感情タグBEST3
Posted by ブクログ
学校では最低限のことしか教えてくれないこの時代、家庭こそ教育の最後の砦! 子どもの「本当の学力」を育てる和田式勉強法を大公開。
「日本は子供たちが最も勉強しない国」――あなたはこの事実をご存知ですか?
かつて「数学力の世界トップ」を誇った時代は、いまや遠い昔の話。子供たちの勉強時間は国際平均を大きく下回っています。近年では「ゆとり教育」も導入されて、学校では基礎的な内容しか教えてくれません。さらに家庭で勉強しない子供が40%を超えている今、子供が「勉強できる子」になれるかどうかは、お母さんにかかっています。
本書は、受験指導のプロであり、精神科医でもある著者が、「12才までに何を教えるか」をテーマに書いた、お母さんのための家庭教育マニュアルです。「九九は一日でも早く覚えさせる」「読めるようになってから書けるようにさせる」など、具体的ノウハウが満載。
「学校任せではちょっと心配!」と感じているお母さん、ぜひこの本を手にとって、子供といっしょに家庭で勉強をはじめるきっかけにしてみませんか。
『子どもが育つ勉強法』を改題。
参考になるところは沢山ですね♪
でも、教育に集中しすぎるってのは。。。
という懸念もありますが、きっとなんでも精一杯やったほうが何かの糧にはなるのは間違いないでしょうね。
応援してみるかなぁ☆
Posted by ブクログ
「先行逃げ切り」が大事なのはわかるけど、本当に実社会で活躍できる、タフな大人になるためには、幼児期にガリ勉させるより、学ばせることがあるはず!
Posted by ブクログ
「勉強は才能や素質ではなく、努力ややり方の問題だ」
・努力のさせ方:「できた」という体験と、褒めることで、やる気が起きる。それだけ。
・勉強のやり方:低学年は母親が頑張って教える、それ以降は塾をフル活用する。
※母親の負担がかなり大きいやり方かと。
●なぜ勉強が必要か
・日本の子どもの学力低下
・学歴よりも国際統一テストで評価される(?)
・本当の学力をつけさせるのが親の愛情
●私の受験料勉強体験記(灘高方式)
・勉強は素質ではなく、やり方次第
・暗記数学と計算力
解法パターンの「理解」と「暗記」
暗記する→理解が進む→暗記が進む→…
計算力があれば多数の解法を試せる
●家庭こそ教育の最後の砦
・学校に頼ってはいけない
・家庭教育で一番重要なことはこどもに自信をつけさせる。
→とにかくやらせてみて、「やったらできたよ」という体験をさせることが重要
●勉強で身につける頭の良さとは?
・受験勉強は「勉強ができる」だけでなく、
「頭がよい(問題解決能力がある)」も
身につけることができる。
・志望校への受験対策→現実検討能力
・スケジュール管理、習慣、努力
・メンタルトレーニング、感情の制御
・苦しい勉強をいかに工夫するか
→難しい課題をクリアする経験が身に付く
→仕事ができる人になる
●小学校入学前に何を教えるか
・まず字を読めるように→書けるように
・絵本を読んであげることで愛情を感じる
→勉強させることと愛されることとを結びつける
・テレビと絵本の時間は1対1
・お受験は能力開発に有効、親が怒ってしまうなら逆効果
→幼児期の勉強は叱るより褒める
・勉強は先行逃げ切り、先取りをさせて自信をつけさせる
●小学校入学後に何を教えるか
・親が教えながら教科書を勉強する。
復習も確認テストも何回もする。
・学校の勉強をなめさせるな
・学校であったことを話させる習慣をつける
・九九は一日でも早く覚えさせる
・ソロバンや公文で計算を億劫ではなくなった
●小学校高学年にどう勉強させるか
・「楽しい」から「結果を出す」勉強へ
→ノウハウを持った塾を活用する。
→初めに受験ありきで話しない。
→進路は子供に考えさせる。
・受験塾の選び方
・入塾からどれだけ成績を伸ばしたか
・自分の子どものレベルにあった塾
・塾では予習は不要、復習は必須
・からかわれても肯定的に
・合格しても手を抜きすぎない
・失敗しても慌てない
●教科別勉強法
<低学年>
国語:
・書取練習を何度もやらせる
・ドリルで詰め込み教育
・教科書を丸暗記させる
・お母さんが付き添って本を読ませる
算数:
・百ます計算などをゲーム感覚で
理科、社会:
・図鑑やお話で興味を持たせる
<高学年>
国語、算数:
・好きな文章を読ませて、自分で調べさせる
・中学受験用の参考書・問題集をやらせる
社会:
・テレビ、新聞、マンガを活用
理科:
・親が必死に勉強して、わかるように教えてあげて、テストの点を上げる
英語:
・中学に入ってからじっくりと
習い事:
・時間は有限、最優先の課題を明確にして、
余裕があるとき気分転換程度にする。
●子どもに対する褒め方、叱り方、諭し方
・いいことしたとき、うまくいったときに褒める、悪いことをしたときには叱る、不安なときには安心させる。一貫する。
→テストがよければ褒める、悪ければ流す
・叱り方は子どもの反省度合いをみてから
・子どもにも本音と建て前の違いを教える
・親の価値観をしっかりと持つ、あきらめない
・やらせてみないとやる気にならない
→実践して「できた」という経験がやる気に
●勉強を効率よくする
・健康管理は食事と睡眠から
・遊びの時間は必ずとる
・スポーツと体力は別 、無理にさせない
・友だちが一人でもいれば親は慌てない
●知の教育が情を育てる