【感想・ネタバレ】明日へのペダルのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

自分もロードバイクに乗っている、最近は仕事の休みが取れず遠ざかっているが主人公の優一と同年代だった事もこの本を読むきっかけとなった。
50代で健康の為、ロードバイクを始めた優一と自分自身が重なり、面白おかしく読み進めた。又、夫婦関係の大切さをつくづく思い知らされた作品であった、コロナ禍で人生が変わった私もそうだが、人それぞれ葛藤がある事を改めて感じた‥

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2024年04月09日

Posted by ブクログ

ロードバイクで風を切ってみたくなった。それは主人公がなんの悪意もなく日々を送っているからかなと感じました。この物語は、ロードバイクと仕事の良い所が感じられ、初読の作家さんでしたが大変面白かったです。別の著書も是非読みたいです。

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2023年08月02日

Posted by ブクログ

サラリーマンと自転車の話
自分も自転車に乗るので楽しみながら読めました
最後都合よく終わりましたが
それでもほっとする小説でした
仙台に行って自転車のってみたいと
思いました

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2022年10月02日

Posted by ブクログ

コロナ禍を背景に、50代半ばの主人公がロードバイクに挑戦する物語。

主人公は健康診断で脂質異常をD判定と診断された本間優一。
体質改善を考え会社の部下に勧められたロードバイクを始める事を決意する。

自転車ショップ「ベルマシーヌ」の場面だけで、その情景が目に浮かんで来る。

ロードバイクの師匠・水野唯との初ライドから、一人で百キロライドまで、めきめきと上達していく姿はこちらまで風を感じて爽快だ。

会社の業績不振やリストラ、様々な問題が勃発しても誠実でポジティブな主人公に元気を貰えた。

何歳になっても新しい扉は開けられる。

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2023年02月18日

Posted by ブクログ

170これまで少なからず情緒的な部分が強調されがちなところが目立ったが、大きな組織と小さな集団との対比から始まって、家族の向き合い方や自分にない才能への気付きなど、面白くあっという間に読んだ。お仕事小説もいけますねえ。

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2022年12月21日

Posted by ブクログ

 この人の本何冊目かな。どの本も面白かったし、自転車が好きで読みました。
 真骨頂は終盤に近い経営会議での専務とのやり取りかと。自転車あれこれシーンよりなによりここが一番面白かった。
 最後の元上司との再会シーンも本を読んでいるというより実際自分がそこにいるような臨場感があった。熟年男性二人の会話。穏やかな語らいの中に時代を生き抜いてきた人生の機微がにじみ出てくるような。筆力あってのことだし、この人の作風が自分に合っているんだと思う。
 少し出来過ぎのハッピーエンド。ちょっと違った形にして欲しかった気もしたり。

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2022年11月16日

Posted by ブクログ

50代半ばの男性が、健康診断の結果に何かしないとヤバすぎる危機的状況に気づくのだが…
スポーツクラブに入ろうかと思っている矢先のコロナ禍。

そんなときに社内で一番若手の水野唯にロードバイクを勧められ、次の日には一緒に自転車屋さんに行く。
結局、一目惚れしたロードバイクを手に入れて走り始める。

ょうどコロナで緊急事態宣言が出て、会社でもリモートワークを推奨している。
地下鉄やバスでの通勤を避けて、自転車に替えたという人も多かったのではないだろうか。

今や若い人だけに限らず、ロードバイクを乗っている人をけっこう見かけるようになった。
それは、やはりコロナ禍の影響も少しはあるのだろうか?

ロードバイク中心の話だけではなく、コロナ禍での会社の中での立場や状況、仲間など大切なものが何かを伝えている。
同じとは言えないまでも似たような経験をした人もいるのではないかと思った。

しかし、若いのに水野唯ちゃん凄いよなぁと感じた。
性格的に明るいイメージではなく、ちょっととっつきにくい感ありなのだが、仕事のスキルは高い。
ロードバイクでは大会に出場する腕前の持ち主。
だれが主人公⁇って
55歳の本間優一だろうけど。

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2022年10月27日

Posted by ブクログ

自転車、コロナ、テレワーク。この三題噺を2020年から21年にかけて、仙台周辺を舞台に小説にしたものがこの本の内容と言ってよい。

小さな印刷会社企画部門の室長である主人公は健康のために、部下の女性のすすめに従い70万円もするロードバイクを購入、その娘に手ほどきを受けながら、泉ヶ岳への挑戦や、泉NTから亘理往復という100kmライドを達成していく。この間の初心者の苦労や半年でひと月に1000kmのトレーニングを乗りこなすまでの喜びが、軽快な文章で書かれていて一気呵成に読み終えてしまう。

