【感想・ネタバレ】シンメトリーのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

姫川玲子シリーズの短編集
短編というボリューム感の読みやすさと
一つ一つの物語がちゃんと面白い

本のタイトルにもなっている短編の1つ、『シンメトリー』
車との衝突による電車の脱線事故をきっかけにした殺人
『シンメトリー』の意味を持つ描写を全て把握できたか分からない
答え合わせが出来るならしてみたいと思った

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2023年07月26日

Posted by ブクログ

 たぶんテレビドラマで見た時の記憶なのでしょう。お話しを読んでいると鉄道レールの死体を見下ろす効果の上にいる竹内結子さんが脳裏に浮かびました。

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2023年01月16日

Posted by 読むコレ

姫川玲子シリーズ第3弾(短編集)
*東京
6年前、玲子が巡査の時の事件。
*過ぎた正義
*右では殴らない
劇症肝炎で突然死した男から違法薬物が検出され
*シンメトリー
半分に轢断された死体が発見された。
*左から見た場合
*悪しき実
*手紙
5年前、玲子が巡査部長の時の事件。

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2012年09月06日

Posted by ブクログ

『ソウル』に続き、誉田作品六作目。シリーズ第三弾。短編集。短篇って基本的に嫌いなのであまり読まないのですが、これは良かったですね(^^) 玲子が今までどんな事件に出会い、どう思ってきたのか——より深く彼女を知ることが出来て、ますます好きになりました!シリーズものにはこういう短編集が必要なんだなぁと初めて感じた、そんな作品。

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2024年05月18日

Posted by ブクログ

ソウルケイジとは異なり短編集のようなストーリーで、一つ一つの話は繋がってはいませんでした。それでも十分に楽しめる内容でした。
Audiobookを利用しました。

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2024年04月30日

Posted by ブクログ

姫川シリーズの短編集。
「シンメトリー」で最後に少しだけ出てきて犯人を言い当てる姫川がクール。
前に文庫を読んでいたが、今回audiobookで聞いた。声優さんがいいです。

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2024年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編ということで、姫川の勘が鋭すぎて私には理解不能なところがあり、何で犯人ってわかったの〜となった。特にシンメトリー。「昨夜その腕を向けられたときに、確信しました」ってどういう意味??何で分かったの??◇「悪しき実」と「手紙」がお気に入り。次は長編みたいなので楽しみ〜

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2024年03月14日

Posted by ブクログ

私は女子高生との話

ドラマを見てしまったので、私の中では情景が具体的すぎるけど、人間と社会との関わりのくだりが、わかりやすい。
自分はこの女子高生の頃はもっと幼くて、親がただひたすら怖かったけど、今の時代は思う以上に早熟だから、教育もそれを見越して変化していかなければ。先生や親が思うほど子供の世界は小さくないけど、一方向に歪なんだろうなあ。

いろいろ興味深くて面白かった。

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2023年11月17日

Posted by ブクログ

【2023年93冊目】
再読、ですがどのお話も全く覚えておらず、新鮮な気持ちで読みました。目次の左右対称が美しい。解説を読んでから気づくというお粗末さがありましたが…目次一つ侮れないですね。犯人の気持ちにシンクロする系刑事の姫川、電車の事故の話が一番おおっと思いました。かっこつけたとのことでしたが、うん、かっこいい。

7つの事件をさくさく読めるのでとても良かったです。

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2023年08月12日

Posted by ブクログ

どの作品も面白かった〜!短編だからサクッと読めるのも良いところ。でも読後の満足感は長編作品並みにあって、さすが誉田先生だな〜と思いました。

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2023年07月20日

Posted by ブクログ

ドラマが好きだったから読みたかった作品の1つ。
短編だから読みやすかったけど
終わり方が曖昧なモノもあって気になったり…
短編でミステリーは難しいのかな。

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2023年04月16日

Posted by ブクログ

姫川シリーズ第3弾。今回は短編集でした。しかも、姫川の活躍が大いに取り上げられています。個人的には、「右では殴らない」で見せた、玲子の熱い言動にしびれました。

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2023年01月08日

Posted by ブクログ

短編で一つずつ事件があるにも関わらず全て綺麗に纏まっているのがすごい。
「右では殴らない」が1番好きだった、社会で生きる意味を玲子が説明する科白が良い!
目次がシンメトリーになっているのを自分で気づけたことが嬉しかった。

