【感想・ネタバレ】裁判長! ここは懲役4年でどうすかのレビュー

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Posted by ブクログ

裁判傍聴記なのですが、普段、踏み入ることのない裁判所での判決までの被告人の態度や発言など、一度は傍聴しに行こうかなと思うような本。軽微な罪の裁判が多い中、本当に反省しているの?と思うような人もいて、きっとまた同じ罪で捕まるんだろうなという気持ちになる。裁判長によってもキャラクターが違って面白い裁判があり、真面目に粛々と進められる裁判は実は面白いのではないかと思った。

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2023年05月07日

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おもしろかったです! 裁判の人間模様がこんなにおもしろく書いてあるとは!!すごいです!
トロさん本気でおもしろがっていますよね(^^)
「やくざがいっぱい」がすご~~くおもしろかったです。 大勢の子分さんがつくった花道…こわかったでしょうね。(@-@)

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2014年06月08日

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角田光代さんが他の本でおすすめしていて読んでみました。
裁判の傍聴記録が楽しく書かれています。
筆者も傍聴初心者なので、読む方も初心者でも分かりやすく興味がもてました。
最後の方で傍聴マニア集団、特別座談会の中身が書かれていますが定年後の楽しみとして傍聴に通い、ただ通うだけではなく判決を予想したり、情報交換、記録をしたりと中々楽しそうな世界です。
1度行ってみたくなりました。

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2023年02月25日

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裁判を傍聴するとどうなるかの話です。最初は興味津々だったのですが、だんだんと人のプライベートを覗き見することにちょっと耐えられなくなってきました。ワイドショーが好きな人にはたまらんのでしょう。意外だったのが正義の味方の雰囲気がある弁護士が意外とこそずるい奴で、悪人というか意地が悪い奴のイメージがある検事が実はいい人が多いということです。確かに弁護士はパリッとして良い服を着て金持ちのイメージがあります。

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2022年02月07日

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情け無い話しではあるがこの1月に初めて当事者として裁判所に行く事があった。勿論原告側ではあるのだが、しょうも無い詐欺事件に巻き込まれ、コロナによる延期が重なったせいもあるが、内容証明を送りつけてから約3年かかっての本人答弁の日を迎えた。被告人の顔を見たのも3年ぶり。何もかもが初体験の裁判で、あまりにも滑稽で情け無いやり取りが半日かけて行われた事を妻の友人に話したところ勧められたのがこの本である。
人間模様のるつぼである裁判所で日々行われているドラマの数々が非常に興味深く、傍聴初心者の筆者が紡ぎ出す言葉も共感が持てる。最後にある作家角田光代さんの解説が秀逸。
我が裁判の判決は4月まで出ないが、それを待つ間にいろいろな心の準備が出来るような気がしている。

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2021年03月11日

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 素人が裁判傍聴をする様子のルポタージュ。そもそもどのようにして裁判の傍聴をするのかといったところからリアルに描いていある。裁判の内容はちょっと大きな事件だけではなくて、本当に小さなことがらもたくさんあるし、それが現実なのだろうが、それでも一つ一つにドラマがあることがあることが伝わってくる。

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2019年12月15日

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裁判を傍聴して思ったことをツラツラと書いた本。
裁判の傍聴の仕方、面白さを教えてくれる。

著者の個人的な感情がかなり正直に書かれているので、不謹慎な感もあるけどそこがおもしろい。

「…顔がなぁ。どう見ても無罪に見えんのだ。顔が有罪。」

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2017年09月14日

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裁判の傍聴を繰り返し、おもしろ人間ドラマを見続けてきた著者の記録。といっても記事にするために傍聴に行ってるんだけど。
確かに面白い。被告がドクロのトレーナーを着てたり、言い訳が穴だらけだったり、リアルな人間ドラマは違うね。
しかしこの人レイプ事件の傍聴で当たりだとかハズレだとか、当人たちにしたら訴えたいくらいであろうノーテンキさ。自分が何らかの事件の遺族やったら、とても読めたもんじゃないと思う。

