感情タグBEST3
Posted by ブクログ
直前に読んだ、『「キングダム」で解く・・』によって戦国時代後期の雰囲気や概要が掴めていたためより一層面白く読むことが出来た。
やはり、宮城谷の列伝は歴史の大きな流れを知って、そのなかで活躍した人物に注目する(そのために列伝を読む)という流れで読まないと面白くないのだと思う。
ただ、彼の性格なのか、有名な部分が抜けている(と言うより人物の”立ち上がり”が好きなのか?)ので、興味を持って読むと肩すかしを食らって不満が残るかもしれない。
Posted by ブクログ
中国の紀元前300~200年ごろの戦国時代(秦の始皇帝による統一まで)の各国の名臣16人の評伝。一人あたり20数ページほどなので、それぞれの内容は濃いとは言えない。
中国の歴史、特に春秋戦国時代に興味のある人向けの本。
この時代の名臣は戦国時代だけあってイクサに強い武人が多い。
Posted by ブクログ
戦国七雄の名臣名将を追いながら、出来事や人物がリンクしているため時代の流れも大筋で掴める。小説的に膨らませるのではなく、人物の掘り下げもないから淡白なイメージ。読み物としての面白さは微妙。それでもこの時代と人物が面白い。李牧は章にしてよかったのでは。さらっと触れる韓信。楚漢名臣列伝でも評価厳しいけど、先生好きじゃないんだな。藺相如と廉頗の固い友情、刎頚の交わりがいい。韓からの選出はなし…韓とは一体…。
Posted by ブクログ
本書には古代中国の戦国時代の名臣として、越の范蠡に始まり秦の王翦まで16名の人物が取り上げられている。短編小説かと思いきやそうではなく、かといい純然たる評伝でもない。しかし、 どの人物についても興味深い内容で面白かった。