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2022年07月21日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズ3作目
姫川玲子が過去に関わった事件に関するエピソード2編を含めて、容疑者との人間模様を描いた7編の連作短編集。

姫川玲子は、前作までに比べて人情味溢れるベテラン刑事のような風格を漂わせていて、なんか格好良い。
また、前二作で私を苦しめた痛々しい描写も、比較的、控えめ。

直感的に事件を解決する姫川玲子の特性故か、短編でも全く物足りなさを感じることなく各作品を楽しめた。
今まで読んだシリーズ3作の中で、一番私好みの作品だった。

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2022年07月19日

Posted by ブクログ

右では殴らないとシンメトリーが良かった!
読んでて姫川玲子はやっぱり竹内結子さん思い出すなぁ〜、、、、

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2022年04月23日

Posted by ブクログ

姫川シリーズ第3弾!

今回は、短編集7編!
女性は、生きにくい警察組織の中で、何とか折り合いを付けて生きていく姫川さん。
しかし、刑事という人種か、姫川さん独自の能力か、人間観察力は凄い。
会話とか態度の少しの違和感が、事件を解決の方向へ向かわせる!
刑事という職業は、ほぼ休みなし。自分が疑問に思う事は、休みの日に…
これは、よほどの使命感があるのか、それ以外の何かか?…
24時間仕事脳やな。ずっと考えてなあかんし。
何も考えてない私にはムリな職業や^^;
短編集やけど、読ませてくれます!いつものグロさはないので、読み易いけど、個人的には、残念な気もする(⌒-⌒; )
過去の姫川さんから、現在までの話で、色々詰まった短編集です!
どうぞ!

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2022年03月15日

Posted by ブクログ

短編集なので読みやすく、一気に読破出来た。
ドラマが好きで何回も観てたので、全てがネタバレだったけど楽しめた。
特にすきなのは、悪しき実。
ドラマで観たシキミ地蔵の場面、思い出して泣けた。

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2024年03月12日

Posted by ブクログ

安定でした。短編なだけにひとつひとつサクッと読めます。
でもやっぱり長編にはかなわないかなあー、、
あっさり過ぎたけど、終わり方が妙に心残りする感じが誉田さんの上手い所だなあと思わせられました。

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2024年02月16日

Posted by ブクログ

無理な大どんでん返しとか、衝撃のラストとかではなく、ひたすら臨場感があるのも良いです。→インビジブルレインへ

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2022年12月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

魚住シリーズより姫川シリーズの方がキレがある。
キャラが立っているからかイメージがしやすいからか、物語が映像の様に展開する。
章立てもシンメトリーになっている。

作品紹介・あらすじ
百人を超える死者を出した列車事故。原因は、踏切内に進入した飲酒運転の車だった。危険運転致死傷罪はまだなく、運転していた男の刑期はたったの五年。目の前で死んでいった顔見知りの女子高生、失った自分の右腕。元駅員は復讐を心に誓うが…(表題作)。ほか、警視庁捜査一課刑事・姫川玲子の魅力が横溢する七編を収録。警察小説No.1ヒットシリーズ第三弾。

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2022年12月12日

Posted by ブクログ

好きな姫川シリーズ第3弾。シリーズ初の短編集。

姫川と菊田の進展を期待してたので、そういった意味では残念でしたが、姫川という人間のパーソナリティを知るには楽しめました。

また、タイトル通り、各編のタイトルがシンメトリーになってるという小技も好き。
個人的には「悪しき実」が好きでした。泣きそうになりました。

次回作、インビジブルレインの文庫化が待ち遠しいです。

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2022年10月15日

Posted by ブクログ

警視庁捜査一課10係・警部補・姫川玲子。
姫川シリーズ3作目。
7作の短編。

短編には短編のよさが。

『東京』 高校での女子校生転落死事件。
自殺⁇ 他殺⁇
姫川の元上司・木暮といじめられていた女子校生・美代子。
末期がんの木暮の生への想い。
木暮の想いは受け継がれたんだな…

