【感想・ネタバレ】赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝のレビュー

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IWGPのスピンオフ。
売れない映像作家と裏カジノ、まことの友達サルををダブル主演とした、池袋のヤクザの話。
ストーリー展開が早く、話の規模は小さいが、有り得そうな話の流れで、一気見でした。
ハードボイルドも行けますね、石田衣良(笑)

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2023年02月14日

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違法ギャンブルで身を持ち崩した主人公とIWGPの名脇役サルの話。氷高組長の銀行マン的な考え方とサルの主人公への応対が面白い。
いつも脇役のサルが冷めた対応をしながらも主人公に付き合っていく様が楽しい。サルはいい奴なんだ!と思わず思ってしまう。
氷高組の組長も計算高いがビジネスマンなのね。
最後の勝負は出来過ぎだけど面白かった。

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2020年01月05日

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面白かった。
マコトが出てこないのに、違った面白さがあるね。大人版?最後はビシッと決まってスッキリ。

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2015年04月09日

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終盤のお祭り騒ぎは、高揚感が湧いて爽快に読めた。
最後は割とアッサリ終わるので、もう少し余韻が欲しかったかな。
あと、落ち目の男を見捨てず、支えようとする香月とアグネスの良い女感はよかった。

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2022年05月10日

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IWGPシリーズ外伝。
ヤクザの裏カジノへ強盗に向かい、仲間割れで失敗し、金を奪われた。その償いとして5000万円の借用書を書かされたが、交渉し犯人と金を取り返したら、自由+1000万円の報奨金で組長と約束を取り交わす。サルと一緒に行動して、裏に同系列組の仕業と解るが取り返す事が困難であった。そこでその組主催のカジノで金を取り返す!伝説の張師など登場し、最後は自分で賭けに勝った!!スリルとサスペンスがとても面白かった。

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2020年11月27日

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I・W・G・Pシリーズの外伝。

本シリーズの主人公マコトは名前だけ、キングタカシは少しだけの登場で、本編ではチョイ役のサルがいい味を出している。

ハードボイルドっぽいけど、イマイチ成りきれていない、中途半端な気もするけど、これは紛れもなくストリート系の物語だ。
それも、石田衣良しか書けないような、情感たっぷりの物語。

石田衣良だから書ける、ハードボイルドの系統をまとった、ストリート系の傑作だと思う。

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2016年11月08日

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一時間で一億円の大博打。
池袋のカジノ売上金強奪。
襲撃成功。
ところが、金を横取りされて…。
怒りと誇りが男を這い上がらせる。

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2016年10月12日

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ギャンブルに手を出して人生が狂い、再起をかけて売上金強奪をするものの、金を横取りされてしまう。
こういう小説って、どうやって金を取り返し、どうやって人生を立て直すかが見どころだと思うんだけど、この作品に関して言えば前半の方が面白かった。

どん底の生活を立て直すつもりで強奪したお金を目のまえで横取りされ、さらには強奪先のカジノに身元が割れる。そして一生を裏社会の底辺で過ごさねばならないという契約を迫られ…。
もがこうが流されようが、落ちていくときは落ちていく。

その後の巻き返しも面白くないわけじゃないんだけど、主人公は結局ただのギャンブル好きだったのね。
ギャンブル依存症のような、一生をギャンブルに賭けるような熱が彼にはなくて、それがちょっと物足りなかった。

小峰を見張りつつ彼の手がすけをするのが、関東賛和会羽沢組系氷高組の若きホープ斉藤富士男。通称サル。
そう、これは池袋ウエストゲートパークの外伝なのだ。

本筋に関係ないエピソードにキングがちょっとだけ顔を出すが、マコトは出てこない。
だが、小峰が当事者のくせに意外と醒めているので、これはマコトが主役でもよかったのではないかと思った。

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2016年04月30日

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マコト以外の人がメインの短編集かなーと思ったら、サルくんメインの長編でした!わぉ!!
暴力団とか~、マジ怖いし・・・( ̄ω ̄;)
死んじゃったり、殺されちゃったりした人はいたけど、ラストはスッキリでよかった!!!

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2015年10月17日

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ネタバレ

IWGP外伝・サルの回。
羽沢組・氷高系列カジノバーで狂言強盗。内部者に売られた共犯・小峰は氷高組からおわされた借金5千万円相殺を懸けて裏切り者を追うことに。働くサルの姿がたくさんみられてうれしい。ギャンブルの世界が奥深い。

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2015年06月08日

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池袋ウエストゲートパークの外伝。いつものメンバーではサルがメイン。タカシハは少し、マコトは名前だけ。カジノにハマった男が何人かと強盗をやったが、まんまとヤクザに横取りされる。最後はカジノでその金を取り戻すことに成功する。

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2014年08月29日

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IWGP(はじめはプロレスのことだとおもっていた)シリーズの外伝ってことで、脇に置いておいたんだけど、IWGPシリーズの本編には全然ない長さで、結構おもしろかった。
人生負け組の悲劇のヒロリズムの余韻が流れつつ、それでも最後は勝つって、結局人生自体が博打の様なもの。
人生の十字路で、選ぶのは自分自身。選んだ道から後戻りはできないんだから。
後戻りはできなくても、やり直しはできる自分でありたいと思う。どん底になっても、やり直し。新規巻き返し、ニューディール!負けないぞ!

