【感想・ネタバレ】株式会社タイムカプセル社 新版 十年前からやってきた使者 (喜多川泰シリーズ)のレビュー

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Posted by ブクログ

◯年後の自分に宛てた手紙をどんなことがあっても宛先に届ける仕事を請け負う株式会社タイムカプセル社。
自社の倒産を経てそこに採用された主人公と年下先輩社員のお話。

ストーリー性のある自己啓発本という感じ。
たとえば「今に集中する」「第三者の話をする時にその人が目の前にいると考えて話す」など
ただただ文章に起こすとよく言われていそうなことも、過去の自分から手紙が届くというストーリーに乗ると途端に現実味と感動が増す。

なるほど読み返したくなる本です。著者の他の作品も読んでみたいと思います。

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2024年05月14日

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これまでの過去にあった全てのことが、今にとって必要な経験であったといえる。
その時にはこんな経験したくなかった、と思うようなことかもしれないけれど、その時その事に対してどう自分が動くかによって、未来は作られていく。
その時どう動いたかによって、未来が今になった時、その経験したくなかった過去が経験できたからこその今に変わるんだろう。
過去に起こったことは変わらないけれど、それをどう捉えるかはその時によって変化する。
重さを持った言葉。メールよりも手書きの手紙やハガキに心を動かされるのにはそういう想いに心が反応しているんだなと改めて感じることができた。

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2024年03月20日

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一秒先は誰にもわからない。今ここに意識を置くことの大切さを改めて噛み締めました。喜多川さんのお話はいつも胸に迫るものがあります。

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2024年03月09日

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この前、喜多川さんの名言集を読んでこの作品を読もうと思っていた。この作品にはとても響く言葉があり、とても良かった。手紙って今の時代には馴染みはなくなったけど、こういう何十年後…に読むことっていいなぁと思った。ちょっと自分に向けて書いてみようかな。私が1番残ってる言葉は『とにかく今、目の前にあることに一生懸命になってみろ。がむしゃらに打ち込んでみろ。夢を持とうとしなくてもええから、今、目の前にいる人を笑顔にしてみようって思うてみろ』まずは今を頑張ろって思った。

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2024年02月16日

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よくできてる話だなぁと思いつつも、読みながらこの話が本当に起こってほしいと思い、自然と涙が出て来る。
喜多川泰さんの本は、読み終わると、よし頑張ろと勇気をもらえます。
今、目の前にあることを大切に、大事に生きていきたいと思う。

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2024年01月20日

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喜多川さんのお話は毎回ハンカチが必須です。
はじめはちょっと設定がくさいなぁと思ってしまう気もするのですが、そんなこと思ってた自分を後で殴りたくなります

毎日を一生懸命生きること
誰かに一生懸命愛を伝えること
人間は決して強くないこと
弱さを認めるから強くなれること
口で言うと言葉だけに感じてしまいますか、物語あってこそのメッセージだと思います。
また心に火を灯したい時に、読み返したいと思います

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2023年12月19日

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ネタバレ

自分の手紙に書いた「熱く重い」言葉達。本気で伝えようとする気持ちは人生を変える力がある。自分なりに愛や言葉を受け止め、伝え、自分と向き合うことが今を生きる自分たちに必要なのだと思わせてくれた。

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2023年12月17日

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言葉が与える力が時間と共に変わるエピソード。
未来の自分へ送りたい言葉は絞り出した2つ。
一寸先は闇、その先に光がある。
現実に行き詰まった時こそ理想を追うチャンス。

海人さんと英雄さんのドライブ交代睡眠でのワンシーンから得た学び。
隣の三尺・・・家の前の掃除や雪かきは自分の家と隣の家の境界線ギリギリまでやるのねはなく、三尺だけ余計にやりなさい。(やりすぎは相手に同様の義務感を与える)

