【感想・ネタバレ】空中ブランコのレビュー

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Posted by ブクログ

短編だが、神経科医の伊良部一郎でつながっている作品。みんなに薦めたい作品。

読み終わる度に、ジーンと胸に来て温かな気持ちになった。

色白デブの奇妙な伊良部がとてもいい味を出していて、最初みな「こいつは大丈夫か?」という気持ちになる。
しかし、伊良部の押しに負けてなんだかんだ通ってしまい、最後には晴れ晴れとした気持ちで前に進んでいく。
風貌や5歳児のような無邪気さのおかげで、心を開くことができるのだなあと思った。

精神的な悩みからくる身体の不調は、人の力を頼らなくてはいけない。しかし登場人物たちはみな頑固で弱みを見せない人たちだ。そんな人たちを救うには破天荒さも大事なのかもしれない

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2024年01月05日

Posted by ブクログ

Dr.伊良部にハマってる笑笑
心が疲れてしまった人々の鏡になって
治療というよりエンパワメントに変化していく
はちゃめちゃな展開でも笑って癒される
こんな時代だからこそ心に響く作品
*連ドラ希望!実写で観たい!

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

シリーズ第2弾

やはり伊良部先生は名医だわ。
病気の前では地位も名誉も、職業も関係ないっていうスタンス、医療の基本だと思う。

何でもチャレンジする先生って、本当に子どもみたいだけど、大人が忘れがちなことを思い出させてくれるし、私もそうありたいな(ただし常識的な範囲で)

いいなぁ、こういう先生いないかなぁ

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2024年04月12日

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ネタバレ

「義父のヅラ」が特に好き。
学生の頃の伊良部もぶっ飛んでて面白い。
ぶっ飛んでるけど、中年になっても医学部の頃の人たちと学生のときと変わらずに関わっているのがとても素敵。
どの短編も快方に向かうところが好き。
人の関わりって良いなぁ、人間のそれぞれの個性が愛おしいと思える作品。

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2024年02月18日

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精神科医・伊良部シリーズ2冊目。今作も変な患者達の分かるようで分からない奇抜な悩みが炸裂。伊良部先生のトンチキ行動も度を増していて本当におもしろかったです。特に好きだったのは先端恐怖症のヤクザの話。患者も患者だが、先生も先生である。

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2024年01月20日

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「義父のヅラ」はオモロかったなあ、面白かったではなく、オモロかった!
性格っていうのは既得権だからね。ふむふむなるほど

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2024年01月04日

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伊良部シリーズ第2弾。
伊良部総合病院・神経科・伊良部一郎。

マイペースな伊良部の行動に振り回される患者たち…
患者たちもひとくせもふたくせもあり…

時には的確なアドバイス⁇を与え、患者たちは己の症状に向き合い始める…
伊良部は名医??なのかもと思ってしまう。
結果的にいい方向に…

『空中ブランコ』 飛べなくなった空中ブランコ乗り・公平。新しく入ったキャッチャー・町田の所為だと… 新しいものに対する拒否感が…
ちゃんと話をすれば、わかりあえたのに。
初めからしとけば。会社でもよくある話で。

『ハリネズミ』 突然、尖端恐怖症になったヤクザ・誠司。ヤクザが尖端恐怖症なんて…
血判状のシーンは笑える。

『義父のヅラ』 義父のカツラを取りたい衝動に悩まされる達郎。
誰も触れないカツラ、わかってるのに…
たまに電車で見かける明らかなヅラ。
思わず見入ってしまう。
なぜつけるのか⁇ バレバレなのに。
家族は言わないのか、外した方がいいと。
言えないんだな、誰も…

『ホットコーナー』 イップスになったプロ野球選手・真一。ルーキー・鈴木の存在が…
イップスになるのはこんなところからなのかも。
気になりだすと、細かなところまで気になり…

『女流作家』 小説が書けなくなった作家・愛子。書けば書くだけ、登場人物の年齢や職業がダブらないようにしなくてはと、悩まされる…
実際、大変なことだろうと感じる。
タイミング的に愛子が、林真理子とダブって見えた。

しかしなんでもやってみる伊良部には笑わさられる。まさか空中ブランコを成功させるなんて…


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2023年12月10日

購入済み

続編希望

昔文庫で読みましたが、また読みたくなって電子版を購入しました。精神的な悩みを抱えた患者たちをはちゃめちゃな伊良部先生がいつのまにか癒していく。読んでいると自分の悩みも解決できるのかもしれないと思えてきます。伊良部シリーズはもっと続編が出てほしいです。

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2019年04月08日

Posted by ブクログ

奥田英朗の連作短篇集『空中ブランコ』を読みました。
『イン・ザ・プール』に続き、奥田英朗の作品です。

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直木賞受賞の大ベストセラー、ついに文庫化!

伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。
だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が…。
この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者は癒やされる名医か!?
直木賞受賞、絶好調の大人気シリーズ第2弾。
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2004年(平成16年)に刊行された精神科医・伊良部シリーズの第2作で、第131回直木賞受賞作です。

 ■空中ブランコ
 ■ハリネズミ
 ■義父のヅラ(『教授のヅラ』を加筆改題)
 ■ホットコーナー
 ■女流作家

ジャンプがうまくいかないサーカス団の団員、先端恐怖症のヤクザ……精神科医伊良部のもとには今日もおかしな患者たちが訪れる、、、

直木賞を受賞した絶好調シリーズ第2弾!

破天荒な精神科医・伊良部一郎が患者たちの問題を奇抜な発言や行動で解決に導くコメディタッチの物語の第2作……今回の患者は、飛べないサーカスの空中ブランコのフライヤー、尖端恐怖症の暴力団・紀尾井一家の若頭、破壊衝動がある伊良部の医学部時代の同級生の精神科医、一塁へ送球することが怖くなってしまったプロ野球選手のベテラン三塁手、以前書いたネタじゃないかと不安なって書けなくなった都会派作家 と、今回も一筋縄ではいかぬ人物ばかり、、、

本シリーズを読んでいると怪しい名医・伊良部の独特な魅力?に引き込まれていく感じです……次は、どんな患者に、どのように接するのか、気になって仕方がないんですよねー 中毒性のあるシリーズですね、、、

『義父のヅラ』の義父で学部長のカツラを剥いでしまいたくなる衝動と、それを治療しようとする伊良部の行動が、特に面白かったですねー 笑っちゃいました……伊良部のユニークなアプローチと、その暴走治療?により患者たちが心の平安を得る過程が愉しめました。

次も精神科医・伊良部シリーズを読もうと思います……やめられない魅力があるシリーズですね。



以下、主な登場人物です。

伊良部 一郎(いらぶ いちろう)
 伊良部総合病院神経科の医師。当病院副理事。
 注射が好きで、患者にはとりあえず注射を打つ。デブで色白。
 公平の制止を無視し、「自分は身軽だから」と空中ブランコに挑戦するなど大胆な性格である。
 学生時代は老け顔で、同級生の中には講師と勘違いする者もいた。
 医学部の厄災と言われ厄介者扱いされており、大学卒業後は小児科の医師になったが、
 患者の子どもと同じレベルで喧嘩をすることにクレームが殺到し、神経科に転科した。
 大学卒業自体、秋篠宮殿下のご成婚特赦説や医師国家試験合格にフリーメーソン関与説が出るなど、成績には疑惑が残る。

マユミ
 神経科の看護師。Fカップで、露出の多い服装を好む。
 一郎と共に往診に訪れた際は、ヒョウ柄のホットパンツを履いていた。

山下 公平(やました こうへい)
 「空中ブランコ」主人公。
 サーカスの空中ブランコ乗り。フライヤー歴7年で、空中ブランコ担当団員のリーダー。
 両親共にサーカス団員だった。失敗を重ねるようになり、妻と団員に勧められ精神科を訪れる。
 ジャンプの失敗はパートナーによる嫌がらせだと思っている。

猪野 誠司(いの せいじ)
 「ハリネズミ」主人公。
 渋谷界隈をシマとするヤクザ・紀尾井一家の若頭。かつては「渋谷のイノシシ」と呼ばれたこともある。
 箸も使えないほどの尖端恐怖症で、食事にはスプーンを使う。内縁の妻に勧められ、神経科を受診。

