイではないのですが、中国ビジネスの現場にいた著者が体験したことを書かれた本です。(1990年代)内容は読んでいただけたらわかりましが、このころの中国製品の粗悪さをおもしろおかしく、仕入れする側の苦労が書かれています。中国の国民性というのでしょうか?私も中国へ旅行した際に、この本の中に出てく...続きを読むる人たちの事をは本当だとうなずいたもんでした。笑えるエッセイ本です。

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Posted by ブクログ 2015年04月18日

2010/8/5
あー、それわかるわかるとか言いながら笑えます。
でもたまにグッと感動しそうになるところも。
何と言っても王課長のキャラクターが良い。
苦労を勝手でもしてしまう。そしてどこまでも前向き。
ちょっと中国人ぽくない気もしますが愛される性格でしょう。

実際に中国との取引がなく、この本を読...続きを読むんでいる方は少ないと思いますが、本の中のできごとを笑いながら読んでいるのと、実際に我が身に降り掛かってきた時の違いは凄まじくデカイです。
まず身をもって知る。これ大切です。
先日、受講したセミナーの講師も言ってました。
「中国はトップみずからその足で市場を見てこそうまくいく」

そしてこの本の中にも良い表現が。
「どんなに賢くても知識があっても、ここは戦場なのだ。観客席から見ているだけの人は向かない」


2010/6/9
『となりの中国人』と同じくR25で紹介。
なぜかこちらは通常出荷。明日届いちゃう。

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Posted by ブクログ 2011年10月08日

むかーーしに読みました。
でもとってもお奨めです。
中国という国と戦うには、あまりにも自分たちは無力だと感じさせられます。
あははは、この国には勝てませんね。
その後、仕事で中国に出張に行く人には必ず読ませました。
勉強になったかな??
映画も、おもしろい!おすすめ!

監督 本木克英
主演 小林聡...続きを読む
1998年

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Posted by ブクログ 2016年11月11日

おもしろい!
昔映画になったとか。小林聡美さんが主役で。
映画も見てみたいなと思いましたが、ビデオはあるらしですが、DVDは無いそうで見れないᐠ( ᐪᐤᐪ )ᐟ。
残念。

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Posted by ブクログ 2013年02月11日

経済大国へまっしぐら時代の中国ビジネスを描写しているが、自分も今の時代で中国とビジネスをやっていて、非常に共感できる部分があった。
そして、確かに苦労が絶えないのだが、それ以上にスケールの大きな国に惹かれてしまう自分がいる。

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Posted by ブクログ 2013年02月13日

中国という国は、不思議な国である。
とめどもなく、発展している。
そこの中にいる中国人。
日本にいる王課長、中国にいる周さん。
ふたりが好対照に書かれていて、
いずれも仕事が好きで、がんばり屋だが、
そこには、身体の中を駆けめぐるものが、
あるような感じである。

中国では、宴会をなぜするのか?
...続きを読む国の品質管理と日本の品質管理の差が、
カルチャーギャップとして、うまれてくる。
そこで、生き残るには、たゆまない「タフな交渉」なのだ。 

「どんなに賢くても知識があっても、ここは戦場なのだ。
観客席から見ているだけの人は向かない。」

「職人気質の日本人は『よいものをつくること』
そのものに喜びを感じるが、
根っからの商人の中国人は、
『できるだけ少ない手間でお金をもうける』
ことに喜びを感じるようだ。
もとから利害は相反する。」

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Posted by ブクログ 2010年09月28日

関西のOLは侮れない。

はずみではいった小さな商社で、いきなり中国を担当させられ、なにひとつうまくいかない新人OLのてんやわんや騒動記。

ノンフィクション(本人の体験!)なのだが、中国の工場から考えられないようなひどい商品が納品されてきたり、返品ややり直しを理解してもらうことが大問題だったり、「...続きを読むほんまかいな(笑)?」、爆笑話のオンパレード。

どんなむちゃくちゃな状況にもめげない、筆者のパワーに力をもらえる一冊。いや、どんな会社もいろいろあるけど、こんないい加減な会社も、そしてそこでなんとかしちゃうOLも、まあ、ないよねww

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

十数年前、ユニクロが中国に進出する前の時代。

作者が、中国企業と国内企業が共同出資して設立した、
国内アパレル商社に勤めていた頃の経験談。

現地で働いた体験がめちゃくちゃでおもしろい。

当時の中国の考え方や価値観、文化、
アパレル商材の品質の低さが見えてくる。

華僑でバリバリ仕事をするタフな...続きを読む上司の王さん、
香港出身でスマートな働き方をする張さん、
現地工場出身で、独立して成功する周さん、
などの登場人物を通じて仕事を考えさせられる。

