感情タグBEST3
Posted by ブクログ
親の欲求を満たすために、子供を道具として扱っている。野球、サッカー、バスケ、バレー、これらは非常にメジャーなスポーツであり、かつ深刻なパワハラ、暴力等が蔓延している事は間違いない。
親の意識を変えていかなければならないが、こういった情報をもっとマスコミは流すべきだ。全国大会を中継し、賞賛するだけでは、間違った親を生み出すだけだ。連投や厳しい長時間練習を非難するべきだが、逆の報道ばかり。
小学校、中学校の全国大会は禁止すべきではないか。また、高校野球等の高校スポーツについても、球数のもっと厳しい制限や、試合数の制限が必要である。
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親は「全国大会」という魅力に洗脳されている。
コーチや監督は自己顕示欲の為に子供を利用している。
自分の頃はまだ普通だったかもしれないが、現代においてもまだあるのかと感じた。
加害者(しかも被害者が重大な後遺症を残している)の為に親達が署名を集めるのはショックだった。
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今年印象に残った1冊に確実に入る
これは喰らったなあ、いやぁ刺さった
スポーツがどうとか毒親がどうとかのレベルじゃない
若干カルトみすらも感じさせる恐さまである
Posted by ブクログ
スポーツをする子どもの環境の中で、「指導者」と「その親」は大きな影響を与える。その「大人たち」が正しい知識もないまま、自身の承認欲求を認められただけに、子どもにきつくあたる、ときには暴力、暴言、性の捌け口とするような、「人としてあるまじき」行動を、この本では紹介されている。
スポーツをやってきた上で、「自分が暴力を振るわれるなど厳しい指導を乗り越えたからこそ、今の自分がある」と生存者バイアスを感じる日本人の大人たちは非常に多い。その経験を子どもたちにもしてほしいと思うこと自体が、もう時代遅れであると言える。
主体的に、自発的に、自ら考えられる子どもを育てる前に、大人がそれを体現しなくては、子どもは大人が思うように育たない。これは心に刻みたい。
Posted by ブクログ
なかなか良いテーマだと思うんだけど、毒親よりも酷い指導者たちの話メインで毒親性についての考察が薄いなと思った。まあ自己肯定感が低い、敗者復活戦ってのはほんとそうだよね。どう育てたいかではなくどう育つかだってのはこの人の言葉じゃ無いけどこの本で一番良かったかな。
Posted by ブクログ
子供以上に競技に熱中するスポーツ毒親。全国大会出場と引き換えに子供の楽しいはずの人性を奪う親や指導者の暴力など問題提起の書。
バレー、バスケ、ゴルフ、野球、サッカー、柔道。競技を問わず続く毒親と暴力コーチの問題を描いたノンフィクション。
ついつい親が子に課題な期待をかけてしまうことから生ずる問題。日本はジュニアスポーツの分野では世界でも上位だが子供の成長と共にランクは落ちていく。スポーツとは本来解放の意味、楽しんでやるのが基本のはずだが、周囲の課題な期待に押しつぶされていく。
パワハラ、セクハラなどおそらく氷山の一角。日本のスポーツ界の負の部分に光をあてた作品。親として思い当たる節はたくさんあるはず。
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感想
根拠もなく蔓延る行きすぎた根性論。なぜそうするのかを考えさせることなく強要する。そんな経験をした親は子にもその経験を共有する。負の連鎖。
Posted by ブクログ
読みやすかった。この本を口頭で簡単に紹介したとき、「全国行くならそのくらい厳しくないと無理でしょ」と、当然のように配偶者が答えて、つまりこれが土壌だと実感。
親の自己肯定感と承認欲求。自主性に任せる方が厳しい指導。全国大会という魔力。NBAやプレミアの引退選手の自己破産率。つまらないルールに固執するのに、闇部活などはスルー。日本でのみおこる、柔道指導時の死亡事故。子どもの自主性と楽しさを大事に。
Posted by ブクログ
なかなかに考えました。分かることありありでした。
子供が小学生の時、クソチビ、お前は使い勝手が悪い!など言われていた事はやはりパワハラだったなーと。
ただ、親の承認欲求を満たすため…は痛かった。
確かにそれはあったかもと反省。
中学は暴言なしのクラブチームに進み、楽しく続けています。