一方、テレワークの必要性から会社としてサーバーの構築をしなければならなくなるが、当該部下にはとんでもないハッカー能力があることがわかる。しかし、コロナ不況となった会社からその娘の解雇通告を命令され、合点がいかない主人公も会社をやめてしまう。

この続きまで書くとネタバレになるのでやめておく。著者の出身地でもある仙台に土地勘のある人間には、一層興味が惹かれるようにできているが、ご当地小説というだけでなく、しっかりとした筋立てで読んでいてグイグイ引き込まれる。

理系の著者らしい一面もあって、世代間のITリテラシーギャップや、逆にIT能力だけでDXが進められない一面もさりげなく書かれていて、広く読者の共感を呼ぶことだろう。

この小説は地元の新聞『河北新報』に連載されたようだが、どういうわけか、1970年代に『週刊ダイヤモンド』で連載された、三浦朱門『十三秒半』(文藝春秋 1979)を思い出してしまった。

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2022年09月05日

Posted by ブクログ

自転車に興味があり読み始める。技術的な説明など、引き込まれました。
作品の内容は、コロナ禍で悪戦苦闘するサラリーマンのお仕事小説がメインでしたが、それはそれで楽しく読むことができました。
自転車に乗りたくなります。

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2022年08月30日

Posted by ブクログ

自転車がテーマだけど、2年半前の新型コロナ出現からの日常を、仙台に暮らす中小企業の課長や教員の妻の目などを通して政府や人々の右往左往ぶり、混乱をおさらいしつつ丁寧に描いた優れたコロナ狂騒曲日誌にもなっている。「なんだかなぁという出来事たちが、すでに遠い昔の思い出」になっているのがこわい。「同じ災害でも東日本大震災はキズナ。コロナ初めてソーシャルディスタンスで正反対」「仕事と人生はぜんぜんイコールじゃない。優先するものがほかにある」ロードバイク欲しくなった…。

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2022年08月25日

Posted by ブクログ

面白かった。
けど出来過ぎ、上手く行き過ぎですね。
小説だからですよね。
主人公がカッコ良過ぎ。
登場人物がみんな良い人。

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2022年08月14日

Posted by ブクログ

ダイエットの為にロードバイクを初めて、痩せると共に新たな趣味を獲得する話でかなりべたな展開で、特別劇的な事は無いのですがこういういい話でまとめた本嫌いじゃないです。作者がきっと自転車にはまって、そのすばらしさを喧伝したくて書いたのではないかと邪推しますが、多分当たっているんじゃないかと。
実際に自分でも自転車乗ってみたいなと思いました。かなり自転車の事細かく書かれているので、知っている人はそこも楽しいはず。ギターに置き換えるとなんとなくわかります。

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2023年01月10日

Posted by ブクログ

主人公が自身の年齢に近いせいか、自分の身に置き換えて考えさせられる、つまり、これからの事に焦りのようなものを感じさせられるような内容でした。最後はハッピーエンドだったので良かったぁと思いつつも、現実もこんな風にうまく行けばいいのになぁと感じないではいられませんでした。あと、昔読んだ、邂逅の森とは随分感じが違うなぁとも。

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2022年09月25日

Posted by ブクログ

55歳本間、コレステロール値が高いと言われるが、ジョギングは昔膝を痛めたので気が進まない。部下の女子社員に勧められたのは自転車。そしてロードバイクの世界に魅せられていく。

既に知ってる情報が多いのとほぼ想像通りに進むストーリーは安心できるものの、ちむどんどんはしない。しかしこれからロードバイクを買いたい、乗ってみたいという人にはオススメ。

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2022年09月08日

Posted by ブクログ

暗いコロナ禍の中、定年間近のおやじが、仕事と趣味の両立を図りながら、色々悩みながら結局ハッピーな生活を手にして行くストーリー。

仙台の印刷会社の室長として働く本間優一は、健康診断でのメタボでイエローカードを貰い、今一歩対処出来ずにいた。ふとした事から若い女子部下の水野唯からロードバイクの紹介を受け奮発してデローザアイドルを購入して色々な楽しさを知る。時はコロナ禍初期で緊急事態宣言下で経済的なダメージを負いながら、リモート勤務が開花する。そんな中、優一は、自転車にのめり込み健康増進と会社生活を両立するも会社経営陣が変わりリストラに見舞われ、慣れ浸しんだ職場メンバーで退社し会社を起す。

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2022年07月27日

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