【感想・ネタバレ】裁判長! これで執行猶予は甘くないすかのレビュー

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Posted by ブクログ

裁判は面白い。他にも裁判関連の本を読んだけれど、裁判を傍聴して、作者の主観でツッコミを入れる感じが裁判傍聴を楽しんでいる感じが伝わり、行ってみたくなる。何よりこの作者さんと一緒に傍聴しに行ったら面白い裁判を見抜いてくれそうな気がする。

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2023年05月07日

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 裁判傍聴記の第二弾である。
 よくもこれだけのネタがあるものだと、本当に感心させられるくらいそれぞれ中身が詰まった一幕一幕で、笑いあり、不快あり、呆れあり、涙あり……本当に楽しい読書体験だった。
 この手の第二弾というものは普通、トーンダウンしてしまうものだと思うのだけど、むしろ先の巻は導入だったのだと言わんばかりの充実ぶりであった。

 私的なことだが、九幕では本当にボロボロと年甲斐もなく泣いてしまった。
 年を食って涙もろくなったこともあるが、地獄にも蜘蛛の糸があるのかと思うと、その人情が深く胸に染みる。様々な被告人を描いた中のこの一幕は本当にお見事である。

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2013年10月25日

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いや、面白かった。裁判の傍聴実録。中には殺人や強姦なんて面白がってられないのがあるのだが、ドキドキ感いっぱいで一気読みした。事実は小説より〜なんですわ。

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2012年03月29日

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トロさんの文庫はなかなか新刊で入手できない。本書の奥付は2009年初版。裁判員裁判の候補になる可能性が誰にでも出てきた直前に文庫化され、大いに読者の参考になったことだろう。被告人の自分勝手な言い訳、検察官と弁護人とのダルいやり取り、やる気のない裁判官の様子がよく描かれている。難関の司法試験を合格して法曹界に入った人々のやる気を削ぐほどの、しょーもない裁判事件が多いのか? TVドラマのような裁判はほとんどなく、多くの事件が傍聴人もないままひっそりと結審していくんだろうな。

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2024年04月27日

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2作目ですが、今回も面白かったです。タイトルの「これで執行猶予は甘くないすか」の事件は本当に甘いなと思いました。多分これを言うためだけにこの本を出したのでしょう。

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2023年12月21日

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裁判傍聴記として話題を呼んだ(らしい)「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」の続編。
傍聴初心者で裁判所内を自信なさげにウロウロしていた前著とは異なり、裁判の楽しみ方をすっかり身につけた筆者の振る舞いにはソツがなく、その分被告が見せる様々な表情の描写には力が入っています。相変わらずの軽さは気になりますが。
 
法廷と言う非日常的な場所で繰り広げられる、ある時は常軌を逸した、またある時は感動的な人間ドラマ。一傍聴人として柵の向こうからそれを興味本位に眺めていた筆者本人に、まさか終盤あのような展開が降りかかるとは思ってもいなかった事でしょう。本当に、人生色々、誰に何が起こるか分からないものです。ダンディさん…

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2016年09月20日

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裁判傍聴エッセイ。ほんとにトホホな登場人物・設定などいろいろです。のぞき見的な面白さというのかなぁ。

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2015年08月31日

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ネタバレ

裁判傍聴マニアである著者による裁判傍聴エッセイ、第2巻。
第1巻の雰囲気そのままに、赤裸々に現場を語ってくれてます。
世界は広いな大きいな・・・

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2013年06月19日

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裁判傍聴記録第二弾。
この作品以降、このシリーズって出てるんですかね??

