【感想・ネタバレ】氷の華のレビュー

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はじめて読んだミステリー作品。伏線、伏線、伏線。こんなにハラハラドキドキし続けた、あーこのまま最後まで読み続けたいと何度も思った作品。人を虜にする感じ。

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2021年05月13日

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ネタバレ

*専業主婦の恭子は、夫の子供を身篭ったという不倫相手を毒殺する。だが、何日過ぎても被害者が妊娠していたという事実は報道されない。殺したのは本当に夫の愛人だったのか。嵌められたのではないかと疑心暗鬼になる恭子は、自らが殺めた女の正体を探り始める。そして、彼女を執拗に追うベテラン刑事・戸田との壮絶な闘いが始まる。長編ミステリ*

再々読なのに、最初から最後まで気迫と緊張に満ちた展開に目が離せず、またしても一気読み。十重二十重に張り巡らされた罠と謎、その闘いに果敢に挑む妻の意地、戸田刑事との息詰まる攻防戦、何度読んでも本当に引き込まれる作品。

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2017年05月01日

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二重三重にも張り巡らされた罠。十数年連れ添った夫婦だからこそわかるお互いの心理。一文も読み飛ばすことなく、完璧なミステリー小説でした。

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2016年08月12日

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何度もひっくり返しの展開があり、長い本だが飽きずに読めた。
非常にプライドの高い女性と不妊症への葛藤をうまく描いており、女性作家らしい作品。
ストーリーを成り立たせるために、ほかの登場女性の動きはやや疑問が無くもないが、あまり気にはならない。
自費出版でこれを作り上げたのは凄い。

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2022年10月08日

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ネタバレ

主人公は好感の持てるタイプではないはずなのに、終盤の復讐を遂げたところは思わず、やった!と思ってしまった。厚いけれど、気になって一気に読めた。

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2021年01月19日

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毒殺した相手は
本当に夫の愛人だったのか?
全ての真相は…?
.
分厚い本だけど、全然飽きなかった。
えー?こんなに推理バッチリ当たる?
とか思うとこはあったりしたけど。
登場人物たちの最後までブレない姿、
よかったな〜。

やっぱり?な部分あり、
何回かどんでん返し食らう部分もあり、
しっかり満足な1冊だった☺︎
.
プライドが人を強くさせて、
プライドが人を歪ませる。
そんな感じ。

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2019年09月03日

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悪女と彼女を追うやりとりは『白夜行』を思い出させるようで、スリルがあって面白かった。
プライドの高い恭子の心理は臨場感があり、最後までどう決着が着くのか楽しみで一気に読めた。

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2019年06月23日

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専業主婦の恭子は、夫の子供を身篭ったという不倫相手を毒殺する。
だが、何日過ぎても被害者が妊娠していたという事実は報道されない。

殺したのは本当に夫の愛人だったのか・・・?

実は、嵌められたのではないかと疑い始めた恭子は、自らが殺めた女の正体を探り始める。

そして、彼女を執拗に追うベテラン刑事・戸田との壮絶な闘いが!

いやー、おもしろかった!!
この小説、60歳で自費出版して文壇デビューして話題となり、ドラマ化もされたんだって!
全然知らなんだ~~!!!
本読み友達のおススメ♪ 交流って大事ね♡

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2018年02月03日

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冒頭で以前読んだことがあると気づいたが、それでも面白かった。最後、戸田と恭子が互角かのような書き方がされていたが、どう考えても恭子が完全勝利である。仮に恭子があのまま出頭していても、裁判に勝てるだけの証拠は集まらなかっただろうし、そもそも戸田の捜査は違法すぎる…
ちょっとご都合主義なところもあるがミステリとしては上質と思われる。

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2016年06月22日

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あんまり期待せずに買ったのですが、久しぶりに買ってよかった!と思える作品でした。


シンプルな話ですが、最後の最後まで気がぬけないし、ラストまでしっかり書かれていて、読んだあとはスッキリしました。


ストーリーは、専業主婦の主人公が夫の子供を身籠ったという不倫相手を毒殺する。
でも、何日過ぎても被害者が妊娠していたという事実は報道されなくて。。。

主人公が殺したのは誰なのか?
主人公を操っている黒幕は?

