【感想・ネタバレ】リーゼント刑事 ~42年間の警察人生全記録~(小学館新書)のレビュー

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Posted by ブクログ

刑事なのにリーゼントという奇抜なルックスの警察官の一代記。見かけ通り、個性というかアクの強い方のようだが、話は滅法面白い。犯人の検挙のために、仲良くなった暴走族を使ったり、パンチパーマを褒めて自白されるなど、興味深い話が続いていく。
自白させる話については、大澤孝征弁護士(元検察官)の「元検事が明かす『口の割らせ方』」という本も面白かったが、その中にも、口を割らない女性の被疑者の髪形を褒めたことで自白につながったという話があったのを思い出した。
現場の警察官や検事の話は面白い。
次は買ったけど、「積ん読」状態になっている「君は一流の刑事になれ」久保正行著を読むことにしよう。これはこれで、なんともすごいタイトルだ。刑事志望者以外にも売れたのだろうかと、他人事ながら心配になる。

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2022年05月14日

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