とりあえず著者・トロさんがこの本を出したことで、被害者関係者および受刑者から変な恨みをかわないことを祈ります(笑)

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2012年08月04日

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ネタバレ

著者、北尾トロ氏の裁判傍聴記。第2段。

内容がリアルで、確かに面白いといったらまずいのかもしれないが、面白く読める。何せいろんな犯罪者がいて、それぞれに理屈を持っている。トロ氏同様、つっこみどころ満載。しかし、きっとそれに気がつかないから犯罪につながるのだろうか。

日本ではないが実は海外で裁判傍聴経験がある。こちらは英語なので発言の機微までは理解できないが、日本だったらたしかに言い回しとかに個性がでるのだろう。

帰国してチャンスがあったら一度傍聴に行ってみたいものだ。

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2011年04月12日

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裁判員制度も始まり、以前より身近になったと言われる裁判所。
しかし、その実態は我々の想像以上に泥臭い人間模様が展開されています。
被告人を始め、裁判官や検察官、弁護士など、裁判に係わる方々のリアルな人生模様が覗けます。

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2010年07月28日

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ここは懲役4年でどうですか の続編です。
北尾トロさんの裁判傍聴記録。

内容は前回と同じく、です。

他人事ですがこの方、被告人の家族に恨まれたりしないでしょうか、心配です。

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2010年06月12日

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裁判という重そうなテーマですが、クスっと笑ってしまうような事が多々ありました。面白いだけでなく、裁判の問題など、真面目な部分も多々あり考えさせられました。傍聴いきたいなぁ・・・

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2010年03月21日

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インタビューに書いてある通り、事件のストーリーを好む北尾氏らしい事件が選んである。裁判の実体が書いてあるので、逆転裁判のような世界を想像している人はそれが打ち砕かれる可能性大。
色々なテーマに分かれているので、当たり外れが大きい。その分興味を持てる部分はとても面白い。また、各テーマは短くまとめられているので、サラリと読めた。

裁判員制度も始まったし、裁判の雰囲気を少しでも感じたい方は是非読んでいただきたい。

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2009年12月12日

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前作は不謹慎だなと思ってしまいましたが、今回は裁判の問題に思える点等にも一部踏み込んでいて、不快感を感じず読むことが出来ました。文庫版にて追加の伊藤理佐氏のマンガは本文を読んでから書いたのかな?と疑問に思ってしまうところがあり気になります。

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2009年10月07日

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裁判傍聴って中学のとき授業で行っただけだったけど、視点をいろいろ変えることで興味もわくもんだなあと思いました。好奇心?

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2009年10月07日

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川内有緒さんの『パリの国連で夢を食う』の後書きで、本を書くキッカケを作ったのが北尾トロさんだって書いてあったので購入。タイトルから想像できる通り、裁判傍聴モノ。

以前、裁判の傍聴ブームがあった。裁判員制度の導入前だと思う。当時、阿曽山大噴火さんの文章をいくつかネットで読んだ記憶がある。決して熱くならない阿曽山さんのドライな視点が好きだった。

さて、本書の感想。残念ながら,北尾さんの文章よりも、途中に挿入されている対談相手の阿曽山さんやダンディさんの言葉の方が面白かった。
『裁判は過程ですよ。判決へと至るまでの流れや証人尋問,検察官と弁護人の駆け引きなどのディテールが楽しいんです。』とダンディさん。
『ぼくは事件には興味なかったりするんです。裁判としては被告人質問とか証人尋問がおもしろくないですか。』と阿曽山さんも。
一方で『オレはどうしても事件のストーリー性に引っ張られる傾向が強い。』と北尾トロさん。
それが悪いわけではないが、裁判傍聴記の醍醐味は人間観察だ。事件のあらましが知りたいのであれば週刊文春でも読めばよい。もちろんトロさんの人間観察も悪くはないのだが、やはりストーリーに引きづられて熱くなりすきる嫌いがある。
今回一番面白かったのも阿蘇山の言葉
『個人的な感情をぶつける人は好きですね。痴漢の裁判で被告人は常習犯で犯行を認めてはいるものの反省の色が薄い。そこで検察官が言うわけですよ。『あんたね。これまで何十回も同じ事やって、やめる気あんの!』言葉が冷静さを失って、個人的な怒りが表に出てくる』
裁判、傍聴したくなりますね。

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2023年01月29日

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サクッと読めたし面白かったけど古すぎて、色々と現代に合わない部分も多い。。
わたしも裁判傍聴してみたい!!

