【感想・ネタバレ】IoTと日本のアーキテクチャー戦略のレビュー

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Posted by ブクログ

アーキテクチャとは、システムを考えるためのフレームワーク。

システムは、全体として何を実現したいのか。
システムをどのようなサブシステムに分けるのか(モジュール化)、または分けないのか(非モジュール化)。
サブシステム間のインターフェースをどう定義するのか(それぞれのインプット、アウトプット)。

このフレームは、モノの設計だけではなく、
ビジネスを構想するうえでも使うことができる。

鉄道を例にとれば、
インフラ、車両、運行管理というサブシステム(レイヤー)が存在する。
全体の目的を達成するために、それぞれがどのように連携すべきか。インターフェースとして何を渡すのか。

このフレームワークをもって、IoTの世界も眺めてみよう、いう趣旨の本。


製造業について語るには、理系バックグラウンドの人が良い。
唯一抜けている視点として、
システム全体の目的設定と、
その結果として企業価値が向上したか、だろうか。

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2023年09月10日

Posted by ブクログ

アーキテクチャやモジュール化の基本的な考え方について、トヨタやダイキン、ファナック等の例を基に説明されており、分かりやすい。モジュールをどのように設定するかがキモと述べられているが、着目すべき観点や視点についても述べられているとよかった。ただ、ケースバイケースとなるところもあるので一概の説明や、企業秘密もあるなかでの説明は難しいと思われるが、著者の想定でもよいので、参考となる内容があるとよかった。

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2023年07月10日

Posted by ブクログ

結果論としてはよくわかるが、モジュール化のアーキテクチャーは創業期の偶然を含むもの。

・アーキテクチャー:全体構造の中で分割の仕方とインターフェースに着眼する概念

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2022年11月26日

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