主人公と昔ながらの刑事の戦い、かけひき、誰が勝つのか最後までドキドキしました。

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2016年05月18日

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ネタバレ

プライドの高い女と諦めきれない刑事
最後の犯罪はもともと自殺用の仕掛け
犯人が逃げ切る展開は書きづらいのかな。

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2015年10月25日

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著者のデビュー作だそうです

いやぁ・・・・・・・

夫婦の騙し合いもここまで行くと

ちょーこわいです・・・・・・

頭脳戦・・・・・

静かなる殺し合いですからねー

主人公はお金持ちであり、容姿端麗であり、理想の旦那さんを持つ女性
だけど、ひとつだけ
彼女は不妊症であった
夫の不倫相手からの突然の電話
子供を身ごもったという・・・・・・
彼女は不倫相手を殺害を決意し、そして・・・・・・
しかし、不倫相手が妊娠していたことが報道されない
むむむむむ???てなお話

誰が主導権を握っているのか分からないってとこがググッと興味をそそりますね~
プロローグにある孫とパチンコが唯一の楽しみというお爺さん
こういう係わりでしたか~

全てを持ち合わせているかに見えるあの人も大きな悩みを抱えているのかもしれません
だけど、彼女はぶれなかったのであります

恐るべしです

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2015年09月12日

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ネタバレ

米倉涼子さん主演でTVドラマ化作品。

動機や殺害方法は実にシンプル。
でも、その中に色々なからくりが主人公の前に現れる。

犯人VSベテラン刑事という、わかりやすい話の進み方だけど、絶対に曲げない主人公のプライドと度胸が凄くて「もうそれでいいじゃないですか?」と云いたくなる(笑)

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2013年12月01日

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ネタバレ

面白かった。先が気になってついつい読み進んでしまった作品。

だけど、裁判で無罪になれたのに、なんで旦那と愛人青酸カリで

殺すのか。自分で自分の首しめてどうするんだと言いたくなりました。

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2013年05月20日

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どのキャラクターに感情移入するか途中迷いつつも楽しめる。
ただ大どんでん返しかと言われると微妙。
後味は意外にもすっきり。

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2013年04月20日

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ちょうど実家でドラマが録画されていたので、堺雅人見たさにドラマを見て、なかなか面白かったので原作を。ドラマと比べながら読みました。ドラマの良さ、原作の良さ、どちらも満足な作品。

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2013年01月14日

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典型的なミステリーっちゃぁミステリー(笑)
最初にひき逃げ事件の話が出てきた時には、ドコで繋がるんやろう?って思ってたけどアンナ所に繋がるなんてねぇ。
アタシ的には恭子のプライドの高さ、大好き(^O^)
恭子を罠にかけた2人が恭子の仕掛けた罠で殺されてしまう所とか、若干スッキリしたし(笑)
最後にアメリカの同級生から警察へ手紙が届いたのにはで「出来すぎやろぉ。」って思ったけど、、、。

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2014年05月29日

購入済み

二転三転

物語が二転三転して読みごたえがあったが予測可能な結末だった。

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2020年10月03日

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完成度の高いストーリーだった。
ただ、主人公があんなミスをするか、最後まで秘密にするものなのか、が引っかかった。
気が強くプライドの高い女が起こす事件。
後半はページをめくる手が止まらなかった。

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2020年06月24日

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夫の不倫相手から電話で妊娠を伝えられ、彼女を毒殺する専業主婦で不妊症の恭子と、ベテラン刑事の戸田の攻防。自分の殺した相手は本当に愛人だったのか、嵌められたのではないかと疑心暗鬼になる恭子や事件を追う戸田にそれぞれ寄り添って読み進めたけれど、最終的に冗長なややこしさを感じてあまりすっきり出来なかった。

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2018年10月09日

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ネタバレ

わかりそうでわからない。
他の本と並行して途切れ途切れに読んだ感想。
結局恭子にとってはベストな選択だったのか。
ーーー
専業主婦の恭子は、夫の子供を身籠ったという不倫相手を毒殺する。だが、何日過ぎても被害者が妊娠していたという事実は報道されない。殺したのは本当に夫の愛人だったのか。嵌められたのではないかと疑心暗鬼になる恭子は、自らが殺めた女の正体を探り始める。そして、彼女を執拗に追うベテラン刑事・戸田との壮絶な闘いが始まる。長編ミステリ。

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2018年02月09日

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ネタバレ

読んでみて、この作者はサスペンスドラマが好きなんだろうなぁ感じた。というのも、キャラクター象が想像しにくい。元からあるドラマの原作を読んでいる感じがした。ベテラン刑事、プライドの高い女富豪、ハンサムな夫、どこか懐かしく、見たことのある設定だ。東野圭吾作品の悪女に慣れてしまうと、この主人公の悪女ぶりは中途半端で物足りなさすら感じる。最後の自決する事で、プライドの高さを演出しているのだが、やっぱりサスペンスドラマな終わり方。映像化されている様だが、実写ありきの作品だと感じた。

