【感想・ネタバレ】神薙虚無最後の事件のレビュー

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衝撃の本格ミステリ。未解決の『神薙虚無最後の事件』の真相を《名探偵倶楽部》のメンバーが推理し、真相にたどり着く。多重解決ものの中でも傑作のどんでん返し。読者は、始めから作者の手のひらの上で踊らされていた。

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2023年04月17日

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読みやすい、面白い!

80年代のビジュアル系の雑誌だったっけ?って間違うぐらい難解な当て字以外は。

終盤のあの空気の変わる瞬間!!もうやばい…
テクニカル的な事は勿論疑問に思ったり残念な所はあったけど、そんな些末なことは気にするなっ!

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2023年04月06日

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ネタバレ

古き良き時代のミステリの形式を踏まえた上での現代風にアレンジされた物語で、そうそう、こういうのを読みたかったんだよねと思わされる。推理合戦はやっぱり楽しい。それぞれありえなくもない推理で乗せられそう。「物語」の外側からの推理は安心して読める。《名探偵倶楽部》のメンバーのキャラ立ちも良い感じだし、この先の瀬々良木君と来栖さんの関係(進展はなさそうだけど)も気になる。続編が出たら読みたい。

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2023年02月01日

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多重解決ミステリー!
今世紀最大の謎!神薙虚無最後の事件を果敢にも挑んだ名探偵たちの物語である。

私も迷探偵として参戦するぞーー( •̀ᴗ•́ )و

〜あらすじ〜

真実は、人の数だけある。
本格ミステリ界激震! 新たな多重解決ミステリの金字塔がここに誕生!

大学生二年生の白兎(はくと)は、アパートの隣に住む一つ年下の後輩・志希(しき)に淡い恋心を抱いていた。二人が自宅に向かう路上、体調を崩し倒れこむ女性、唯(ゆい)と出会う。彼女が手にしていたのは、唯の父、御剣大(みつるぎ・まさる)が著した20年前のベストセラー『神薙虚無(かんなぎうろむ)最後の事件』だった。「神薙虚無」シリーズは、実在した名探偵・神薙の活躍を記したミステリで、シリーズ最終巻では解かれる謎を残したまま完結となり、ミステリ好事家の間では伝説となっているという。
白兎と志希は、唯の依頼で大学の「名探偵倶楽部」に所属する金剛寺とともに、作品に秘められた謎を解こうとするのだがーー。
過去と現在、物語の中と外、謎が繋がり、パンドラの箱が開くとき、目にするのは希望か絶望か!?


そう!今回は多重解決ミステリー作中に登場する
名探偵倶楽部のメンバーが各々で推理をしていく流れなのですが、
20年前発売された大人気シリーズにして
最終巻で壮大な謎を残してフェードアウトしてしまった小説を倶楽部のメンバー各々が推理あっていくんですが、、、

このメンバーキャラのクセがつえ〜のなんの!
めちゃ笑わしてくれる!笑笑

特に主人公の瀬々良木とヒロインの来栖との
やり取りは見どころです!!(笑)

あと…笑笑…要所要所で、厨二病かよと思わせてくるところもめちゃ笑いました!(笑)

そしていよいよ各自の推理発表会が開催されるのですが……ちなみにここで私も
電撃参戦させてもらいました!!(笑)

いや〜皆さん、個性豊かでね〜
時には頷き…うんうんと。
時には笑い…まじうけるー(笑)
時には驚愕し…まじかい?…す、すげ〜

十人十色…本当に皆さん素晴らしい推理でした
とても勉強になりました!
ありがとうございます!

ん?自分ですか?推理が当たったかって?
………聞かないでください(´・_・`)
潔く決めてたら……何度思った事か…(;´༎ຶД༎ຶ`)
思い出したくもなーーい!!ヽ(`Д´)ノ
一昨日の自分を叩き回したい!!(笑)

そんなこんなでいよいよラストに入るのですが
自分的にはめちゃ納得のいくラストだったなと
思いました!!

終始面白く、読みやすかったのでとても
良い作品だと思います!!
と言うか、このてのタイプの多重解決ミステリーめちゃ好きになった〜!
似たような感じの作品あれば読みたい!!





