感情タグBEST3
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現代史について、教科書やテレビでキーワード的に結果だけを認識していて、それを取り巻く要因や環境、つながりがなんだったかというのを全く知らなかった、さらには世界でどんなことが起きていたか認識もしていなかったと言うことを痛感させられた。もっと現実世界に目を向けようと思った。
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以下のテーマについてどの程度知っていて、どの程度話せるでしょうか。
湾岸戦争
スターリン
朝鮮戦争
キューバ危機
文化大革命
毛沢東
ベトナム戦争
ベルリンの壁崩壊
ポルポト
言葉は聞いたことがあるけれどどうことかはいまいち・・・と言う方におすすめです。
当時の社会、世界情勢と為政者の思想、行動が分かりやすく解説されています。
「そうだったのか。」「知らなかった。」と感じることがたくさんありました。
冷戦時、共産圏のことは「鉄のカーテン」「竹のカーテン」と呼ばれ、どのようなことが行われているか、西側諸国にはほとんど知られていませんでした。
それがソ連崩壊と共に明らかになり、世界は驚愕しました。
今なお多くの国に影響を与えているソ連の共産主義。
民主主義を盾にした数々のアメリカの介入。
現代につながる世界史について知っておくべきことばかりです。
また、内容が章ごとに区切られているのでそれも読みやすいです。
冷戦から現代につながる世界史を一通り知りたい方にはおすすめです。
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大復習。本当に平易に分かりやすい説明。池上さん、いつもながら流石。思い出した事も、そして初めて知った事も。歴史に学ぶ事の大切さ。自分が生きていた時代が既に歴史である事も認識。学ばねば。
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民族紛争やテロ、領土問題など、現在も続く国際問題について、現代史の視点から解説した本。
今も続く国際問題のほとんどは、過去の積み重ねにより問題が大きくなってきたものです。現代の政治・経済をより深く理解するには、歴史から問題の本質を学ぶ必要があります。
本書は、さまざまな国際問題を現代史を通して学んでいきます。国際問題と現代史を理解するのに本書は大いに役立ちます。
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お見事。
高校教育においては日本史、世界史と同じ単位数で現代史を採用すべき。
関ヶ原の戦い、産業革命、二次関数、源氏物語並みに学ぶべきものがここにはある。
事実と私見を同列に扱ってる点と、執筆された2000年当時の時事を起点として遡る構成なだけに、時系列が分かりづらいって点は気になったけど、オーバーキルの☆5です。
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無知は怖い。
ここ70年近くの間にこんな恐ろしい虐殺がいくつもあったなんてゾッとする。
歴史の勉強まったくせずにここまで来てしまったことを猛反省。
この本のおかげで海外のニュースが以前よりも分かるようになった。
これは20年前の本なので、次はこのシリーズ2を読みます。
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広く浅くの池上流なんだけど、それでも「そうだったんだ」と思う内容がかなりあった。曖昧に覚えていたことを改めて整理できたというか。湾岸戦争、冷戦、ポルポト、いずれも物心ついていたはずだし、ニュースも記憶にあるのに、改めて読むと勉強になる。ただ自分が詳しいところを読むと、不正確(もしくは一方的)な記述が散見されるので、やはりしっかり勉強するには、池上氏が参考文献で多数の本を上げているように、史実を絞った良書を読むべきとも思われる。
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子どもが課題図書として借りたのを、読んだ。現代史の背景を何一つ知らなかったので、大変参考になった。
疑問に思ったのは、社会主義になっていくと、そこから人は逃げるし、逆にいろいろ衰退するし、机上の理想論?ではあるけど、成功したためしってあるの?
