感情タグBEST3
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「こいごころ」
なんとも切ない。
「せいぞろい」
禰々子親分の「佐助さんは、相変わらずやることがきっぱりしている。いい男だねぇ」というセリフがグッとくる。あの親分が誉めるというと、一層グッとくるのは、禰々子親分の魅力なんだろうなぁ。
「遠方より来たる」
私にとってと大切な若だんな。火幻ははたして大丈夫なのかと心配になりつつも、
「妖百物語」では案外に頼りになる医師であり、ほっとする。
よき仲間になるといいなぁ。
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若旦那が少しずつ大人になり妖も増えてきて面白かったです。珍しく人間に巻き込まれて乗り越える若旦那。とある別れが2つありせつなかったけれど、こいごここの章が優しく切ない終わり方でした。
愛おしい。
毎度お馴染み、長﨑屋の若旦那と、あやかし達の、笑い有り、ちょっとほろ苦い涙も有りの日常。事件に遭遇したり、解決したり、いつものドタバタが、愛おしい。
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かわいくて切ない話や、オールスター大集合でワイワイ楽しい話、そして久々にヒヤッとする話など、とても盛りだくさんだった。
新キャラも登場したので、今後の活躍が楽しみ!
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しゃばけシリーズ。
お江戸をめぐって大騒動とか、
若だんなの一大事ではなく、
百物語とか、妖たちの宴会とか、若旦那の医者が引退とか、
日常的な謎や小騒ぎのお話で良かった。
こじんまりとやろうとしていた、
若だんなのお誕生日を祝う宴会が、
どんどん規模が大きくなっていき、
寛永寺を会場にしないといけなくなるのは面白かった。
若だんなの人徳、というところかな。
もう一度若だんなに会いたいと、
訪れた子狐の妖のお話は悲しかった。
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しゃばけシリーズ21弾。
妖と縁のある江戸の大店長崎屋の一人息子、若だんなの元へは今回はどんな問題が持ち込まれるのか。
おくりもの
こいごころ
せいぞろい
遠方より来たる
妖百物語
5作品。
今回は妖たち大騒ぎ、新顔も出てきます。
若だんなが(相変わらず身体は弱いものの)次第に成長しているのも感慨深く、妖たちも相も変わらず自由気ままに日々長崎屋、若だんなの元に集い暮らしてるのも楽しく読めました。
来年の次回作も楽しみです。
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しゃばけシリーズ
ずっと読んでるので読むと落ち着く 笑
今回は医者の跡取り問題があったり、百物語があったり、普通ならなんてことないことが、一太郎のこととなるとかなりの大事に。
妖の中でも人に化けてる妖と化けれないのとでまた問題が起きたり、なかなか面白かった。
一太郎の推理力はすごいね
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しゃばけシリーズ第21弾。題名にもなっている「こいごころ」の中にでてくる笹丸がいじらしくてほろっときた。周りの皆も優しく温かい。なにもわかってなく、なんでなんで?と聞く鳴家の声を想像すると益々悲しくなった。そばに大事な人がいるということが当たり前じゃなくありがたいということだ。今まで若旦那の身体を診てきた医者が妖の火幻にかわるとのこと。飽きてきた時期もあったけどやっぱりこのシリーズは続いてほしい。新刊が出たらまた読むと思う。
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しゃばけシリーズ。
今回も、あやかし達がたくさん出てきました。
表題になっているこいこごろは、ちょっと切ない話でした。
妖の力が弱くなってきた笹丸を何とかしてくれと、老々丸に頼まれる若旦那。
かなり無茶な頼みなのですが、みんなが笹丸に優しいので、なんでみんながそんなに優しいのか気になる若旦那。
そこには理由がありました。(それがまた切ない)
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5作品からなる短編集。
表題作となる「こいごころ」は想像と少し異なり、思わず涙が出てきました。
安定感のあるシリーズで、今作は宴会シーンが目立った印象です。若旦那を取り巻く日常的な話が多く、新たな妖の登場もありました。
馴染みの人間はあまり出てきませんでしたが、妖はたくさん出てきました。そんなに若旦那がピンチに陥っていなかったので、仁吉と佐助の出番は少なかった気がします。
人間の出番が少ないのも、松之助や栄吉は次のライフステージに進んでいるからなのでしょうか。
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タイトルの意味が分かり、しんみり。
人だろうと、妖だろうと、
切なさには変わりはないよね。
最後は新しい登場人物が増えたってことかな。
常連さんに負けず、活躍してもらいたいものです
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しゃばけシリーズ。
相変わらず若だんな一太郎は病弱で寝込むことも多いけど、頭を働かせて妖達と活躍中。
今回は若だんなの誕生日を祝おうと沢山の妖達が登場し賑やかに。
新しい主治医も決まり、今後も若だんなや妖達の活躍が楽しみ。
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シリーズ第21弾。
相変わらずの若だんなと妖たちが巻き込まれる騒動、5話。
おくりもの・・・良き贈り物とは何か?頼まれ、答えが出ない上に、
その相手には縁談が絡む揉め事が発覚。どうする若だんな?