池山 達郎(いけやま たつろう)
 「義父のヅラ」主人公。
 大学講師で、付属病院勤務の神経科の医師。
 医学部学部長に義父(妻の父)が就任し、前途洋々。一郎とは医学部時代の同級生。
 非常ボタンを押し逃げしたい衝動や、整然としたものを破壊したい衝動に駆られる強迫神経症。
 義父が一目でそれと分かるカツラを着けており、見る度に剥ぎ取りたい衝動に駆られることに悩んでいる。

坂東 真一(ばんどう しんいち)
 「ホットコーナー」主人公。
 プロ野球選手。プロ入り10年目のベテラン三塁手。
 ある練習試合で若手のイケメンルーキーに変われと野次を飛ばされ、暴投して以来、
 一塁へまともな送球ができなくなるイップスの状況に陥る。
 右肩が痛いと偽って、現在は故障者として一軍から外れている。

星山 愛子(ほしやま あいこ)
 「女流作家」主人公。
 都会の男女の心の機微を描かせたら当代一とも言われる小説家。
 新作執筆中に、以前も書いた内容ではないかと不安になる。
 丹念に取材を重ねて上梓した渾身の力作がセールス的に失敗したことから、
 周囲から求められる作風と真に自身が創作したいものとのギャップに、内心秘かに悩んでいる。
 かつて患っていた心因性嘔吐症は完治したが、2年振りに症状がぶり返し、神経科に。

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2024年04月17日

Posted by ブクログ

奥田英朗さんの作品は
『ガール』『家日和』に続き3作目

今回は、人気の伊良部一郎シリーズ!
順番が回って来たのでとりあえず第2弾から〜
『空中ブランコ』

伊良文庫総合病院地下の神経科を訪れる患者と、そこで勤務する医学博士・伊良部一郎との物語

5編の短編は5人の患者其々のケースを扱っており関連性はなく読み切りなので移動中にもオススメ!ただ途中で爆笑して何度も吹き出したので、私の様に笑いの沸点が低い方は要注意!

「空中ブランコ」
「ハリネズミ」
「義父のヅラ」
「ホットコーナー」
「女流作家」

神経科ということで患者の症状も実に様々だが、度肝を抜かれるのが、この伊良部一郎という医師。
看護師のマユミちゃんもキャラ立ちが凄い。

とりあえずビタミン注射打ちまくるし、患者のツテで暴走しまくるし、診察らしいことが殆どないのだ。笑
でも、何だかんだで症状が快方に向かって、最後にほわっと癒しがもたらされる。
なんなんだ、この不思議な世界観は!?

伊良部医師の治療法に、どこまで計画性があるのか全く分からないが(もしや100%?いや0%もあり得る)翻弄されている内に、患者自身が突破口を見つけ出すことが出来るのだから驚きだ。

きっと悩める大人が手にとると、気持ちが軽くなる作品だと思う。
特に「空中ブランコ」と「ハリネズミ」が印象的だった。映像化しても絶対面白いだろうなぁと期待したが、今のご時世だからコンプライアンス的に色々難しいだろうな。
と思いきや、映像化されてるんですね!
これはビックリ!しかも大好きな阿部寛さん。

では安心して他の伊良部一郎シリーズも楽しむとしよう♪

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2024年04月03日

Posted by ブクログ

病気をテーマにした小説で、こんな滑稽に描かれるお話、なかなかないですよね。伊良部先生の学生時代が描かれていたのも興味深かったです。

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2024年03月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ物なので買った一冊
直木賞受賞作

神経科に来る患者の話

こな神経科に来る患者達はなんだかんだで神経科に通ってる。
変な医者なのに

たまに何か納得する事をいうからか?
話を聞いてもらいたいのか?
看護師がきになるからなのか?