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2023年01月14日

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ちょっと大袈裟なところもある探偵小説だった。
運命をさだめと読むとかね。登場人物たちの名前も変わっていた。内容的にはそれぞれの探偵の推理発表会が楽しかった。探偵の失踪したお兄さんの謎とかもあるし、続編が期待できそう。

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2022年12月04日

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ネタバレ

過去に繰り広げられ未解決事件となった「怪盗王」と「名探偵たち」の未解決事件の真相に探偵として立ち向かう現代の大学生のお話。
繰り広げられる多重推理に興奮するだけでなく、どんでん返しはお見事の一言でした。
読後には誰かとこの興奮を共有したい気持ちと、人にお薦めしたいミステリー小説として心に刻まれました

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2022年06月05日

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久しぶりに変にこねくりまわしてないミステリー読んだ。材料が概ね全部提示されてて、とんでも推理も少なめ、探偵の変人ども低め。作中作がすげー中二病文庫なの以外は(笑)

追)元は電撃でデビューされた方なんですね。作中作のさすが具合に納得w

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2024年02月03日

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多重推理の腕が光る。
肯定するも否定するも自分次第。
カッコ良すぎる小説です…♡⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝



フレンドと恒例の推理合戦をしました。

この作品は複数人による多重推理なので、その中に潜り込んだ気分です(〃´-`〃)

まず61%(第4章の終わり)まで。

好き勝手想像しておおよその推理を披露します。

犯人はともかく、メインかなと思われるトリックには、2人とも気付きました。
ミステリ慣れしてきたかな( *¯ ꒳¯*)

主人公は瀬々良木白兎。

「神薙虚無最後の事件」という小説の真相を推理する事になり、小説を読みながら少しずつ事件の概要を知る事になる。

現実と小説の内容が入り混じり、混乱しつつも推理してみました。

正直半分では想像力が広がりすぎて収集つきません笑

71%まで読み進めると変わるかなと思いきや、謎は謎のまま…(^▽^;)

わたくし、何度も読み返し、めっちゃ頭使いました!なんと2日間も!!笑笑

そして泣く泣く犯人を決定。

最後まで読みました。

………犯人はずれました笑笑

そんな簡単に犯人当たりません!!!
(私の推理力の無さが問題かもしれんが…)

でもでも、ラストすばらしかったです!

想像を絶するラストで大満足・:*+.(( °ω° ))/.:+


前半読み込んだだけあって、館が頭に浮かんで消えません笑笑

2日間、頭の中が推理でいっぱいだったので、久しぶりによく眠れました笑笑

面白かったです!

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2023年01月14日

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ネタバレ

一見、ラノベラノベした感じを受けたんですが意外にも、と言ってはなんですがよくできていたなと思いました。過去にあった事件を記した手記の真相を探る、とそれだけ書くと単純ですがなかなかに手の込んだつくりで。登場人物の名前とか妙な二つ名とかのいかにもなラノベっぽさはある意味ミスリードだったのだろうか?

場人物のキャラ付けがすごいので、変にシリーズものにするとちょっと蛇足というか冗長な感じがするのでこの一冊にとどめてくれたほうが粋だな、と。

あと個人的には雲雀さんのエレベーター説が好きです。往年の島田荘司を彷彿とさせる大味かつダイナミックなちょっと馬鹿馬鹿しさすら感じるトリック!真相じゃないにしても!

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2022年12月28日

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初めて多重推理ものを読みました。どれもちゃんとした理由があり、なるほどと思わされました。ただ、真相を見抜く事で誰かが傷ついたり、望まない結末になることもあるんだなというのはちょっと考えさせられました。

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2022年11月02日

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ミステリー愛に溢れた多重推理ミステリー! 組み立てられた解法と真相が圧巻 #神薙虚無最後の事件

■あらすじ
大学生である主人公は、いつも隣人の後輩美少女と学生生活を送っていた。ある日二人はミステリー作家の娘と出会い、不思議な相談を受ける。
かつて大人気となったそのミステリーは、実在した名探偵と怪盗の活躍を綴ったもので、最終巻では大きな謎に包まれた完結となっていた。二人その謎を解いてほしいと依頼されて…

■レビュー
本作は本格ミステリーの体裁ぶりが整っているのがスゴイ!
この作品を良く書ききりましたよ。やっぱり作家の皆さんは優秀なんだな~

かなり多くの仕掛けを組み込んだ本格ミステリーなのに、1つ1つが丁寧に組み立てられていて、バランス感覚が抜群なんです。

本作は多重推理ものなので、矛盾をなくすのはもちろん、徐々に話を盛り上げていく必要があるんですよね。かなり技術がいると思うのですが、おそらく何度もプロットの検討をかさねたんだろうなという努力が想像できました。

序盤はライトなやり取りが多いですが、後半の解明パートはかなりヘビー。強烈な推理の数々、そしてとんでもない真相を読者に突きつけてきます。

キャラクターもミステリーの定番メンバーのような個性が集まっており、さらに中二病的な魅力も最高。私ももっぱら志希ちゃん推しですね。
物語としても絆をテーマにした優しいお話で、どなたにも読めるところもGOODでした。

■推しポイント
本作はミステリー愛がめいっぱい溢れている一冊です。
本格ミステリーをベースにしながらも、かなりエンターテイメントの寄せた作品。

名探偵VS怪盗王の構図、雰囲気たっぷりの館への招待状、封印された箱など… 推理小説が大好きな読者を楽しませる細かい仕掛けでいっぱいで嬉しくなっちゃいました。

これからどんどん活躍していく作家さんだと思うので、今後も期待しちゃいます!