こいごころ・・・狐仙と弟子の笹丸の願い。初めて抱いた思い。
化け狸の事件も絡んで明らかになる事実は、失うことの悲しさ。
せいぞろい・・・若だんなの誕生祝。開くは内輪の妖だけの
宴のはずが、河童、猫又、天狗、管狐、日限りの親分、
高僧たちと弟子たち、それに賊まで参加?
遠方より来たる・・・隠居する源信医師の跡目は誰に。
名乗り出た5人の中には源信の弟子や妖までも混じっていた。
妖百物語・・・百話目まで語ってしまうと怪異を呼ぶ、
そんな百物語の会に招かれてしまった若だんなたちは・・・。
美味しいものと宴会好きの妖たちに囲まれている、若だんな。
相変わらず病弱だけど、頭の冴えも変わらずの短編集です。
表題作はしんみりした内容でした。
妖も力が衰えたら消えてしまうこと。失うことの悲しさ。
でも、笹丸は良い記憶で送り出され、共に暮らすようになった
二人にも、笹丸の思い出が残る。消えても笹丸は心の中に居る。
何よりも、柴田ゆう画伯の笹丸のイラストが可愛いから、
切なさ倍増です。
そして、新しい妖はこれからも登場しそうな感じ。
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お気に入りは表題作の「こいごころ」
長崎屋の妖達はまだまだ元気ですが、永遠の命を持つ筈の妖の最期ってのが切なかったです。それも、すーっと跡形もなく消えていくのが物悲しい。長崎屋の妖達はきっと若だんなが生きているうちはいなくなる事はないでしょうが、ありえる未来だと気付かされました。
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長崎屋の妖し達の想いとは別に時間は流れるということを、これほど切なく描いた作品が出てくるとか(´;ω;`)ウゥゥ
幼い子狐の時に若旦那と出会った笹丸。妖力がなくなってしまいそうだから、若旦那の祖母であるおぎんが使える荼枳尼天の元へ願う笹丸の親代わりの老々丸。
でも、すでに笹丸の妖力は尽き、最後に慕っていた若旦那の元で過ごさせてやろうという親心。
いつか若旦那も人である以上、妖たちの元から去っていくことになる。
また逆に妖しが若旦那を置いていくこともある。
自然の摂理ではあるけれども、別れは辛い……。
シリーズのまとめに入り始めたのかなぁと不穏なことを考えしまうんですが、ここ数年の内容が(-"-;A ...アセアセ
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<目次>
略
<内容>
しゃばけ最新巻。読む方も少し間があいて、若だんなや仁吉、佐助にも感情移入がしにくくなっていた。お話は相変わらずだが、新しい妖もそろそろ手詰まり.最後か「化羽化現」らしきものが出てきておしまい…。死んじゃうキツネの妖、天狗や河童、タヌキなど多彩。西から医師になる妖まで出てきた(種切れかな?)。
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冒頭から離れに集まる妖たちが幸せそうで、読み始めて早々にふんわり優しい幸せな気持ちになりました
表題作「こいごころ」で失うことの悲しみを知ってしまった妖たちにしんみりしつつ、かなーーーーり前に登場した桜の花びらの妖、小紅とそのときの若だんなのことを思い出しました。(長年続くシリーズものの醍醐味だと思う)
誕生日を祝う習慣って江戸中期にはなかったんですか!!??とまた新たに勉強になりました
新しい仲間(?)が増えたようで今後も登場が楽しみです
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今回のお話もおもしろかったです。
気楽に読めて、優しい気持ちになれるので「しゃばけ」シリーズは時々読みたくなります。
表題の「こいごころ」が余韻をひいて好きでした。