変な医者なのに

そして患者はみないい方向へ向かう
変な医者に振り回されたからか
変な医者に癒されたからか

じわじわこのシリーズの面白さがわかってきた小説でした。

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2024年03月20日

Posted by ブクログ

何か特別に刺さる内容があるわけでもないけど、癖になる唯一無二の本。
患者たちがことごとく伊良部の元へ通ってしまうのと同じようになぜか読みたくなる。
活字だけを摂取したい時にいいかもです笑

「義父のヅラ」の話が最も伊良部らしくてよかった。
最後のマユミちゃんは最高の処方薬かな。

癖になる一冊。

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2024年03月06日

Posted by ブクログ

序盤までは、なぜこれが直木賞?と心底疑問だったけれど、読み進めていくうちに理由がわかった気がする。
馬鹿馬鹿しい本かと思いきや、全然違った。
コメディだけど、深い。納得の直木賞作品。
人間関係に疲れたときや八方塞がりで身動き取れなくなってしまった時に読んだら、きっと心が軽くなる。
そんなセラピー効果のある短編集。

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2024年02月24日

Posted by ブクログ

第1作に続き、軽い読み心地で楽しみました。

1作目と比べ、伊良部先生のキャラが
親しみやすく感じたのは、書き方?それとも
私がこの奇天烈な人間に慣れたから?

いずれにせよ、シリーズ物として
キャラクターと世界観を深堀できる良さと
連作短編集だからサクッと軽く読めちゃう良さを
兼ね備えた作品で、ちょうどよかった◎

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2024年01月24日

Posted by ブクログ

私の中で、気分が暗い時や辛い時、ふと手にとる小説です。何度読んだかは数えていませんが、心がモヤっとした時には、とてもスッキリします。私の心の安定剤です。

伊良部医師なんて、いるはずもないのに、いつの間にこういう人を求めてしまいます。明るく陽気で自由奔放。医師として的確かどうかは別として、引きつけられてしまいます。

心の病は、世の中の人が何かしら少しずつ抱えている病気。無理せず自分らしく生きることと社会に合わせることのギャップ。その溝を、本作品が埋めてくれるような気がします。

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2024年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

五つの短編。神経科医が訪れる患者たちに「いらっしゃーい」と迎え、悩み事も患者とともに解決する信じられない作品。楽しい。

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2023年12月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『イン・ザ・プール』に続き、伊良部先生大活躍!笑。空中ブランコのパフォーマー、ヤクザ、作家など…職業も症状や悩みも様々。迷える子羊たちは伊良部総合病院の地下室の神経科の門を叩く。

「いらっしゃーい」の甲高い声、来てすぐの「おーい、マユミちゃん」からの即注射、気のない診察と「僕もやってみたい…」は定番の流れ。患者は診察で思いついた事をただ口にする伊良部先生のアドバイス?に「…一理ある」と内心感じながらもすぐには実行に移せない。

悩んで視野が狭くなっているし、長年染み付いた認知や行動の仕方はすぐに変えられるものではない。病んでいる時はどこか周りのせいにしがちで、自分に原因があってそれを変えていこうとは中々出来ないがそういうのがリアルに描かれていると感じました。

面白いのは伊良部先生の5歳児全開の興味 笑。「僕もやってみたい…」は社交辞令でもなんでもなくて、黄緑色のポルシェを乗り回して患者の職場にズケズケ土足で上がりこむ。空中ブランコでも怖いものという認識がないのでやりたいと言う。無駄な緊張や強張りがないからそこそこやれたりする笑。

奥田英朗さんは『家日和』を読んで、人物描写の凄さと明るい笑えるストーリー、余韻を大切にした終わり方がいいなと思ってました。伊良部先生シリーズでもそれは変わらずで、脇役でも人間らしさはあるし細かい所までストーリーが作り込まれていて面白い。最終話でマユミさんの意外な一面が見られた事も良かったです。いやっほー!

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2023年11月28日

Posted by ブクログ

得体の知れない、邪気のない医師

人間ってこのくらい無邪気なくらいでいいのかなって思わせてくれた。まあ周囲が許さないけど。

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2023年11月08日

Posted by ブクログ

太っちょで風変わりな精神科医が毎回登場する短編集。

主人公たちはそれぞれ仕事に一生懸命だが精神病的な症状に悩まされ、同じ精神科に通院している。

精神科医は治療ともいえないような、不可思議な言動ばかり繰り返すが、的を得た言葉を不意に口にすることも。それが治療のための意図的なものなのかどうかはわからないまま、最後は皆前向きに活路を見出している。

明るくユーモアがあり楽しく読めたし、どの話も後味よく終わったのがよかった。

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2023年11月04日

Posted by ブクログ

伊良部シリーズ第2巻。本作では、飛べなくなったサーカス員、尖端恐怖症のヤクザ、破壊的悪戯をしたくて義父のかつらを取る医者、送球出来なくなったプロ野球選手、自信作が売れずカジュアルな小説で凌いでいることに悩む女流作家。

