感情タグBEST3
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少しグッドラック、アンブロークンアローのかなりシビアな雰囲気から少しユーモラスな戦闘機妖精雪風の時の雰囲気へ戻ったような。
かなり思弁的な前作と比べると現実世界(?)のアクションが増えている。
ただ、ジャムとの関係はよりシビアになってるのは間違いないので今後どうなっていくのか。
令和の空を飛ぶ妖精
13年ぶりの新刊、
待ったかいはあり、お釣りも十分な程です。
対ジャム戦が新た局面を迎えてた前作ですが、また新たな切り口や登場人物で唸らせられました。
特に、どちらかと言えば読者側のキャラクターだった地球人代表のあの人が、ついにフェアリィ星に降り立ったったくだりは、読者もあらためてフェアリィ星に来たように感じられて、そこからの没入感がすばらしいです。
個人的には過去作のネタやキーワードが織り込まれていて、「戦闘妖精雪風」からずっと続いているんだと、懐かしくなりました。
RTB。
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めちゃめちゃ面白かった!
雪風(無印)読み終えた時は、え……? これで終わり……? ぜんぜんわからん! ってなったくらいのSFオンチですが、グッドラックでおおってなって、アンブロークンアローもまあなんか面白いかも……だったけど、アグレッサーズは最初から最後まですいすいわくわくドキドキしながら読めた感じ。
零もだいぶ丸くなったし、桂城といいコンビだし、どうなるのかと思った暴力装置新キャラ(笑)もすごくよかったし、やっぱり雪風かわいいかよ! ってなったし。
続き読みたいなあ、読めるかなあ。
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短編集ということで、『アンブロークン・アロー』よりも読みやすい内容。
現在のA/I技術などの動きを踏まえると若干時代がかった世界ではあるものの、地球外知性(ジャム)や機械知性の思考は人間と同じではない、という大前提に対して、人間はどう振る舞うべきか、という思考実験の本質は変わらず。展開も新たなフェーズに入り、この世界がどこに向かうのか、今後も気になるシリーズ。
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戦闘妖精雪風 第4巻
ジャムとの戦いで覚醒した、戦闘機=AI雪風。
パイロット深井大尉、FAFもその知性、考えに気づく。
そして、雪風と深井大尉の混成チームとしてのアグレッサー部隊を創設。
ジャムの存在と、戦闘妖精の存在、人間、FAF、それぞれの立場とだ互いがはっきりと姿を表してきた。
そして、新たなる戦いに続く。
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「グッドラック」「アンブロークンアロー」が二段組の重厚長大な大長編で読み辛かったのに比べると、本作は初代に立ち返ってライトになった。初代がショートショート的な短編エピソードでそれぞれ面白かったのに比べると、続く二作は「機械とは」「人間とは」を問い掛ける哲学的小難しさがあった。本作は「言葉」という、神林作品の底流を反映したテーマで、新しい魅力的なキャラクターが登場する。何より、初代以来感じられなかった、絵に浮かぶような戦闘シーンの再登場は歓迎したい。しかし、ちょっとだけだしコンバットコミュニケーションもあまり無くて正直物足りないけど。
Posted by ブクログ
謎の異星体・ジャムと、各国から選ばれた精鋭を集めたフェアリィ空軍(FAF)との戦いを描くシリーズの4作目。
ぼくは神林さんの小説がデビュー作から苦手で、雪風もずっと手を出さなかった。きっかけは忘れたが、2014年にやっと1作目(2002年刊行の改訂版)を読み、とても楽しめたので驚いた。そして2016年に2、3作目を読んだが、進むにつれて理解し難くなっていった。
本作は13年振りの続篇だが、シリーズを逆に辿るような印象で、最初の小難しさがクライマックスに向けての序奏となっている。おもしろかった。