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2017年07月08日

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謎のベールに包まれている(本当は包まれてなんかいない、誰だって行けるんだから)、裁判の傍聴記録。裁判員制度も発足丸1年を迎え、何かと注目される法廷の実態をつまびらかにする貴重な著作なのですが…
 
…軽い。とにかく軽い。お気楽目線でヘビーな刑事事件の被告人の人生模様を眺める展開は確かに引き込まれるけれど、どうにもタッチが軽すぎます。裁判員経験者が守秘義務諸々でがんじがらめにされてもがいている様と比べると、一般人のみたまま報告とは言えこの軽薄さはちょっとどうなんだろうと思います。「顔が有罪」とか、(性的暴行に対し)「やることにソツがない」とか、こんな本世の中に出していいのかという物言いも散見。コレを「面白い!」と褒めちぎってしまうと、人格を疑われそうな気がします。が、

面白いんですよね。悔しいことに。

赤裸々で、えげつない故にこその厳粛さ。軽々しいからこそ一層際立つ冷徹さ。世間の荒波の隙間、そこかしこに巣食っている闇を淡々とお日様の下に晒していく裁判のシビアさが、手に取るように伝わってきます。

ま、裁判ってこんなもんだと知るキッカケとしては、この手の本もアリなのかもしれません。

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2016年09月29日

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普段見ない裁判の様子が見れる。

また、様々な事件の様子も描かれている。
ずいぶんせこい事件もあるもんだと感心する。

時間があったら立ち合いしてみたいと思う。

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2014年06月20日

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北尾トロの裁判傍聴記録。
裁判は遠くにあるようで、すぐ近くにあるもの。
もしも、自分が事故や事件に巻き込まれたら・・
傍聴してみている向こう側の世界にいるかもしれない。
裁判に立つ人々とは一生出会うことはないのだろうが、
裁判のその時に、その人の人生が見えてくる。

他の人のレビューにあるように、ちょっと興味本位で人の苦痛や苦しみを面白がりすぎ?とも思えます。
でも、これを真面目にシリアスに書いたとて、興味本位というところは同じではないだろうかと思った。
それはメディアも同じで、それを受け取る側にいる自分も興味本位で見ている人々の一人ではないだろうか?と思う。(でも、配慮は必要だったかも・・)

人によっては、書き方が耐えられない!って思うかもな~。

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2014年06月18日

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古い本ですが、数年前にこれを読んだことにより、裁判に興味をもった一冊です。
法的知識のない素人である作者が、裁判傍聴で思ったことを書きつつ、法廷はどんな状況か、傍聴を趣味にしてる人はどんな人物か、法廷で起きた人間ドラマなどが、短くまとめられています。裁判って、人間ドラマだって、不謹慎ですが、傍観者であればわくわくさせられた本でした。

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2014年01月27日

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タイトルが面白かったので読んでみました。
裁判員制度が始まる前の裁判傍聴記録です。
野次馬的な書き方なので、人によっては反感を買うでしょう。

でも、裁判傍聴記録としては、昔はこんな感じというのがわかります。
たしかに、昔はどうせやったのだから、形式的にやるという弁護士側の態度が見え見えのやる気のない裁判は多かったように思います。
ここに書いてありますが、傍聴者の数で当事者のやる気が変わるのは事実でしょう。
裁判員制度が出来てから変わったのでしょうか。
傍聴に行ってみたい気にさせてくれます。
文庫版ですが、角田光代さんの解説は、ご本人の体験を交えて書かれているので、この部分だけでも読むとこの本の持つ価値がわかると思います。

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2013年12月02日

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ネタバレ

裁判員制度が始まるずっと前に読んだ。
裁判に興味をもつきっかけになった本。
ドラマ化は…いまいちだったな。

事件、裁判と 人生にはドラマがあるんだなと。
罪を犯した人間、経緯を理解しないと裁けない。
最近の、理解しづらい、病的性格のもとの殺人や暴力事件には心が痛むけれど
この本は、犯罪や犯罪者に対する憤りも感じつつ、人間がいきていく悲しさ、可笑しみが感じられる。