『過ぎた正義』 法が裁けない少年犯罪の犯人が続けて死亡。他殺⁇
2つの事件を担当した元刑事・倉田の影が…
倉田もまた少年犯罪の犯人の父であり、犯罪被害者家族だった…
倉田と対峙する姫川…
少年犯罪、未成年という理由で、凶悪犯罪であっても極刑にはならない。数年で元の社会に…
犯罪被害者家族としてはやりきれないだろう…
そのやりきれない気持ちはわかるが…

『右では殴らない』 薬物中毒によると見られるサラリーマンの不審死が連続する。共通点は携帯電話のメモリーに登録された同じ番号。
援助交際、薬物…
援助交際をする女子校生・美樹と対峙する姫川か熱い…

『シンメトリー』 死者100人以上の電車脱線事故。原因は飲酒運転…
刑期はたったの5年…
刑期を終えた犯人への被害者たち、被害者家族たちの想い。
被害者、被害者家族の気持ちを考えるとわからなくもない…
結局は何も戻らないのか⁇

『左だけ見た場合』 マジシャンの男が殺された。『045666*』携帯電話のディスプレイに残された番号。
男は最後にどこに電話をしようとしたのか…
超能力はあるのか…

『悪しき実』 自殺と思われる遺体が発見された。通報者の同居人は行方不明に…
他殺⁇
男の過去が明らかに…

『手紙』 姫川は、過去に逮捕し、仮釈放されたOL殺しの犯人に会う。
自分の唯一の居場所を失いたくない…
犯人は1通の手紙で、自分の過ちに気づいたと…

やっぱり姫川シリーズは長編の方が読みごたえが。

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2022年10月09日

Posted by ブクログ

【姫川玲子シリーズ第3弾】

少年犯罪、援助交際、復讐…
警視庁捜査一課刑事・姫川玲子の魅力が横溢する七編を収録。

こちらの作品はシリーズの短編となっておりさくっと読みやすい1冊だ。

特に面白かったのは『右手では殴らない』。
援助交際がテーマの作品だが、現代にも通ずる内容となっている。援助交際をする少女と姫川玲子の掛け合いが面白い。
パパ活やSNSで気軽に知り合える現代だからこそ読んで欲しい内容だ。

他の短編も面白く、姫川玲子シリーズをまだ読んだ事がない方でも読みやすい1冊となっている。


こんな人におすすめ
・さくっと読みやすいものが好きなひと
・刑事ものが好きなひと
・サスペンスが好きなひと
・社会派ミステリーが好きなひと

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2022年09月27日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズの短編集。
犯人が誰かというよりは、なんだか心温まる話しですね。これはこれで読み易く止まらなくなりました。
玲子の警察組織に対するガツガツした出世欲が、自分にない部分で好きです。

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2022年05月29日

Posted by ブクログ

姫川シリーズの短編集。先にインデックスを読んだので2つ目。短編集は主人公の過去の歴史とか人となりが良く分かるが、やはり短いのでミステリとしては深さが足りなくなる。考える間も無く犯人に辿り着く。「過ぎた正義」では不審な二人の死に疑問を持った姫川が犯人に辿り着き、犯人もそれを認める。しかし、それは直感だけであり、証拠が無い。犯人は最後に息子を殺そうとしているが、そこで小説は終わってしまう。どうやって阻止し、逮捕に結び付けるかが気になってしまう。

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2022年05月07日

Posted by ブクログ

今作は姫川玲子の短編集です
やっぱり強い女は好きだわぁ〜
読んでいて脳内に絵が浮かぶ作品が好きです
そこに誉田氏の筆力を感じます
タイトルのシンメトリーなどは後半でその理由がわかります

綺麗事ばかりじゃないけどどこで折り合いをつけて生きていくかを誉田作品を読んでいて感じます

ところで私はずっと誉田をハカマダと読んでました

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2022年03月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

警察小説はほんっとに読まないジャンルなんですが、唯一読むのが姫川玲子シリーズです。ドラマから先に入ったから、竹内結子と西島秀俊に脳内変換できるのが最高。顔がめっちゃ好きなンだわ←


東京…姫川新人時代の事件。プールのある屋上から少女が飛び降りた。現場に残る痕跡からは、他殺とも自殺とも判別し難い状況だったが、生徒達の事情聴取をした姫川はある生徒の不自然な態度に着目する。


過ぎた正義…ある人物に出会う為、姫川は仕事の合間を縫ってある町を何度も訪れていた。人を殺めながらも法で裁かれない者達を、彼は自ら裁いたのか?