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2013年02月09日

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IWGPの外伝。
今作では、マコト君は名前だけの登場で、事件に巻き込まれた小峰という映像ディレクターが主役。
その小峰と行動をともにするのが、サルさん。
「外から見たIWGP」っていう感じ。

ハラハラさせれらる感じとエッジ感は本家に劣らない。

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2012年10月06日

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石田衣良の赤(ルージュ)・黒(ノワール)を読みました。池袋ウエストゲートパークシリーズの外伝で、ギャンブルを題材にした物語でした。今回はマコトは登場せず、サルが脇役として活躍します。物語の展開、小道具、最後の一か八かの勝負、登場人物の描き方、全て良く構成されていて一気に読ませます。おすすめの1冊です

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2011年07月18日

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ネタバレ

【2024年74冊目】
カジノで借金を作ってしまった小峰は、カジノの売上を強奪する一味に加わり、あっさりと1億円4千万円を強奪することに成功する。だが、思わぬ裏切りから金を奪われ、人が死んだあげく、カジノの元締めである氷高組に身元がバレてしまう。一生奴隷宣言を下された小峰は、売上を奪還することを約束し、翌日から池袋の街を走り回ることに。池袋ウエストゲートパーク番外編。

番外編ということで、小峰という映像ディレクターが主役で、誠はでてきませんでしたが、小峰の相棒としてサルが出てきて大活躍でした。タカシもちょっと出てきたのでニッコリするなどしました。

タイトルの「赤・黒」はカジノのルーレットを表しているようで、終盤のカジノの勝負はかなりドキドキしました。ちょっと都合が良すぎる気もしましたけどね!

しかし、サル、人が良過ぎないか…?毎日調査のために運転手してくれるとかいい人過ぎる。初日にご飯ご馳走してくれたりとか、いろいろと懐が深い。なぜオカマバー(?)の店主にだけ当たりが強かったんだろう…?

でもやっぱり誠が出てこないとちょっと寂しいななどと思う外伝でした。

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2024年04月03日

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IWGPシリーズの番外編で、本編でも登場するサルこと斉藤富士男が準主役を務める長編作品です。

映像ディレクターの小峰渉は、ギャンブルで首が回らなくなり、村瀬勝也という男たちと協力して、カジノ・バー「セブンライブス」の売上金をうばう計画にくわわることになります。ところが、仲間の一人である鈴木と名乗る男の裏切りにより、村瀬は命を落とし、小峰もカジノの元締めである氷高組に身柄を拘束されてしまいます。小峰は、氷高組のサルの協力を得て、一か月の猶予期間のあいだに鈴木という男のゆくえを突きとめ、金をとり返すことを約束します。

本編よりも闇社会に半歩ほど深く踏み込んだ内容といえそうですが、ハードボイルドに徹しているわけではなく、やや微温的に感じられます。本編では、それがかえってマコトのキャラクターとマッチしているのですが、こちらの作品の小峰では本編のような魅力が出せていないような気がします。小峰の恋人の秋野香月とのラヴ・シーンにもうすこし叙述を割くなど、本編から差別化する内容がほしかったところです。

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2022年04月23日

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ネタバレ

IWGPシリーズの外伝。
羽沢組の話なので、サルが沢山出てくる。
少しタカシも。
主人公はワタル。
現実逃避のため、ギャンブルにはまったワタルが金のために奔走する。
スピーディー。
ギャンブルはするもじゃない。
店側が勝つようになってるんだよなぁ。
ラストもパパッと伝説の男を仲間にして勝つ。
良いとこもっていったなぁ。
女性は強い。
彼女を大事にして下さい。

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2021年11月11日

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ネタバレ

主人公が特になにもしてないはったり男なのが気になるのと、やくざ達の甘さが気になる、、展開に説得感がないなぁと感じました。「なんでそこでそうなっちゃうの?」というかんじ、、。最後の大勝負を運任せにしたのも私は「ウーン」と思うけど、まぁ自分で張らないよりは意味があるのかな。好みの範囲かも。
クライムサスペンスというにも、ノワール小説というにも中途半端ですが、シリーズ通して読んでると「外伝」という面白みがありました。

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2021年01月04日

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普段はこういう系の内容(喧嘩、賭博、ヤクザなど)は読まないのだけれど、石田衣良の文章が合うのだと思う。
今回は「外伝」ということで、最初は少し退屈だったし、サルが主人公の頼みを聞いて人を陥れるシーンはいまいちだったけれど、最後の賭けのシーンはよかった。
ときどき、好きな言葉がある。
「人間はあらゆるものの依存症になれる」など。

