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Posted by ブクログ
退屈が人生を豊かにする。仕事が1番の退屈しのぎ。
そして、出かけることだけでなく、インドアであれば読書も幸せのキッカケになりうる。
ラッセルのように社会と死ぬまで関わりたいですね。
Posted by ブクログ
ラッセルの幸福論のまとめ。
不幸を感じるのは、人間だから。いろいろ考えすぎてしまう。動物の観点から見れば不幸なことはなにもない。
不幸の大きな原因は、退屈であること。
内側から外側へ目を向けること=自分内部ではなく、外を見る。ペシズムは内側を見るから生まれる。
退屈の反対は快楽ではなく、興奮。
濃厚は狩猟に比べて退屈である。農耕社会は、退屈をもたらした。
退屈を受け入れる=退屈に見えても、自分自身が充実を感じること。
無駄な心配をしない。解決につながらない心配は無駄。
自我を肥大させず、広大な宇宙の一部とみなす。
恐怖心と向き合う勇気が必要。
人と比較したらきりがない。英雄を目指すとしたらナポレオンをうらやむ。ナポレオンはカエサルを妬む、カエサルはアレクサンダーを妬む、アレクサンダーはヘラクレスを妬む。
大抵の仕事は、無為ほど苦痛ではない。
ヒマを持て余すと何かをするが、仕事以外だと、もっと有益な過ごし方があるのでは、と焦りが生まれる。その点、仕事はどんなことであっても、有益感を持てる。労働こそ最高の退屈しのぎである。
60を過ぎてからの仕事は、将来を考える必要がない点で最高の退屈しのぎになる。