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2023年10月06日

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ネタバレ

とても素晴らしい言葉がたくさん詰まった本。
読んで良かったと思える本。
10年という年月は人が変わるのには充分な時間であり、それが10代〜20代ならなおさらだと思う。
夢や希望に満ち溢れ未来に期待しかなかったあの頃。
歳を重ねるに連れて人生の酸いも甘いも経験し、少しずつ現実が見えてくる。
自分の目の前にあんなに開けていた道が、
選び放題だった未来への道が、、
ある日突然一本道になっている感覚に陥る。
本当に本当に身に覚えがありすぎて、わかりすぎる。
でも…そんなことはないんだ。
何歳になっても人生をやり直すことはできるんだ。
これからの未来を変えることもできるし、今までの過去をいいものだったと変えることもできる。
とても心に響いた。
登場人物も魅力ある人たちだし、情景の描写が素晴らしいので頭の中で映像として流れるような作品だった。
これはぜひ【実写化希望】です。

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2023年09月02日

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今まで読んだ喜多川シリーズの中で、一番ストーリーが良かったです。(おそらく自分が娘をもつ父親だからというのもありますが…)人は10年前の自分の想いを簡単に忘れてしまうものなのだなと。だからこそタイムカプセル社の仕事は尊いものなのだと感じました。人生はどのタイミングからでもやり直せる、自分の過去を肯定するために、今を生きることに集中し、未来への光を見つけることの大切さを教えていただきました。

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2023年08月05日

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ネタバレ

『本 を 読む こと は、 自分 の 中 に「 友」 を 持つ という こと』
『立ち直る きっかけ を くれる のは いつも「 重 さ」 を もっ た 誰 かの 言葉。
これから も いろんな 人 の「 重 さ」 を もっ た「 言葉」 と 出会う べく、 読書 を』

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2023年07月11日

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「過去は変えることが出来る」という言葉が胸に響いた。人生の過去の経験、現在、未来、というものを改めて見つめ直せる良い作品だった。こんな職業があったら、自分の人生を客観視する機会に恵まれた、やりがいのあるお仕事だな、と思った。

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2023年06月27日

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本当に現実のどこかにもいて欲しい会社。
手紙が届いた人達を次々と前向きにさせるいいお仕事だと思う。
私も手紙書いてみようかな。

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2023年06月11日

購入済み

この本に出逢えてよかったです。

妻と娘とわたしの地元に移ろうとしています。
この選択がどう転ぶかは分かりませんが、10年後この選択をしてよかったと思えるように今をしっかり生きていこうと思えました。わたしの覚悟を形で残す為10年後の自分に手紙を書こうと思います。
この本に出逢えてよかったです。

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2022年09月24日

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著者の作品は5作目。嫌な人は登場せず、読後には純粋で清々しい前向きな気持ちにさせてくれる。卒業時とか将来の自分に手紙を書いたかって忘れちゃったな笑 自分も大変な時期があったから、そんな時にもらいたかったかも笑

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2024年04月19日

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物語風、自己啓発本。
親切のし過ぎは、自分にも相手のためにもならない。今に集中して生きる。目の前に相手がいても同じ事が言えるかで、発言や投稿を行う。などなど。

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2024年01月07日

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新井英雄が株式会社タイムカプセル社に入り、中学生だった時に10年後の自分に向けて書いた手紙を渡せなかった人たちに直接手渡していく物語。
読んでいて、本人に伝える必要のないことをその人がいない場面でひけらかす弱さは自分にもあるなと感じた。そうした状況で余計なことを言わないようにしたいと感じた。
また心の火を移してもらうことは確かにこれから社会人になる上で大事な事だと感じた。先日、ロードバイクで淡路島を一周するアワイチで峠を登る時自分1人だけでは正直挫けそうになったと思うが前に友人が足をつかずに頑張ってるところを見て自分も頑張れた経験は、心の火を移してもらえた実体験だった。そのような心の火を移すような人になりたいし、また自分が挫けそうな時に火を移してもらえる人との交流を持っていきたい。

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2023年11月23日

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最後のあとがきでもあったように手軽に様々な手法でコミュニケーションがとれるようになった時代だからこそ、どれだけ時間や思いをかけたかということが改めて大切になるんだなと感じた。本には著者からの思いがあること、人生訓を学べること、改めて本をたくさん読み、自分の行動をよりよくしていきたい。