今また北朝鮮がどうなるかと思うし、穏やかに解決することを願います。
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日本で普通に暮らしている分には、知らなくても生きていける。
だけど、世界は日々何かが起きて変わっていく。
今まで知らなかったこと、忘れてたことを知識として与えてくれる一冊。
バイブルのひとつにしたい。
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大変分かり易い。自分が生まれた後に起こったこともたくさん書かれており、意識が低かった自分でも聞いたことがある名前、事件が出てきてとても勉強になる。
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ドイツ〜西ベルリンと東ベルリン
中東〜イラク、クウェート、イラン、イスラエル
ソ連〜レーニン、スターリン、フルシチョフ、ゴルバチョフ、エリツィン
中国〜天安門、毛沢東、鄧小平
台湾
インドシナ〜ベトナム、カンボジア(ポルポト)
キューバ〜チェ・ゲバラ、カストロ議長
ユーゴ
ユダヤ教〜旧約聖書
キリスト教〜旧約聖書と新約聖書
イスラム教〜旧と新とコーラン(聖典)
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第二次世界大戦以降、各地での米ソ冷戦の代理戦争に始まり、冷静終結後はその均衡が崩れ、過去の植民地政策や宗教対立などの怨恨が再度戦争の火種になったという大まかな流れが理解できた。結局侵略は必ず憎しみの連鎖を生み出してしまうことがわかる。また池上さんだけに戦争へのメディアの影響にも触れている。例えばベトナムでの反戦運動やソ連崩壊を加速させた良い面もある一方、湾岸戦争では情報統制により、誤爆による民間人犠牲や環境破壊など都合の悪い真実を隠した。やはり反戦や自由を勝ち取るのはいつも世界中の人々の声だと思う。
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戦後から現代にかけての戦争や紛争、経済の発展などを分かりやすく説明してあります。
湾岸戦争やベトナム戦争、中国と台湾の関係や朝鮮戦争、イスラエルの誕生など、タイトル通りそうだったのねって思いながら読みました。
自分が生まれた頃かぁ、とか、小学生や中学生の頃に隣国でこんな事が、、、!!など、もっと勉強してニュースが分かっていたらなぁとつくづく考えてしまいます。
歴史の知識が身につけば、ニュースが分かるようになる。最近少しずつ実感しています。
良いです。
「そうだったのか!」シリーズ最初の本。
私はこのシリーズの新しいもの(中国、アメリカ、日本現代史)から読み始めたが、この本も他の本と同じく、概略をつかむという意味では良書。
受験等、知識を使うために読む人は、繰り返し読んで、知識の軸を作るのに最適。この本を読んでから教科書を読むのもおすすめ。理解の促進に寄与する。
私は読み物として楽しむために読んだが、十分に楽しめた。下手な小説を読むよりはるかに面白い。
このシリーズの朝鮮半島の本が、早く電子書籍化されるのを待っている。
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現代史のトピックをざっとおさらいするのに便利。全く知らない内容はあまりないので気軽にすらすら読むことができた。内容自体も池上さんらしく分かりやすくて良い。
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イデオロギーがアレルギーを生んだ。
そう考えるとEUってすごいわ。
あくまで池上氏の主観であることは否めないがわかりやすくまとまっていて良い。しかし。
ベトナム戦争での韓国軍についての解説が、私が認識していたものと大きく乖離しており、今も残されているライダイハンの問題と辻褄が全く合わないことに疑問が残る。
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池上さんのそうだったかシリーズの最初の一冊。そうだったのかシリーズに言えることだがとても読みやすく、社会人であれば必読と言える。ただ本書は最初の一冊と言うこともあり幅が広いが一章あたりの内容が他のそうだったのかシリーズよりも薄め。この本を皮切りに自分で調べ理解していく必要がある。
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歴史の勉強をしたいと思っていたので読むことにした。
とてもわかりやすくまとめられていてなんとなくだが近代史を理解することができた。
歴史を学ぶことで最近のニュースも違う視点でみられるようになったので、やはり学ぶことは大切だと実感した。
他の本も読んでみたいです。
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名前は聞いたことがあるけれどよく知らなかったことが多く、まさに「そうだったのか!」しかしこの本に書かれていることもすでに10年位前の話で、今とは状況が異なる場合もあり、日々刻々と変わりゆく世界においていかれないようにせねば、とも、現在進行形では見えない側面もあるだろうな、とも思う。
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まるでドキュメンタリー映像を見ているように話しが流れ、読みやすかった。
学生の頃は世界情勢にまったく興味がなかったので、世界のあちこちであんなにひどい殺戮や虐殺が起こっていたなんて知らず、今さら驚きを隠せず、無知を恥じる。
そんな中、EU設立はまるで希望の光のようだ。でも昨今の状況を見るに、EUの結束も前途多難か。
私たち日本人には、多くの民族が入り乱れる中で生きることの大変さがわからないため、世界史については無関係な遠い国のことのようにとらえがち。
でも、日本でも着実に外国人が増えている。少子化が進む中、外国人労働者を受け入れるなければならない状況も多々出てくるだろう。
そのときのために、遠い国の歴史に学び、過ちをおかさないようにしなければ。
Posted by ブクログ
現代史、難しいですね。
そういや私もあまり学校で習った記憶がありません。
特に中東史!
何度説明されても、なかなか理解できません。
こうやって池上さんの解説を何度も読んで、自分なりに解釈していこうと思います。
Posted by ブクログ
第二次世界対戦後の世界のトラブルを整理。目新しいことは ないが 存在が際立っているスターリン、毛沢東について もう少し 社会主義や共産主義というシステム以外の分析も知りたいと思った
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【キーワード】
「湾岸戦争」「冷戦」「東西ドイツ」「スターリン批判」
「中国と台湾」「朝鮮戦争」「イスラエル」「キューバ危機」
「文化大革命」「ベトナム戦争」「ポル・ポト」「ソ連」
「ベルリンの壁」「天安門広場」「お金が商品」「石油が武器」
「ひとつのヨーロッパ」「旧ユーゴ紛争」
248/東西冷戦の枠組みの中でしか世界をみることができなくなった
米国の政権担当者には、素朴な民族独立のねがいが理解できなかった。
254/ベトナム戦争は北ベトナムによるベトナム統一をめざした共産主義革命だった。
312/東ヨーロッパの共産党員の多くもイデオロギーで共産党にはいっていたのではなく、
共産党員なら出世できるから入っていた。
この点が、不利益を覚悟して自分の信じるイデオロギーで共産党にはいっている
資本主義国の共産党とはちがう。