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2021年04月04日

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裁判もの第2弾。

今回も色々な事件がありましたが
残念だったのは、視たい裁判を傍聴できなかった事。
券が出ない、というのでのんびりしてはいけない、と
高い代償で学んだ状況かと。
芸能人は、それだけすごい、という事でしょうか。

しかしというか、やはりというか
個性が強すぎる犯人ばかり。
証言者、も強いのがいましたが。
とはいえ、こうして読んでいるだけで十分です。

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2020年09月08日

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傍聴ブームという社会現象まで起こしたベストセラー「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」待望の続篇はますます絶好調。男泣き大安売りの被告人に、キャラも十人十色の裁判官。嫉妬に狂った地味な女もキャバ嬢に騙された34歳の男も、法廷でそれぞれドラマを展開中。文庫版スペシャル・伊藤理佐さんの突撃傍聴マンガも必読

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2018年08月06日

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『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』の続編。
相変わらず裁判の傍聴を続けている北尾氏。
傍聴仲間との対談もあって面白いですね。
また続きが有るのでしょうか?

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2017年09月19日

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日々報道されない事件の中にもなんやかやドラマティックな法廷でのやり取りがあるのが面白い。
本題とは関係ないが急に失踪した傍聴マニアがどうなったか気になる。

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2015年05月16日

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『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』の続編。著者自ら傍聴した裁判について、おもしろおかしく書いたエッセイ。前作よりも傍聴テクニックがレベルUPしている様子がおもしろい。おすすめ。

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2012年03月25日

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前作「ここは懲役4年でどうすか」より更に「傍聴」に磨きがかかり、内容が面白くなっている。

前作で多少気になった裁判傍聴へ向き合う軽薄さは薄らぎ、裁判という舞台で浮き彫りにされる多様な人生の悲喜こもごもがつぶさに書き留めている。

笑いの中にも涙ありという感じで、とても読みごたえがあった。リアルな法廷の様子を知ることができる良書である。

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2011年09月11日

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『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』の続編。馴れてきているからか一作目より二作目であるこちらの方が面白かった。

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2011年02月14日

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裁判傍聴の2作目、作者が慣れてきたのか裁判そのものや裁判所のことよりも、被告や原告や裁判官や判事などの人間性がネタになっている。

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2010年07月28日

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前々から気になっていた本。

ちょっと読んで思ったのは、他人の裁判をちょっと小馬鹿にした感じで書くのは不謹慎では?ということ。裁判には被告だけでなく被害者や場合によっては遺族もいて、彼らにとって裁判とは真剣勝負の場なワケで、それを赤の他人がコミカルに書く、しかもそれが金儲けのために本にしちゃってる、、、というのが、いかがなものかと思った。

ちゃんと読めば、著者の書き方は茶化したような文面ではあるが、ちゃんと己のスタンス、立ち位置を明確にしているのでそこは好感が持てる。

まぁ、単純に裁判のリアルな情報としてはアリなんじゃないかというのが個人的感想。よくよく考えてみると裁判ってよく分かっていないことが多いので。

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2010年06月26日

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 裁判の傍聴マニアという変わった著者、北尾トロが、シビアかつ面白おかしく裁判での被告を描く。ものすごく怖い顔をした被告なのに、やった犯罪は超しょぼいものだったり、涙涙の名演技が、裁判長には見抜かれている被告など、裁判は多種多様のものと感じた。そんな裁判にはまってしまう、著者のような人もいるのも分かる気がする。
 この本を読んで、裁判用語などをたくさん知ることができ、とても為になった。裁判員制度がはじまった今日、ぜひ一回読んで裁判に触れてみればいかがだろうか。

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2010年01月23日

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『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』の続編。
裁判傍聴オタクの裁判傍聴記録。
面白いです。阿曽山大噴火も出てくるよ。

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2009年11月05日

Posted by ブクログ

一作目の『裁判長!ここは懲役4年でどうすか 』よりも良かったです。
五段階の★にすると同じ点数になっちゃうんだけど。
一作目より書き方に筆者のコミット度を感じるというか。
見方に深みが出てきたような気がする。

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2009年10月07日

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