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2022年08月25日

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ネタバレ

 非常に端正な仕上がり。傷つかない結末に向けての筋道。
推理合戦は、簡単なミステリーならば、一人目だけでも解決と言えるレベル。その上に多層的に解釈が積み重なるのは、「文学」を感じる。
 今後に向けて色々なサインが認められる。二篇目以降にも期待。

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2022年08月18日

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過去の推理小説を題材に現在が推理する新しい形式だった。
怪盗の本に対する評価から叙述トリックか時系列のバラバラに絞れたが、読む限り時系列はまともなのとエレベーターの人数の制限で二重人格による叙述トリックということは読めた。

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2022年07月17日

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ネタバレ

本書は、深夜の某書店で購入。
以前、「ヨルガオ殺人事件」を購入した際と同じように、疲れ切っていて自らにミステリを処方したかったのと、また、どの本を読むか決め手に欠けていたところに出会った。
書店に足を踏み入れるまでは著者のことも存じ上げなかったけれど、手に取って、デザインも素敵ですぐに気に入って購入した。
かつて絶大な人気を博し、今では(悪い意味でも)伝説となったある「探偵小説」をめぐって、学生たちが各々の推理を語る。
作中作の推理、それから、いわゆる多重解決というのだろうか、1つの「事件」に複数の解釈が披露されてどの説もそれなりの蓋然性を持つ、という展開は、ミステリファンなら垂涎もの…少なくとも私にとっては、非常に楽しんで読める要素だと思った。
本作の場合、作中作の真相を明らかにしようとすることは、ある人物の人生を左右する重大な行為だと設定されている。そのため、より真実性の高い真相、が本来目指すべき目標のところ、より望み通りの(最善の)真相、を何とか(半ばこじつけようとしているかのように)目指そうとしているのが、ユニークな点と言えるかもしれないと思った。
最終的に明らかにされる内容も巧妙だと感じたし、何より、結末は気持ちよく終わるので、個人的には、とても楽しんで読めた。しいて言えば、物語やキャラクターの重厚感にやや乏しいようにも思う。逆に言えば、とても読みやすく、もし本書の続きがあれば…と思わせられた。

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2022年06月30日

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登場人物のキャラが強烈…。
作中作も含めて、誰が誰なのか理解するまでにめちゃめちゃ時間かかったし、ラノベ?的な二つ名がどうにも慣れなかったけど、でも読み進めるうちにかなり引き込まれたというか。

『神薙虚無最後の事件簿』に書かれている事件の真相は如何に。著者の娘からの挑戦状に挑む「名探偵倶楽部」の面々。

この表紙の女性ってかぐや?唯?それとも志希?(あるいは煌?)

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2023年08月07日

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未解決の小説「神薙虚無最後の事件」の謎を解く大学生達の話。この小説自体面白くて気になる上に、各々の推理がまさに十人十色で面白い!推理されるたびそんな発想が、と毎度驚かされる。個人的には雲雀さんの推理大胆で好き。この推理合戦に参戦できる脳みそがほしい

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2023年07月05日

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初めましての作家さん。

過去におきた未解決事件を、大学の名探偵倶楽部の
メンバーが解き明かす多重推理ミステリー。

謎を残したまま終わった「神薙虚無最後の事件」は
実際に起こった事件だった!
著者の娘の懇願により、大学の名探偵倶楽部員が
推理を披露するも、唯自身も真相に行きついている。
歪んだ娘の気持ちに希望が持てるように導けるのか?

そう来たかぁ~という結果が待っていて、
ミステリ慣れしてる人はすぐにわかったのかなぁ~
でも楽しかったです。

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2023年07月02日

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ネタバレ

白兎という名前にミスリードされそうになる。

古き良き……というには、痛い二つ名、高校生とは思えない態度。あまりにも「らしい」名探偵。
面白いんだけど、なんだか疲れる作品だった。

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2023年06月19日

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高校生探偵達と怪盗王との対決をノンフィクションとして発表していったシリーズ最終作「神薙虚無最後の事件」発表直後に探偵の神薙が実在していないのでは?という炎上騒動が起こり絶版に。20年後、作者の娘と名乗る人物から作中で明かされなかった密室殺人と神薙失踪の真相を推理して欲しいとの依頼を受け、東雲大学名探偵倶楽部の面々が挑む。誰もが傷付かない真相を目指して推理合戦をする展開は面白いし、エレベーター問題に対する各推理は楽しい。しかし真相が強引に丸く収め過ぎな気が。最終的な解決編が蛇足に感じる。あとキャラの個性が活かしきれていない印象。マルチに完璧な名探偵倶楽部探偵、金剛寺はもっとぶっ飛んだ行動取って欲しい。来栖ちゃんが瀬々良木君に妙に懐いているのも謎だー。