大阪商人の父親
「お金がないと、恥かく、義理かく、情けかく」
「お金を手に入れるには、稼ぐ、取る、貰うの三つしかない。」

周さんの起業後、
「家でご飯を食べれるのは月1回、こないだ手帳を見たら去年休んだのは6日だけ。」
成功してお金持ちになっても何故働くのか、
「だっておもしろいじゃない。いろいろな人と会えるし。知り合う人とはご縁がある。
縁は大切にしないと。」
「男はなにか存在理由がいるですから、仕事とにかく発展させたいよ。」
独立して成功する上で必要なこと。
「まず夢ね。これが一番大事。ずっとお金持ちなりたかったですから。」

王さんは、記憶力がいい(仕事は頭にたたきこんでいる。)、
部下には聞かなければ仕事は教えない、
無理な仕事でも「できます。」と取ってきてなんとかしてしまう。
普段はひょうきんなキャラ。頼まれれば面倒くさがらずに必ず引き受ける。
事務処理がむちゃくちゃ早い。
部下に対して感情的に怒らない。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

親父に薦められて読んだ本。

かの中国を知りたければ読むべし。
中国を知っている人は
3倍〜10倍くらいは楽しめる。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

単純に面白い。中国貿易ですったもんだする新人OL。中国ってすげえ、と笑えたり、大変だなあ…としみじみしたり。2007/4/27

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

これはパパ(中国出張多い人)に勧められて読んだんだけど。
凄く勇気が湧いてきます。
ちょっとしたことでも「それがどうした!」と思い直させてくれるのです。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

何も知らず、何気なく買ったら、かなり当たりだった本。
商社に勤めていた際に、筆者が体験した中国の面白とんでも話。
「さすが中国」と別の意味で感心したり、話に出てくる同僚が自分の周りの人と被って見えたり・・・。
面白くて、ついつい寝る間を惜しんで読んでしまいました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年11月11日

これは面白かったですね〜。
今のように当たり前に中国貿易が多かった時代ではなく、
まだまだ大変だった頃。日本の商取引のように、約束が叶わない中国人のいい加減さ。と言っても、その国ではそれが当たり前なんだからしょうがない。。。
でもねぇ〜と悪態つきたくなる事件の数々。。。

今はこの作者、中国に住んじ...続きを読むゃっていますよね。
ブログも出してるけど。
住めば都。。。と言いますが。
個人対個人ならいい人なんだろうけど、
国のあり方がねぇ〜。

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Posted by ブクログ 2013年03月31日

20世紀末の中国を舞台としたド根性OL成長記。中国とは縁もゆかりなかった著者が偶然入社した日中合弁商社で揉まれ小突かれ振り回されながら成長していく姿がコミカルに、時にはシニカルに描かれている。この本で語られている中国は私の前職の会社が中国に合弁の工場を設立した時期と重なっているようだ。本書冒頭に出て...続きを読むくる「乾杯!」「祝工作順利。乾杯!」と叫びながら倒れるまで酒を酌み交わす話は中国駐在員からよく聞かされた。著者は作家になる為に会社を辞め、本書を書き、北京大に留学後、現在中国在住。もう少し著者を追ってみる予定。


『中国農民の反乱』を読んでいると中国社会に対してネガティブな感情を抱きそうになるのでバランスを取る意味で陽気な中国を併読する。σ(^_^;) 2013年03月12日

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Posted by ブクログ 2010年06月25日

この本は著者谷崎 光氏のとある中国貿易商社での日中貿易、又はビジネスを自らの経験を元に大阪弁で語るノンフィクション。 海外での仕事、そして海外ビジネスの真髄が面白く描かれていて、自身も海外で働いていた経験があり、すごく共感できるところがあった。 人種や言葉や文化、そして風習、すべてにおいてが違う人た...続きを読むちと仕事をする上では一筋縄ではいかない、そして忍耐を要することは海外で仕事を経験した人にはわかるであろう。
これから海外で働く人や貿易商社で働く人には読んでおいたほうがいい本のひとつだと思う。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

今でこそ「世界の工場」と言われる中国だが、そんな中国との貿易がまだ一般的ではなかった頃の話と思われる。納期を守らない。仕様を守らない。備品をなくす。突然のオーダーキャンセル。山のような不良品が届く…。中国貿易のパイオニア的商社に勤めたOLのドタバタ劇。笑える一冊。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

この本は父に買って貰った。
コミカルで面白く読み易いので、すぐに読み終わってしまった。

内容は中国が50%出資の貿易会社(外資系?)に勤める事になった、著者がその会社でのおもしろエピソードを綴ったお話。
工場で働いている中国人の特徴や性格などがよく解る。読んでいる途中は、中国相手の貿易は大変だ、、...続きを読む貿易系の会社には入社したくないなぁと感じるんだけど、最後の方には面白そうだなぁ〜・・と思うようになる本だった。
やはり働くなら中国人と!と少し思ったり・・・。

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