感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「嫌われ松子の一生」もそうだったけど、この人は本当に過去と現在をつなぐのが上手い。
哲坊と清治郎の関係もさることながら、大人という目線で見ると哲坊の父と清治郎の関係がすごくよかった。
Posted by ブクログ
ぼくにとっての叔父さんは、昔いじめられていたところを助けてくれたヒーロー。
子どもの頃に憧れた大人は、大人になってから感じるよりもずっと大人で眩しく目に映る。
定職につかずフラフラしている叔父さんも、ぼくにとってはあの頃からヒーローでずっと特別な存在。
そして叔父さんにとっても真っ直ぐに憧れの眼差しを向けてくれる可愛い甥っ子だった。 .
過去と現在が交錯しながらの展開。
二人の歩む人生。ぼくと叔父さんの距離感はいつも近いわけではないのに、一種の絆みたいなもので繋がっている気がした。
温もりを感じつつも、ちょっと切ない読後感。
ラストの一文が好きでした♪