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2017年08月14日

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 子供はいないが、専業主婦として悠々自適な生活を送っていた瀬野恭子の日常は、ある日一変する。夫・隆之の愛人を名乗る関口真弓という女から、隆之の子供ができたと電話がかかってきたのだ。恭子は夫の部屋から見慣れない鍵を持ち出し、害虫駆除のための猛毒を持って彼女の部屋へと向かう。

 犯行を行う恭子目線の倒叙ものでありながら、のちのちつじつまの合わないことがたくさん出てきて、あれ、もしかしてこれは嵌められている被害者の側なのか?と先の展開が気になりどんどん読み進む。実際にいたら嫌な女なのだろうけど…どこか憎めないなぁこの高貴で孤独な女・恭子。

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2016年08月18日

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めずらしくミステリーものを読んでみた。面白かった。最後までどうなるのかわからないし、テンポよく読みやすい。パズルのピースが少しずつはまっていくような感じでなるほどと思わせる。主人公の恭子にはあまり共感できなかったけど、最後の最後まで彼女らしいと思わせるラスト。

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2016年05月31日

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犯人は分かっているはずなのに、「本当の犯人」が見えてこないミステリー。ミステリーらしいミステリーを読んだ手ごたえがする。恭子のプライドの高さ、短絡さが事件を簡単に解決させるよりも、混乱させる方へ動かしてしまった負の偶然。彼女がアルコールを飲む前に凍らせておいたグラスには、氷の結晶の「華」が咲いていたのだろう。起承転結がスッキリとしていて、読みやすい。警察関係者以外の登場人物のほとんどが女性だが、どの女性もひとくせあり、女性の奥底に持った怖さを垣間見た気がする。

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2016年05月02日

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これも「母からもらった本」の中にありました。

しかし背表紙のあらすじというのはうまくできてますね。
読みたい!という気にさせられます。

今回も「専業主婦の恭子は……」というところで興味がむくむく。
でもふたを開けてみると恭子は専業主婦だけど、とってもお金持ちの専業主婦なのでした。
そしてすごいお高くとまったやな奴。

彼女の心の痛みは気の毒だなと思うけど、なんかやな奴なので共感はできませんでした。

昔の話かな?と思いきや、2007年に出た本なのでそういうわけでもない。
でもなんか「ヘアダイ」という単語に妙に古さを感じるのは私だけでしょうか……。

話はそこそこおもしろかったです。

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2016年01月20日

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テレビドラマを見ている様な、割とありがちな設定なのですが
テンポが良く、長さも気にならず読み終えました。

しかし、登場人物の誰一人として好きになれなかったです。

何にも不自由をしないセレブの女性が夫の愛人を殺してしまう、、と言う内容なのですが
このセレブ女性が苛つく性格をしてまして。

調べてみたら米倉涼子主演でドラマ化されてたみたいですね。
イメージにピッタリ!!

色々ともやついた部分もありましたが、久々のミステリー、楽しんで読む事が出来ました?

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2015年12月26日

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ネタバレ

ミステリー小説は特別好きな訳でもないのですが、
やっぱり謎が解けてくる所は読んでても面白い。

現代において恭子のようなプライドの高い人は結構いるのではないか?と思う。

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2013年10月31日

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【一言感想】「よくできた二時間ドラマ」

夫の不倫相手を毒殺した瀬野恭子と、その事件の犯人を追うベテラン刑事戸田の話。
徐々に事件の謎が明らかにされていく展開や結末が二転三転する展開は(フィクションとしては)面白い。
が、「無理があるなぁ」って思う箇所がいくつかあって(警察の捜査やトリック)が出てきて、のめり込みづらかった。

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2013年04月21日

Posted by ブクログ

ラストが納得いかなかった。一度無罪になった人間をそう簡単には法廷に引きづりだせないでしょ。頭の回転が早いゆえに、積んだって思っちゃったのかしら。

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2013年01月01日

Posted by ブクログ

92/100
07年の単行本で、わたしのレビューとしてはかなり新目の本。
お話の最初から殺人事件があり、犯人探しという趣向ではない。
殺人を犯した主婦と刑事の対決がお話の中心になっている。
中ほどすぎると、殺人は第三者に仕組まれたものではないのかと犯人が気づき、
後半で一気に怒涛の展開をみせる。
この作者のデビュー作だし、あまり期待しないで読んですけどなかなかどうして、
犯行の手口など詳細まできっちり描かれていて好感がもてた。
松本清張の小説に似てる感じがした。

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2013年12月10日

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