右では殴らない…姫川 VS JK。甘っちょろくぬるま湯で過ごすJKに、アラサーおばさんの拳が唸る?!

シンメトリー…多くの人命を奪った電車の横転事故。電車に接触した車を飲酒運転していた男は、しかしたった5年で刑務所から出てきた。事故で隻腕となったかつての駅員は、男に相応しい死に様を用意し、実行に移すが、姫川は男のたった一言から彼を犯人と断定する。

左だけ見た場合…手品師が殺害された。彼の携帯電話のアドレスに登録された人物を当たっていくと、やがて呆気なく犯人は見付かるが、最後に携帯画面に入力されていた数字は、驚愕の事実を示していた。

悪しき実…右半身だけ死後硬直が遅れた死体の謎。同棲相手の不審死を通報した女は、何故その場から姿を消したのか?

手紙…かつて自分が手がけた事件の犯人から姫川に手紙が届いた。功を焦る若き姫川の奮闘。

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2022年02月08日

Posted by ブクログ

短編集。推理はなく、シチュエーションありき、エンタメ性は高いが、主人公の姫川の野心の強さが鼻につくようになたった。身内を出し抜こうとばかりしているようにみえる

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2021年07月18日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズ③
姫川短編集ー!! いろんなおもしろさが詰まってます!!

昔の姫川や今の姫川など、まぁー、おもしろかった。
サクサクっと読めちゃいました。

東京…いじめられてた女子高生。
過ぎた正義…少年犯罪について考えた姫川。
右では殴らない…右で殴ったら痛いよねー笑
シンメトリー…一人の男による電車脱線。
左だけ見た場合…オカルトちっく。
悪しき実…死んでも側にいたかった…。
手紙…罪を償うためには、社会に認められるのが大事かも。

今までのストロベリーナイトとかに比べると、
全然グロくないー笑
物足りなさも感じた自分が怖いー((( ;゚Д゚)))

これだけでも読めるけど、前作も読んでた方が
分かりやすいかなー。

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2021年07月18日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズ第3弾。 今回は短編集。トリックや推理よりも、人間の心にスポットがあてられているカンジで、ミステリーとしては物足りなかったけどお話としてはとてもおもしろかった。 「社会が悪いといいながら、自分が社会を悪くしていることには一切頓着しない」 という言葉がとてもしっくりきた。 この巻で玲子さんが結構好きになってしまった。 短編:東京/過ぎた正義/右では殴らない/シンメトリー/左から見た場合/悪しき実/手紙

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2021年06月03日

Posted by ブクログ

短編集と知らずに買ってしまった…長編に比べて、短編集は一回一回頭の切り替えがしんどくて好まないのですが、同シリーズであればなんとか。というか、やはり姫川シリーズは面白くてサクサク読めてしまう。犯人でさえキャラ立ちがハッキリしていて、魅力的。一度、ちゃんと時系列順にしてもう一度読み直したいなあ。

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2021年05月23日

Posted by 読むコレ

再読。短編集。
自分が本作に感じたのは、作者の「読み手の感情を揺り動かしていくぞ」という決意表明めいたメッセージでした。というのも全ての短編に一貫して、そこに良し悪し問わず一石を投じようという意図が透けて見えたからです。
それが強引というか多少あざとさを感じるものもあり、だからこそむしろ強い意図として感じるのでした。
それは過去2作の痛々シーンからも読み取ることができますが、この感性は自分が物語に求めるものとも合致しており、そこが面白く感じさせてるんだろうなぁ、と得心した次第。
今後が益々楽しみになる一冊でした。

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2014年02月18日

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