感情タグBEST3
匿名
摩訶不思議な場所だけど、全然恐くない。
いろんな人の想いや人生が垣間見えて
本当のお別れの前にもう一度出会えるかもしれない場所。
岩岡先生の絵のお陰か、お話が1つ1つふんわりと包み込まれるよう。
不思議、やさしく、あたたかい。
作品のテーマは重いんですが、登場人物はかるい、というか明るいポワーンとしています。読んでるこっちもポワーンとしてきます。でも気付くと入りきってます。不思議な気持ちになります。読んだあとやさしくなれます。
Posted by ブクログ
夢のできる世界にあるコンビニに迷い込んだ女の子とイヌのコンビニ店長さん。そこに訪れる、何かを見失ったお客さん。
絵本のようにやわらかくて優しくて暖かいのに、描かれているのはすごくすごくズシンとくるような考えさせられるテーマ。
命だったり絆だったり、気持ちだったりね。
迷い込んだ女の子がコンビニで働きながら、
そこにくるお客さんと接してどんどん自分の存在の意味を見つけていきます。
気持ちの描写が時々残酷なくらいシンクロして涙が止まらなくなる。
でも優しく包まれる感じがして安心。安心。
ぽけーっと木漏れ日で考え事してるような感覚。
自分が自分でわかんなくなっちゃったり、存在価値ってなんだろーって悶々と考えてたとき、答えをくれた本。
何回読み返しても泣ける!!!
後半は号泣もん。
Posted by ブクログ
夢ができる国に迷い込んだ少女。
犬の店長さん、小さな配達夫たち、サトルくん。
様々な来訪者たちの想いを通じて、少女は強くなっていく。
自分がただ何となく居ることに、意味はあるのかな?
自分ばかり見ないで、周りも見ようと思えた作品。
やっぱり画可愛いよなー。
Posted by ブクログ
岩岡さんの可愛い絵と、でもそれだけじゃない少し暗闇が見えるような漫画。
主人公の女の子が夢の中で着いたのは、犬の店長がやっているコンビニ。
大事なものが何か、磨り減っていきがちな気持ちを取り戻すまでのお話。
店長が可愛いです。配達人たちも可愛いです。
友達の男の子が去っていく話は、何度読んでも泣いてしまって大変。
お父さんが名前を呼びながら「こんなに近くに、なあ」っていう言葉が、
この人はどんだけ会いたかったんだろう、もう別れてしまうことはどれだけ悲しいのだろう、って
親父の気持ちがぐあーって胸にこみ上げてきて、どうしても涙が止まらなくなる。
すごい力のある、優しい心のこもった漫画だと思います。
Posted by ブクログ
絵の描写が繊細で、はっとさせられる場面もしばしば。お話、ひとつひとつが心に染み入るようでとても良かったです。人によっては「泣ける」といっても過言ではない作品だと思います。
Posted by ブクログ
紙の本は品切れらしく手に入らないので電子書籍で読んだ。
キャラクターは丸っこく描かれ、おはなしも童話のようなにほんわかとしている。でも、気持ちをどうにか処分しないとならなくて厳しい判断を迫られる者もいる。優しさと切なさが混沌としている。
そして、この漫画の世界もごちゃ混ぜな感じがする。眠って夢を見ることと半分死んでいる状態は似ているのかもしれない。
Posted by ブクログ
これもすごく好きです。ほんわかした絵とテンションに相対して内容は実はシビアです。でもなにか、心が癒されるような…不思議な世界でリアルを感じました。最後に、店長カワイイv
Posted by ブクログ
ほの暗い夢の世界に迷い込んでしまった女の子の話。そこには夢を配るコンビニがあって、女の子はそこでしばらくバイトをするうちに、心が成長してゆくお話。
あの世とこの世のはざまにあるコンビニ、この世に強い思いをのこしてしまってなかなかあの世へ行けない魂たち、という設定がツボにはまりすぎて、絵柄とか癒し系のストーリーとか味わう以前に、設定買いです。
そして店長さんの正体がズルい。そりゃ誰だってもふもふしたくなります。
Posted by ブクログ
夢の国の夢のコンビニにたどり着いた主人公が、
いろんな想いを持った人たちと巡り逢うお話。
氏のやさしい絵柄とファンタジックな話がマッチしていて良い。
どこか暗い背景を持っている部分も健在。
岩岡ヒサエ節全開。
同人誌をまとめたモノだがこのクオリティは凄い。