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2018年04月27日

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IWGP外伝。
キングがちょい役、まことは名前だけという、完全外伝。
面白かったけど、やっぱり本編がいいな~。

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2016年09月23日

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さて外伝です。再読だけど内容全然覚えてなかった。
サルがメインのお話。ギャンブルについてはよく分からないし、用語とかルールも全く興味ないけど、奥が深いんだなあという印象。嵌ってしまう気持ちは、少し理解できた。いつものIWGPよりちょっと大人な雰囲気だった。主人公の小峰やサルたちが、お金を取り戻すため、試行錯誤して戦場に繰り出す後半はドキドキした。博打の世界もヤクザの世界も広くて闇。マコトは話だけ出てくるし、キングはちゃんと出てくるし、違う角度からのIWGPの世界観は新鮮だった。でもやっぱり、本家が早く読みたいと思ってしまう。

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2015年06月14日

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ヤクザものはあまり自分には合わない気がした、
カジノが舞台で主人公もみんなクズだ。人のもの盗み、盗まれ、そこに復讐の大義は生まれない。
感情移入は出来なかった

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2014年11月06日

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IWGPシリーズの番外編。通常シリーズとはまた違った雰囲気が味わえる。なかなかハラハラさせられる展開が続く。それはそれでいいのだが、残り数ページになって突然急ぎ足に話が進み、呆気なく終わった印象。最後の最後で見せた主人公の強引な行動、それが吉とは出るが、なんか腑に落ちないというか残念な感じだった。

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2014年11月19日

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ギャンブルは人を狂わす。

ギャンブルの借金を返済するために、強奪事件を起こし、その金を独り占めするために、仲間割れが起こる。

ありそうな話で始まった、事件の解決に、一世一代のギャンブルをする。

ギャンブルは人を狂わす。

は止めをかけることができないのがギャンブラー。

勝ちで終わらなければ本当に勝っているとは言えないとは、まさに至言。

今回は外伝。主人公はマコトではなく、サル。

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2012年09月16日

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おもしろくなくはないけど、そこまでおもしろくもないパターンのやつ。

ラストがかなり微妙やね!ストンって終わるし、特に感慨深くもならん。
こんなんより、普通の池袋ウエストゲートパークの長編が読みたいね!

くたばれ!ギャンブル業界!

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2012年07月09日

Posted by ブクログ

そこは池袋の西口公園、通称『池袋ウエストゲートパーク』。
暴力に風俗,麻薬…,今日も命がけのストリートを突っ走る物語の外伝。

本シリーズとしては珍しい長編です。
主人公もマコトではなく、サルの出番が多いです。
今回の舞台はカジノ。

ん~、本シリーズの突っ走り感が足りないです。
もちろん面白かったし、サクサクも読めました。
ただ主人公があんまりね~。

本シリーズファンにやっぱりオススメな作品かな。

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2012年01月09日

Posted by ブクログ

池袋ウエスゲートパーク、外伝
ギャンブル好きの映像ディレクターがカジノの売り上げを強奪する強盗団の一味になるが。。。

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2011年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

池袋ウエストゲートパーク1を読んでから友人に勧められて読んだ。

前回のが池袋の裏の世界だとすると、裏のさらに裏の世界の話。


・ミステリーとしての面白さ。
・ギャンブルにのめりこむ登場人物の描写
・サルがいい味出してた。(優しさ、頭の回転、迫力、人間味)


・復讐の動機が、あまり共感できなかった。(自分がギャンブルをやらないため主人公に終始共感できない)
・最後の結末がちょっとあっけない。

一番、印象に残ったのは解説だった。

パチンコで得た景品を換金する行為は法律で禁止されている。
⇒15年前まで取り締まられていた。
⇒しかし、警察が、景品買取機構を立ち上げた。誰も取り締まれない。癒着。
⇒アガリから得た利益を警察共済組合は年間数百万の年金を退職者に支払っている?
⇒だから、カジノが公認されない。(もし、控除率(カスリ)の低いカジノが公認されたら、客はそちらに流れてパチンコ屋に来なくなるから。警察はそれを恐れている?)

普段聞くことのない面白い話だった。

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2011年07月26日

Posted by ブクログ

ウェストゲートパーク外伝とあるわりにはマコトとキングの名前が少し出る程度で話しと絡んではこない。  文章はドラマをみているようで登場人物もおもしろかった。

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2011年04月24日

Posted by ブクログ

ざっくり言うとギャンブルにはまって、借金した男が犯罪に手を染める。
んで、成功するんだがその金を奪われ、最終的にはギャンブルで大逆転を起こすという話。
よくありそうな話ではあるけど、石田さんの描くキャラクターはやっぱりいい味を出している。

ギャンブルにはまる気持ちは自分にはよくわからんが、「自分はやっぱりだめだ。どん底に落ちて初めて、そう安心する。」ってのはなんとなくわかる気もするんだなー。
ストレスなのかなんなのか、自分の中にたまっていくものを解消する方法ってのはなにかしらみんな持っているのかもしれない。

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2019年01月16日

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