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Posted by ブクログ
内容(ブックデータベースより)
三十代のおえんは独り長屋で暮らしながら〈縁結び〉の仕事をしている。評判はよいが、いささか難しい話も舞い込んで……。息子を一人で育てる女の縁をとりもつ「結び観音」。腕のいい魚売りがなぜか縁談を尻込みする理由とは(「鯛の祝い」)。ある人物の奉公先を世話することになる「神かけて」や、友人のお千恵の夫の行方を探す「夕明かり」。さらに「余寒」から表題作につながる大きな謎の解決。人の営みの陰影を〈ご縁の糸〉が浮かび上がらせ、照る日曇る日の情感を描く時代小説全六編。
令和6年1月8日~11日