【感想・ネタバレ】怪談和尚の京都怪奇譚 宿縁の道篇のレビュー

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Posted by ブクログ

怪談を通して、仏教の考え方や、死ぬこととは何か、命とは何かを考えることができた。ホラー小説では無いため、とても怖いというわけではないが、仏教に絡めた不思議な話が興味深かった。

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2023年10月18日

Posted by ブクログ

★特長
各テーマの前後に優しい解説があり、真ん中に読みやすい経験談複数挟まれています。


★魅力
単なる恐い話ではなく、教訓や人の優しさを感じられるのが良い。

★感想
とても読み易く、楽しかった。
教訓はなるほどと納得するものが多く、
とても勉強になりました。
定的に読み直して思い出すと良いと思いました。
このシリーズのファンです。

★オススメの人
ゾクっとする話が好きな方

★メモ ネタバレあり
第一章 命 
どの話も良かったですが、最後の知的障害のある弟を案じながら亡くなられた男の子のお話に感動しました。
残った者は亡くなった者に恥じない生き方をしなければいけないと思いました。
亡くなった肉親の事故現場を訪れるのも悪くないかもしれないと思いました。

第二章 願
苦しいことを乗り越えずに死んでも意味がない。
乗り越えて成長することにより、苦しみのない世界すなわち苦しみに動じない自分になっている。
といったことが分かるお話でした。

心霊現象を全く信じない方々、
逆に究極の心霊スポットを求める人、
それぞれへの教訓的体験が面白かった。


第三章 穢
和尚の「怪談メモ」が実況中継のようで、リアリティあり、楽しかった。

第四章 縁
美容室の独立を巡る胡散臭い話など。

人は悪い噂ほど信じやすく、それを利用するのが炎上商法。
悪い噂を信じて更に広め、悪口を楽しむ仲間が出来ると、運に見放された人生になってしまう。

現代人にとって巣立ちとは、「和」を理解出来た時、即ち集団生活を送る中で、周りの人の気持ちを理解し、互いに認め合えるようになった時ではないか?
子育てでは、そこをしっかり抑えるべきではないか?と思った。

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2022年11月23日

Posted by ブクログ

オーソドックスな怪談ではあるのですが、なんか「そういうことあるよね」って思える内容が多くてめちゃくちゃ怖かった。頑張って誠実に生きます。

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2022年08月09日

Posted by ブクログ

和尚さんだけあって、ただ怪談話をするだけでなく説法が入るのが新鮮。
ただ自分の体験談は少なく、専ら相談してきた人の体験談というところが驚いた。

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2022年12月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
第1章  命
第2章  願
第3章  穢
第4章  縁

<内容>
待ちわびていた本だが、怖さはあまりない。僧侶という立場が、本の構成が若干邪魔をしているかもしれない。当初は、その立場がネタを活かしていたのだが…。木原さん中山さん時代の『新耳袋』や『九十九怪談』などの、実話系の流れだと思うが、宗教色が今回はより入った感じが怖さを半減している。

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2022年08月06日

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