そのお悩み解決に伊良部が破茶滅茶かつナイーヴに関わって、結果として治していく。

それぞれが伊良部というより主人公の物語だが、より伊良部が引っ張っている医者の回が面白かった。また、作家の心の叫びが現れているという意味で女流作家も良かった。ヤクザも設定が面白い。空中ブランコと野球選手はそうでもなかったかなと。

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2023年10月20日

Posted by 読むコレ

奇行を繰り返す謎の医者「伊良部」シリーズの2作目。
表題作とラストが個人的にはツボでしたね。最後の話しに
登場する編集者の言葉と思いは以前は常に仕事をしながら
思っていた事だった...。だったってのが悲しくツラいとこだね。

今では限りなくインチキ臭いなーと思うものの片棒担いだりする事にも
さほど抵抗なくなってきたもんなー。

今作自体は伊良部氏の奇行は更に幼児化し、読みながら
ニヤけるページが多くなっているような(笑)。展開はパターン化して
きてますが、まだこのキャラに飽きずに読めますねー。
このキャラは書いたもの、産んだもの勝ちッスね。

実写化するなら...ドランクドラゴンの塚地氏??
ん? 実写化されてんのかしら?

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2013年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

伊良部シリーズ。
内容は面白いが、"患者が悩む→伊良部が常識にとらわれない事をする→患者ドン引き、悪態をつく→解決"ざっくりこのワンパターンでしかない。(作品の設定上仕方がないとは思うが…。)

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2024年03月27日

Posted by ブクログ

この先どうなるの?と結構ドキドキ。でもシリアスになりそうな話も、途中で伊良部の出現でほんわか?できる。
最後の女流作家、途中でやばい表現してたけど、あれってそのまま活字にしていいの?

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2024年03月21日

Posted by ブクログ

紙面に対し文字数が少なく読みやすかった。
トンチキな登場人物ばかりであったが、看護師の人柄についてもっと知りたかったなあという読後感。
2を読めば少しは解き明かされているだろうか。

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2024年02月26日

Posted by ブクログ

伊良部シリーズ2作目。本当にサクサク読める点は高評価。脳が疲れててもスイスイ頭に入ってくる。だからと言って内容が薄っぺらかったり、稚拙な表現が多かったりするわけではなく、それなりに考えさせられる話もあるので、短編小説としてとても良い作品だと感じた。読むのに時間とエネルギーを必要とする本ばかり読んでいては億劫になってしまうので、息抜きも含めこういう本はありがたい。

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2024年01月27日

Posted by ブクログ

シリーズ2作目でも伊良部一郎の訪れる患者は皆それぞれに悩みを抱えて訪ねてきては、最後に肩の荷を落として日常に戻っていっている。
一見、注射好きの変態、かつ5歳児みたいな言動をするところにやばいやつやなと思うが、患者の緊張感をある意味では解いているなと思う。
サクサク1日で読めて、読んでいると色々悩んでいるのがなんか良い意味でどうでもよくなって、心が軽くなった気がする。

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2024年01月17日

Posted by ブクログ

伊良部先生の働きはさておき
何も悩まない、考えない鈍感力という武器が
現代を生きる上では 最強の武器になるのだと つくづく思った。

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2024年01月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大体いつも強迫性障害。イン・ザ・プールの方が思い入れがあって好きだけど、こっちも金玉神社とかカツラの回とか面白かった。

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2023年12月05日

Posted by ブクログ

ゆいちゃんのおすすめで読んだ本で、読むのは2度目。この本のキーワードを上げるなら、空中ブランコ、金玉神社、野球…。

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2023年11月16日

Posted by ブクログ

このフザけた伊良部先生は何者ですか!?
こんな先生、腹が立つけど何だか呆れて笑っちゃう。
その反応は皆さん共通ですね。

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2023年11月12日

Posted by ブクログ

伊良部先生のシリーズもの。
今回も破天荒な様子が沢山で微笑ましい。
マユミさんも段々クセになってきた〜

「空中ブランコ」「義父のヅラ」が面白かった。

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2023年10月25日

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