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しゃばけシリーズ、21作目。
前作で赤ちゃんから人生をやり直した若だんなだけれど、元に戻れば相変わらずの寝込み具合。でも、ちょっとお店の仕事も増えてきたかな?何となく、前作より前の若だんなとは佇まいが変わったような気がします。
意外な結末だったのはやはり表題作の「こいごころ」。何が恋心なんだろう?と思いながら読んでいたら、最後で得心しました。結構ドライな印象の妖にも妖なりの優しさが見えてホッとするのと同時に切なさも。
「遠方より来たる」では新たなレギュラーメンバーとなりそうなキャラが登場。身勝手な感じもあるけど、結構好みのキャラになりそう。これからも楽しみです。
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安定感のある面白さ。表題作のこいごころは、切なくて、良いお話だった。その人が幸せに最後をむかえるには、どうしたらいいのか周りの人たちが考え、見守る姿が、素敵でした。
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21弾・・・?もう?
怪たちは相変わらず。ここへ来て新キャラも入りって賑やかである。
なんとなく続けて読んでいるが、これいつか終わるのかなあ。
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よくもなく悪くもない、まことにスリースターの作品だと思います。でも、たまに畠中さんを読みたくなるのは何故でしょう。
またそのうちいつか、次の一冊を手にすることがあるかも知れません。
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思わせぶりなタイトル~麻疹で縁談が崩れた家へ肩入れ・おぎんに会わせろと言う幻孤は姪の一太郎に寄せる恋心を知っていた・一太郎の誕生祝いを妖がやろうとすると大宴会に・掛かり付けの医師源信が引退することになって後釜は西から来た妖医者の火幻に・百物語が流行っていたが危ない目に遭った通町の大店も已めにした~もう21作目なんですって。畠中さんは終わらせたくても・新潮社は終わらせたくないでしょうね。表紙の絵は笹丸と田貫屋と火幻でしょうね
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まあ、大興奮めっちゃおもろかった!とかではないが、安定感あり。
全体的にパンチがない、ガタ名物(?)のイタリアンみたいな、、(どんなん)
今回のタイトルになっている”こいごころ”がちょっと寂しくて悲しい話。
おくりもの
こいごころ
せいぞろい
遠方より来たる
妖百物語
どれもあっさりした話だが、強いて言うと
せいぞろいが面白かったかなぁ、、。
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前作で、赤ちゃんから育ち直した若旦那。今回は少しは元気になっているかな?と思いましたが、相変わらずでした。
この変わらない感じが好きでずっと読んでいるのですが…
今回は『おくりもの』『こいごころ』『せいぞろい』『遠方より来たる』『妖百物語』の五作。
『遠方より来たる』では今後も活躍しそうな新しい妖も出てきて楽しみが増えました。
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やはり表題作が印象的ですね。その切実な想いが尊くて最期はどんなにか嬉しかったろう、とは思うものの切なすぎるなあ。
妖さんたちはだいぶ人間に馴染んできましたね。親しみやすいけれど、ギャップもまた楽しみなんだけどな。と思っていたら、怪異との距離感を窘めるお話もあったので、緩急の巧みさに感じ入りました。