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2023年06月17日

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最近流行り?の、ミステリーそのものをネタにして、
コアなミステリーファンに挑戦するタイプの作品。
ミステリーに詳しい人ほど、ドツボにハマる可能性も。

知念実希人「硝子の塔の殺人」ほどの衝撃はなかったが、
キャラ小説のような味わいもあり、楽しく読めた。
それぞれのキャラの単独作品も読みたくなった。
来栖さんに幸あれ。

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2022年11月19日

ネタバレ 購入済み

多重推理

多重推理もの。
肝心部分のトリックは途中で気づいてしまった。
ラノベっぽいが、読みやすい。
面白かったと思う。

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2022年11月03日

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過去の未解決事件の関係者と知り合った主人公たちが、事件を推理する多重解決ミステリ。
怪盗王が名探偵たちを招いた館で起きた出来事、という現実離れした事件のため中盤まではなかなか話に入っていけなかったが、それぞれの解決編が次々と提示されるラストは一気読みだった。怪盗王のロマンが微笑ましい。

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2022年10月12日

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ネタバレ

正直、かなり評価が難しい。

《良いところ》
・「久遠寺写楽の死体発見以後、地の文では一度も沖影定理のことを久遠寺写楽と記述していない」というところは本当に気付かなかった
・サクサク読める

《あまりよくない》
・会話文、キャラクター形成において拭えないライトノベル感(キャラクター構成はもう少し抑えめでも良かった)
・謎が謎になっていない。簡単過ぎる。舐められてるのかと思うくらいだった

ミステリは結構重い文体、雰囲気を好むので、自分に合わなかっただけかもしれない。
伏線やヒントを散りばめ過ぎて、伏線たり得ない。特に星河かぐやの妊娠時期については本当にいただけないと思った。

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2022年10月11日

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物語の中の物語がタイトル.この事件の謎を執事はいないけれど「黒後家蜘蛛の会」風に解き明かしていく.そして二転三転する謎の根本には愛があり,めでたしめでたし.

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2022年09月03日

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館の炎上とともに姿を消した名探偵、神薙虚無
十数年後、真相を解き明かすべく集まった人々。

依頼者を満足させる「真実」は見つけられるのか?
ふんだんに盛り込まれたアイデアの数々が楽しい

紺野天龍作品「錬金術師」も面白かったし、他のも読んでみようかな。

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2022年08月17日

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本格ミステリー

作中作が出てきたり、密室殺人だったり、
好きなシチュエーション。

楽しく読んだけど、
個々の推理が読み終わったら、休む感じで
夢中になって読むというところまではいかなかった。

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2022年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

個人的にこの手のライトなノベルの本格ミステリは嫌いなんだけど、これは楽しく読めた。何が違うんだろうな…?作中で自らツッコんでいくスタイルだからかな。作中作で完全にファンタジーのような武器名やら二つ名を登場させて突き抜けてるからかな。
多重推理は面白いんだけど、やっぱりというかなんというか…どの推理を採用してもある程度理屈は通るようになっているから、謎自体がそれだけ粗いというか。全体的に詰めが甘い印象は否めない。まぁそれ自体を楽しむミステリー?
叙述トリックに気付かれやすい書き方なのが少し残念かな?そこに気づいてしまうと結局それ以外の推理の説得力が下がるというか…。それ以外から先に披露する構成なのにもったいなくない?と私は思ったけど、それでも雲雀の大胆な推理は面白かった。
全体的には面白く読んだ。ラストの締め方が素敵だったな。

最大の謎は、表紙は一体誰なのか?ってとこだな。

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2022年08月11日

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メフィスト賞と鮎川哲也賞の候補作を大幅改稿して1つの物語に仕上げた小説。劇中の架空のミステリー小説の真相について登場人物たちが推理合戦をするという入れ子構造。先に披露された推理の穴を指摘しながらそれ以上に突飛なアイデアの推理が披露されていくクライマックスの畳み掛けが面白かった。ただ、「真実が不明な以上、あなたは信じたいものを信じればいい」という着地は(もちろん劇中では優しさに由来するものだが)陰謀論が蔓延するこの時代にはやや複雑な気持ちも。

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2022年08月02日

Posted by ブクログ

20年前と現代とが同時進行で始まり頭の中が混乱して読み辛かった。中盤からは謎解きになり終盤は一気に読み進められホッとした。

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2022年06月28日

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