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2013年11月04日

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 タイトルからもわかるとおり、裁判傍聴記である。それもなかなか良い読み物である。
 作者が初心者であることが、読者の読みやすさに繋がっていて、これが大変よろしい。泥縄式に裁判の雰囲気を理解していく過程は構成の良さであり、無論のこと作者の筆力をも示している。
 それぞれの幕でテーマがあり、女性の被告の話であったり、ヤクザが傍聴する裁判の話であったり、目新しいものが次々に現れて飽きる暇もなく、すっと読み切ってしまった。

 裁判員制度か施行されて幾ばくか経つが、これはそうした現状に向いた良書だろう。
 書店でよくよく見かけた覚えがあるが、納得の内容であった。星四つである。

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2013年10月22日

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窃盗、殺人からチカンや離婚裁判など様々な裁判を傍聴した感想というかレポート。
笑えます。かなりおもしろおかしく書かれています。
著者は裁判でいかにおもしろいものに出会えるかをメインにしてます。陪審員制度や裁判などについて真剣に真面目に書かれたものというわけではありません。

実際裁判をなさっている方からしたらおちゃらけすぎて不快に思われるだろう文章もちらほら見られますが、タイトルから察するように軽い娯楽本ですし、個人の傍聴感想文みたいなものです。
形式張らずにかなりラフに書かれている文章に電車で読んでいると思わず顔がにやけてしまいました。

ところどこに出てくる著者が描いたであろうゆるーいイラストも笑いを誘います。

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2013年12月02日

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ネタバレ

旅のお共として。久しぶりの北尾トロさん。正直もっと面白いと期待し過ぎちゃったな。私も裁判傍聴したいけど、やっぱ近くに住んでないとなー。一地方民の私としてはなかなか行きづらい。あと、これを読んだ直後に行った某温泉施設の漫画コーナーにこれを原作とした漫画が並んでてびっくり。しかも結構な巻数あったんだよな。読まなかったけど。

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2023年06月12日

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 本書は、まだ裁判員裁判が始まる前のもので、よりよく裁判の実態を傍聴という立場から捉えたものである。
 今や一般人もある意味「招集令状」が届けば、人を捌くという、少なからず考えさせられ、かつ責任重大なことを実施する可能性があることから、本書が出た当時よりは、裁判が身近になったのであろう。
 それでもまだ何処か自身とは関係がないと思われる世界の一端を見知れるのは、著書の「人の捉え所」が見事だからであろう。
 これを読んで感じることは、何がきっかけで誰しも被告という立場になりかねないことがあるかもしれないということと、真実は被告ですら分かりかねるところがあるのではなかろうかということであろう。
 それでも(それを分かっていたとしても)いかに論理的に、裁判は進まなければならないのである。

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2022年05月24日

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裁判の傍聴記。著者が裁判を傍聴した内容を紹介。著者が面白い出来事を紹介したエッセイなので、真面目に普通に行われた面白味のない裁判の話は出て来ない。
大多数は粛々と普通の裁判が行われていると思うけど。

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2021年02月03日

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裁判傍聴の本。著者が傍聴初心者の頃からの記録。かっこつけずに素直に自分の興味あるものを選び傍聴している。人の不幸はやはり自分にとって面白いという、これは仕方ないものだろう。

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2019年06月27日

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「どうですか」の方が語調良いと思いますけれどもどうですか
裁判より作者の見方
さらにそれより傍聴マニア生態のほうが面白い
『そこをなんとか』がある以上ゴミといわざるを得ないのが悲しいか

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2019年01月12日

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裁判員制度の導入も近い中、裁判の実態をかいま見られたらと思い購入した本。裁判を傍聴しているマニアがいるとは思いもよらなかった。

