【感想・ネタバレ】君主論 ビジネスで役立つ人心掌握の智恵150のレビュー

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Posted by ブクログ

マキャベリを完全に理解しようとすると一生かかってしまうと思うけど、この本を読んでメッセージをキャッチするには1時間もあれば十分。
適度に取捨選択、整理されていて、自分の身に引き付けてマキャベリの教えを考えるためには最適なのではないかと。
「君主論」を厳密に解釈分析するのは学者の仕事。
多くの人が実生活に叡知を役立ててこそ、マキャベリも浮かばれるのではないでしょうか。

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2011年06月29日

Posted by ブクログ

色々感想はあると思いますが、私はこの本が大好きです。この本を読むと基本に戻れる気がします。

就活の面接などで最近読んだ本は、と言われたら「君主論」です。と答えるのが夢ですw

内容ですが、正直解釈の仕方によって様々に解釈出来ます。詰まる所これを読んでどのような感想を得るか、と言うのは読んだ人間の人となりに関わってくる気がします。現代にも通じるビジネス書、人心掌握テクニック・・・となるかどうかはわかりません。実用的であるか否かではなく、ある意味冷徹なマキャベリの哲学が好きなのです。

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2010年08月07日

Posted by ブクログ

会社の要職に就く方でもマキャヴェリの君主論を持ち出す方がいます。帝王学などの基本ともなる論は批判されることもありますが、実際の会社の縮図を表しているものもあり大いに役立ちました。

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2023年02月09日

Posted by ブクログ

どのパラダイムで読むかによって、
内容の捉え方が180度変わってしまう。

その価値観の優先順位として最も上位に来るのが
「いかにリアルであるか」。

一見冷徹、無慈悲とも思えるその文章には
人の上に立つ者への覚悟を促すことと捉えられる。
またその逆として、その冷酷さに対する静かな反逆とも捉えられる

リアルである、ということに関して、
それが「正論」であるという訳ではない。
ある意味それは見解であり、ある意味それは事象なのである。
一見「べき論」的な文章展開をしてはいるが、
基本その「べき」に対しての歴史的な傾向および見解が含まれる。

人間が平等ではないという見地もまた、彼のいう「リアル」なのだろう。
理想郷としてのビジョンを指し示すのではなく、
あくまで時代、現状に基づいたパラダイムに重みを置いている。

福沢諭吉の言葉にもあるが、
平等とは「みんな一緒」といった非現実的理想郷ではない。
そもそもの不平等は人々の不勉強から来るところであり、
チャンスというものは本来人間には平等に存在するのだ、と。

マキアヴェッリとしての身分、平等的な見地とは
どの立場においてどれだけの「覚悟」が必要なのか、
というのが私見である。

村長であれば村民から愛されたい。
家長としての父であれば家族から愛されたい。

が、国主ともなると、国民からの愛情よりも
畏怖、畏敬の念の方が優先順位として高いのだ。
その現代日本からのパラダイムとしては
強権政治的な威圧感を感じてしまう文面であるが、
そのパラダイムからの「黒い側面」が対価となり
強く統治された強い国家が築ける、というものである。

みんな一緒、と考えるのは一般的な意味での庶民。
が、世のリーダー達はおそらく「肌で」そのギャップを感じているはずだ。
ひとえに「覚悟」と「当事者意識」が形成する世論なのであろう。

要するに、この書籍に関しては
「好き」「嫌い」といった概念そのものは成立しえない。
あくまで個人の立場においての
「価値観、優先度の順位」が違う、という事象そのものであるからだ。
それは、日々触れ合う人々との差異とは大きくかけ離れ、
余りに違う優先順位に対しての「違和感」なのである。
言ってみればそれがその個人の「ものさしの長さ」そのものなのだ。

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2010年07月10日

Posted by ブクログ

君主のことを自分のことより優先する側近を置く
選ばれた者だけを情報源として信用する
自分の行動と能力を頼みとする
改革は強引に実行する
君主の鑑とは:敵から身を守り、味方をつくり、武力あるいは策略によって新たな領地を制圧し、国民に愛されると同時に怖れられ、兵士の信望と敬意を集め、自分にとって害となりうる者を滅ぼし、古い社会制度を改め、冷酷でありながらも愛され、寛大かつ鷹揚で、言うことをきかない軍隊をつぶして新しい軍隊をつくり、諸国の君主たちが快く協力する一方で、攻撃することを躊躇するような関係を築く者こそ、君主の鑑である。
災いは芽のうちに見つける
余計な技術を学ばない

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

時代は違いますが、

ビジネスでも使えるなぁ。と思いました。

人の上に立つ人は読んでみてほしいです。

難しい話を簡単にまとめてくれてます。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

【文章】
 とても読み易い
【ハマり】
 ★★★・・
【共感度】
 ★★★・・
【気付き】
 ★★★・・

・誠実で親切に見えるようにする
 実情はどうであれ
・協力者の動機を考える
 今後の振る舞いにあたりをつける
・叩くときは徹底的に叩きのめす
 復讐の芽は残さず摘む
・運がくれるのは好機だけ

組織の長はメンバーから畏怖される存在になるべきである。
ただし、恨みや憎しみを買うような事をしてはいけない。恨みや憎しみは、組織内部に不満分子を生む原因になる。

組織をまとめるための一つの手段として、恐怖を利用する事は、所属する組織を自由に変える事ができる現代においては、あまり有効な策とは思えない。

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2019年02月18日

Posted by ブクログ

超、読みやすいVer.

人は恐れや憎しみから人を傷つける。

怖い、嫌いだ、
というそれだけで、人は人に害をなす。

納得できる格言多数。

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2014年05月15日

Posted by ブクログ

途中までは現代とかけ離れた内容で実感がわかなかったが、以下の章から少し実感が出てくる内容になった。

第十五章 人間、特に君主が賞賛され、非難される原因となる事柄について

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2012年08月01日

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