感情タグBEST3
リアンが斜め上すぎてかわいい
作家さん買いです。
実は聖女だけど自覚がなくて封じられていたイルゼと、呪われてるのかな?と思わせる黒鎧の騎士リアンの物語。
もう一つ一つのやりとりがすごくおもしろい!
リアン、なぜそうなるとツッコミたい箇所がいっぱいすぎてほこほこしました。
一方で、息を呑むような展開も多くて読み応えが凄かった…!!
何度も読み返したいお話です。
Posted by ブクログ
イルゼにしろリアンにしろ、後から明らかになることが色々あって、その情報量に溺れそうになった。
偽聖女の取り巻きをしていたが実は。
リアンとは実は前世から。
しかもイルゼの正体は実は!
設定マシマシに、お腹いっぱいである。
少なくとも前世の件は削っても話は成り立ったと思う。
かえって話がややこしくなっただけだったので。
最初はただ聖女の代理をしていればよかったが、やがて他国も巻き込む大ごとに。
ここまで話が大きくなるとは思わなかった。
イルゼだけでなく、複雑な設定を背負いまくっているリアンも大変である。
黒い鎧と生まれもったもののせいで苦労の多い彼だが、中身は意外に純情で可愛らしい。
そして一途である。
そんな彼も、この大ごとを前に文字通りの命の危機に。
本当に命の危機になる展開もありつつ、基本的には濃いキャラクターたちに揉まれつつ(何しろサブキャラも濃い。特に他国の人たちが、ドーナツで釣られていたり、威厳が全くない人だったり、色々と心配になる人たちが多い)合間に美味しそうな料理を楽しむ感じである。
料理が出てくるのは、やはり江本先生という感じ。
全体的にはライトにさくっと読めるお話だった。
玉石混交
この作者さんの作品は玉石混交すぎるのだが・・・
残念ながら今回は玉ではなかった。
話の筋自体は悪くないのだが、地の文であらすじをそれも駆け足で紹介しました、って感じ。
エノクとか、猛禽妻とか、多少のアラはあっても良い作品もあるのになあ。
ところで、エノクのエプロンが似合うキノコ大好き全身鎧のアイスコレッタ卿と、今作ヒーローの関係性が気になる今日このごろ