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2018年10月17日

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傍聴モノを読むのは私はこれが初めて。
門外漢だけど興味本位でふらっと行ってみるか、というスタンスの著者の目は、被告、弁護士、検察のみならず、常連の傍聴マニアの人たちなんかにも向けられていて、傍聴というジャンルの趣味の世界がどんなかんじなのか、知ることができた。
「裏モノJAPAN」という雑誌の連載を書籍化したもので、著者がいやぁ〜これドラマとかじゃないんだよな〜本当のことなんだもんな〜人間わからんな〜などと思いながら傍聴して、今日見たのはこんなんだったわドラマチックでよかったわ、と語るというような話。
正直、著者の下世話な興味本位を隠さないスタンスや、飲酒運転や不倫、痴漢(未遂)なんかを「そりゃあ、そのくらいなら俺だってやったことあるけどさ…」みたいにサラッと言っているのが、繊細なあたくしにはちょっと距離あった。露悪的な面白さの演出だけでなくて、著者が多分もともとそういう人なんだろうな…。文庫本だったから私も手に取っちゃったけど、元連載の雑誌がたぶんそういうスタンスなんだろうな。
あとは時代か。書かれた2001〜2003年と今とでは、公言して炎上しないラインの倫理観というのは大きく変わったところだった。奇しくも裁判所の喫煙所での雑談が、魅力の肝の一つになっていて、時代を感じる。

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2017年11月23日

Posted by ブクログ

ニュースなどで流れる事件の犯人達。
彼らは逮捕された後、どう実刑を言い渡されるのか。

事件ものから、個人の離婚ものまで。
後者が見られていた昔がすごい…。
個人情報、とかいう問題ではない気がします。

先着順、抽選、という人気度のバロメーターやら
中に入ったらどうなるのか、など。
本当に見知らぬ世界です。
被告人席に立つ彼らの服が、私服だというのも
初めてしりました。
考えてみれば、そんなものの支給はないでしょうから。

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2016年12月08日

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その気があれば無料で傍聴できる「裁判」。ワイドショーや小説よりもリアルな、明らかにやっていると思われても仕方のない、突っ込みどころ満載の弁論や外見からは想像できない癖などを足繁く通った、筆者の傍聴記。

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2015年02月13日

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裁判所の観察日記。

できればお世話になりたくないけど、こればっかりはわからない。
加害者、被害者どちらも疲労する世界。

交通事故には気をつけよう・・・

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2014年08月31日

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裁判、傍聴してみたい。
内容としては、文章がただのやじうまっぽくて、被害者に申し訳ないような気になった。

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2019年05月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あらゆる事件に関して完全に他人事、野次馬根性だけで被告をおもしろおかしく観察するエッセイ。
人の人生がかかった裁判をただのパフォーマンス、エンターテイメントとしかみていない筆者。
不快感がないといえば嘘になります。

しかし、裁判傍聴という今まで全く垣間見たことのない世界のお話には正直好奇心が湧いてしまいついつい読み進めてしまいます。
遠いようで近い、近いようで遠い裁判の世界、筆者の感情も偽りなく表現されていてそれが非常に生々しい。
結局人間は「他人事」への興味が強いのだ、ということに気づきました。この本を読む私も野次馬です。綺麗事を並べてもやっぱり気になってしまうのです。

ですが、正義感が強く物事に感情移入しやすい人は少し嫌な気持ちになるかもしれませんので万人におすすめはできません

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2015年09月12日

Posted by ブクログ

まぁまぁ。
この手の本があまりないから面白いっちゃ面白いけど、文章が好きじゃないな。
真面目ではないし、面白系でいくには中途半端だし。

ただ傍聴はしてみたいなと思った。近いし。

ストーリー
ワイドショーも小説もぶっとぶほどリアルで面白いのがナマの裁判だ。しかもタダで誰でも傍聴できる。殺人、DV、詐欺、強姦…。突っ込みどころ満載の弁明や、外見からは想像できない性癖、傍聴席の女子高生にハッスルする裁判官。「こいつ、絶対やってるよ!」と心の中で叫びつつ足繁く通った傑作裁判傍聴記。

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2014年01月22日

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裁判所は凝縮された人生が見れる場であると感じることができる傍聴記。
裁判官だって、検事だって、弁護士だって人間だもの。
裁判が法律だけで杓子定規に進んでるわけじゃないんだなーってことがわかる。

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2013年11月15日

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