感情タグBEST3
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小川糸さんのエッセイや小説を片っ端から読んでいる者です。こちらは取材先まとめ本のようなもの。
国や地域の名前だけで、あのお話に活かされているのかな、と今まで読んできた本が浮かびます。
小川さんの描くたべもののお話は、どうしてこうもあたたかいのだろうと思っていましたが、取材先で出会った人々やいのちと向き合っているからこその言葉が生まれるのだろうと感じる1冊でした。
小川さんといえばベルリン!という方が多いと思いますが、わたしは湯島とモンゴルの描写も大好きです。
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実家の近くのお店に糸さんが行かれて取材されたことが嬉しかった!
印象に残ったのはレストラン「ベルソー」の話で松田シェフの言葉が心に刺さりました。
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世界中、日本中のお料理や食材が出てきます。
印象に残ったのは、なんと言ってもモンゴルの遊牧民のお母さん。働く=体を動かす。執着のない暮らし。モンゴルの大自然の中での暮らしは、大変そうだけど、私たちの抱えているストレスや悩みとかとは次元が違う感じで、なんというか、ちょっと羨ましいです。やってみろって言われてもできない生き方暮らし方ですけどね。
あとは、こころみ学園とか、地産地消の話も印象に残りました。私も、地元で採れた野菜とかたくさんいただく機会あるので、作者みたいな感性と丁寧さをもって食材に向かい合えたら、日々の暮らしがもっと豊かで、色々なものに感謝できる幸せなものになるのかも。
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小川さんの食に関するエッセイ本
優しい文書と暖かい食べる事の大切さが伝わってくる
松山が喫茶店の町とは知らなかった
人の手には人の数だけ違う乳酸菌がいるから握った人の数だけおにぎりは味が違う話も素敵
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小川さんの本三冊目。
モンゴルへホームステイしたときの感想がすごくよかった。なんでもあって便利な国日本。でもないからからこそ自然の偉大さを感じるモンゴル。時間の感じ方も全然違うんだろうな。
あくせく東京で生きてる私、モンゴルに行ってみたらなにか人生観変わるかな??
小川さんの書き方というか、感じ方ってすごくピュアな感じで素直な人なんだなぁ、飾らない人なんだなと思えて好感が持てた。
まだまだオーディブルに本があってしばらくは小川さんを制覇する時期になりそう。
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食べることを大切にしている人って生きることを大切にしてる感じがして、ほっとする
そういう人になりたいなあ、でもいつも、なりたいで終わる私は、少しでもこの本でそんな気分を味わえたような気がします
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「ようこそちきゅう食堂へ」を読み終えた直後に、新たな原稿を足して刊行されたと知らずに読んでしまいました。
なので、半分は飛ばして読ませてもらいました。
知っていればもう少し間隔を空けてまた最初から楽しく読めたのに。失敗失敗。
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おいしいごはんはすべて、
「料理の神様」の贈り物。
おいしい出会いを求める旅です。
特に印象的だったのは、
滋賀県大津市 月心寺(げつしんじ)の精進料理です。
胡麻豆腐、ぜひ食べてみたいです。
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「いただきます」「おいしい」「ごちそうさま」 今日もあちらこちらで奇跡の出会いを喜ぶ声が。きっとそこには、料理の神様の愛弟子たちがいる…。石垣島からモンゴルまで、おいしい出会いを求めて「食堂」を巡った旅の記録。
好き嫌いが多くて,きっと食べには行けないところばかりだけど,どこも美味しそうで,素敵なところばかり。
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食べ物というものは、全て元は命であったのだという事を気づかせてくれる。
作者自身が、料理をする人と出会う事で、それを見つけていく旅の記録でもある。
説教くさくもなく、宗教くさくもなく、優しい文章の集まり。
時々読み返したい。
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食べること、そこにまつわる人々への愛情がとてもよく伝わる。食べることって人とつながることでもあるんだ。おしんこはおいしそうだった。波照間島の食堂はいってみたい。
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103-当たり前のことを、当たり前と思ってはいけない。
そして誰かに料理を作るとは、その人の尊い命につかえることだ。
生きるとは、悲しいことがあっても嬉しいことがあっても、日日、同じようにご飯を食べて呼吸することなのだから。
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ようこそ、ちきゅう食堂へ、が改題されいくつかの新たなお話が収録され文庫になって発売されました。
食と旅。小川さんが実際に訪れて口にした数々の美味しそうなもの、あたたかな人々がでてきます。
食べたいのは長瀞のかき氷(でも長時間並んでまでは食べたくはないな)。訪れたいと思いつつもまだ行けていない石垣島の辺銀食堂。あとはモンゴル、ね。小川さんのエッセイでモンゴルにものすごく憧れをもつようになりました。
旅して美味しいものが食べたくなる愛おしいエッセイです。
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各地のこだわりのある食堂や食のお店をめぐるエッセイ
単なる美味しいもの案内ではなくて、小川糸さんと食の作り手さんたちの心と心の交流がとても素敵で心温まり、食や自然の本質を感じられました。
モンゴルの大平原の中、ゲルに泊まってみたいな〜。
西表島、石垣島、米原の食堂やレストラン、奈良のバウムクーヘンやさんや中津川の栗きんとん屋さんはいつか行ってみたいです。
湯島はまたゆっくり歩いてみたいな。
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モンゴルの遊牧民、ハヤナーさん家でのホームステイはとても興味深かったです。なかなか知ることのできない遊牧民の生活が具体的に知れました。便利なもので埋め尽くされた日本の生活とは真逆の生活を2回も体験できた小川糸さんは贅沢。その体験を本にして伝えてくれてありがとう。
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かき氷で有名な長瀞でどうやって天然水の氷が作られているか、カナダで生まれた川に戻ってきて命をかけて産卵する鮭、それぞれのお店で店主さんの個性とあたたかみを感じるカフェの街松山、などなど。
食をさまざまな角度から取材して丁寧な視点で書かれた本です。
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著者の本を出版年順に読んでいて、内容を調べずに手に取ったら、先に読んだ「ようこそ、地球食堂へ」に少しだけプラスアルファしたものだったので、後ろの方の新たに加えられた部分のみ読んだ。
おいしい料理、食材、お店の数々が載っている。普段特に心も込めることも意識せず、パパッと時短優先で料理していることが恥ずかしくなるような内容。
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手間を惜しまず、ひとつひとつ丁寧に。
美味しい料理を作るのは、愛し大切に想う人の命を支えるため。美味しい料理をいただくのは、今日も無事にそして幸せに生きているということを噛み締めるため。
食べること、生きることの根っこにある大事なことに気付かせてくれるエッセイでした。
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海へ山へ森へ町へ、美味しい出会い、料理人との出会いを求めた食べ物エッセイ。
自然のままの贅沢、人の手が過度に加わらない贅沢を尽くした料理がたくさん。
私が特に食べたい!と思ったのは、阿左美冷蔵の天然氷のかき氷。
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『ようこそ地球食堂へ』の文庫版らしい。文庫版になったほうのほうがタイトルも中身も(増えた?)いいなと思った。作り手から直接話を聞けるっていうのがとても羨ましい!!