【感想・ネタバレ】仕立屋お竜のレビュー

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これからは….….

お竜こと、おしん、仲間が出来て、不幸だった過去とも、決別出来て(母親と自分を不幸にした父親は、死んでいたし、かつて夫だった男は、殺す事が出来た)これからは、幸せに、ならなきゃ。

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2023年07月25日

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ネタバレ

 岡本さとるの新しいシリーズ、主人公は仕立屋のお竜、23歳。剣術の達人北条佐兵衛から武芸を習う。悪い奴らを地獄へ案内する案内人です。共に仕事をするのは吉岡流の剣客浪人、井出勝之助。案内人の元締めは隠居の分限者、文左衛門。楽しめるシリーズになりそうです。

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2022年08月28日

Posted by ブクログ

腕の良い職人や小金持ちの風流人などが暮らす、こざっぱりした、八百蔵長屋に住み、老舗呉服屋屋「鶴屋」から、仕立ての仕事を請け負う、仕立屋お竜。
そのお竜には、裏の顔が有った。

ろくでなしの父親に育てられ、極道な夫に、盗品の運び屋や美人局の片棒を担がされ、命からがら逃れた時、武芸の師匠、北条佐兵衛と出会い、新たに命を得た。

「地獄への案内人」となり、過去に犯した罪の償いのために、女を苦しめる男に鉄槌を下す。
痛快時代小説。

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2023年03月22日

Posted by ブクログ

内容(ブックデータベースより)

表の顔は腕の良い仕立職人、裏の顔は達人に仕込まれた剣術で悪を成敗する「地獄への案内人」。仕立屋お竜の活躍を描く痛快時代小説開幕!
第一話は、いたいけな少女・おしんがお竜と名を変えて「地獄への案内人」の道を歩むまでが描かれます。幼い頃に父からDVを受けてきたおしんは、母と家を逃げ出すが、その母も過労で亡くなり天涯孤独の身に。母親の薬代のためにつくった借金を抱えたおしんだが、親切顔で近づいてきたやくざの林助に騙され、盗品の運び屋や、美人局の片棒を担がされるなど、悪の道にひきづりこまれてしまいます。
とあることがきっかけで、武芸の達人・北条佐兵衛に助けられて自由の身となったおしんは、天賦の才があったのか、達人から教えてもらった武術を乾いた砂が水を吸うようにわがものにしてゆきます。「お前の才能は、お前のように困っている女性のために使うのだ」という師匠の言葉を胸に、師匠の紹介で仕立屋「鶴屋」から仕事をもらうようになります。そしてお竜と名を変えて、女をいたぶる悪人を退治することを決意。そんなある日、因縁の男と再会することになって……。
お竜の庇護者となる仕立屋の主・鶴屋孫兵衛、鶴屋の碁敵で謎のご隠居・文左衛門、そして鶴屋の用心棒で、ちょっととぼけた吉岡流剣術の使い手・井出勝之助など、お竜の脇を固める登場人物たちも魅力たっぷり。そして何よりの読みどころは、お竜の艶やかさと痛快アクションシーンです!

令和4年11月22日~23日

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2022年11月23日

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腕の良い仕立て屋お竜。
男に食い物にされ、命からがら出会ったのが武芸の師匠。
彼に仕込まれ、お竜は殺し屋家業を営んでいる。
決め台詞は、「太ももに彫り込まれた竜、こいつを拝んだものには死んでもらう」だ。
艶っぽいセリフだこと…

暴力的な父から逃れるため、母はお竜を連れて逃げた。
母亡き後、悪徳金貸しから守ってくれた林助は悪事の片棒を担がせ、拒めば折檻。
そこから逃げ、自分のように苦しむ女たちのため、お竜は鬼となった。

悪者を手際よくいなしていくさまは、必殺仕事人が好きな読者なら応援したくなるはず。
最終話では人身売買の元締めと対峙する。
物語はそれで終わるが、この後もシリーズとして続いて…いるみたいだ。
武芸の師匠との物語ももっと知りたい。

テンポも良いので、特別ドラマもよさそう。

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2022年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

仕立屋とタイトルにあったので、仕立屋絡みのストーリーかと思い込んでましたが、仕立屋の描写はほとんどありませんでした。

悪人は罰せられるべきとは思う。
ただ、時代小説を読み慣れていないせいか、目的のために人を殺す主人公に最後まで抵抗を感じてしまいました。

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2022年07月18日

Posted by ブクログ

父の本。
お竜さんがとりあえず取り掛かるのは、自分の人生を壊した元亭主かと思ったら違ってたのが意外でした。まぁ、結果として元亭主も出てくるけれどもなんとなく棚ぼた感があふれるというか… シリーズものならもっと引っ張るかと思ったら違ってましたね。

個人の判断で善悪を決めたり、罰を与えるのはしょせんは私刑なんだなぁと1話を読んだときに思いました。言い方は色々ありますが、世間に対する八つ当たりというか、自己満足の方が強そうな感じ。2話以降にバックアップ体制が出来て、なるほどこれで始末屋みたいな感じになるのかな、と思いましたが。でも個人の感情で人の生死を決めるのはやはりおこがましいというか、ちょっと違うんじゃないのかなぁなんて思いました。

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2022年07月14日

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