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2023年10月27日

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ネタバレ

ーー「今ココ」に集中すれば人生の好循環を生み出せる。だから人生はいつでも取り戻せる。その気になれば。

そんな信念が貫かれた物語集。各章のクライアントが「10年前の自分」からの手紙を受け取って人生の好循環のキッカケを掴むエピソードが綴られている。
コヴィー氏の「7つの習慣」の「第1の習慣」でも主体性を持つことが第一歩目と指摘されている。つまり自分で結果に影響を与えられる「影響の輪」に集中すること。それが「今ココ」ということだ。

嶋明日香は現実の厳しさに飲まれて自分を見失っていた。10年前も将来に不安を感じていたが先生から「夢なんて無くていい。眼の前の人を笑顔にすることだけをまず考えよう」と言われ、友達の髪を編んでキレイにすることを通して人を笑顔にする喜びを見出した。そしていつしかメイクの仕事に憧れるようになった過去を手紙で思い出した。明日香が自分を取り戻した瞬間だった。

過去の自分を許せない森川桜は、記憶に囚われている自分に気づいたら「今ココ」に集中するよう吉川海人から助言される。今できることに集中することで小さな良いことが積み重なるようになり、気づきも増えた。暗い過去と今起きた良いことの明暗のグラデーションが強いほど、”あの辛い過去があったから今がある”と肯定できる力も増すことを知る。

作品を通じて思ったのは、喜多川泰さんの「手紙」へのこだわりの強さ。エピローグで「読む人を心から思って書いた愛のこもった手紙は、読む人の人生を変える。読む人の悩みを吹き飛ばす勇気と壁を打ち砕く強さをくれる」とある。確かに10年前の自分が未来の自分に泥を投げることはないだろう。特に卒業式など一斉にターニングポイントに立つ人たちが暗い展望に飲み込まれていることもなさそうだ。この手紙をモチーフにした「手紙屋」という作品も残していることを知った。大切なモチーフなんだろう。

とは言え、引っかかり続けたのは「話のデキ過ぎ感」だ。喜多川さんの意図が見えすぎてリアリティに欠ける。受取人が「10年前に同じクラスだった人」という狭い何の変哲もないクラスターなのに、人生崖っぷちの人が多すぎて、さらに好転に成功する確率も高すぎる。タイムカプセル社の西山社長の面接・採用が神がかりすぎる。社員の吉川海人、若林麗子の仕事っぷりが完璧過ぎる。
「名探偵コナン君が蹴ったボールが何百メートルも離れた犯人に命中して一件落着」みたいな偶然を無理にリアルに描こうとするから違和感を際立たせてしまう。「不気味の谷」だ。だったら「ライアー・ライアー」の主人公が実はフィクション世界の住人だった、とか「マトリックス」で主人公が神のような存在に導かれていた、とかいったようにあえてファンタジーやSFまで振り切っちゃっても良かった。不自然さを必然に力技でしてしまって違和感を蒸発させて、「手紙の効用」に焦点を当てるともっと心地よく読めたと思う。

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2023年09月17日

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10年前の手紙を届ける。迷いのジャストタイムに届けられる。その手紙で何かを得る。届人との話で何かが変わる。また、届人も変わっていく。過去は変わらないが、未来は変わっていく。

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2023年09月03日

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過去の自分を完了させて未来に向けて進み出す。

「現実に行き詰まったから、理想を追うチャンス」

人生が前向きになる色んなヒントが詰まった一冊。

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2023年08月18日

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「人生はなんどでもやり直せる」
よく聞く言葉だが、信じてる人は少ないのではないか。

この本は、"重さ"を持った言葉で
しっかりと読者の背中を押してくれます。

「誰かのためにどれだけ時間と労力をかけることができるか」
言葉に重みのある人の秘密が少しわかったような気がしました。

10年後にまた読み返そうと思います。

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2023年08月13日

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頑張っている。という言葉を盾に相手が本来求めているものをちゃんと見ようとせず、自分の都合のいいように解釈する。足並みを揃えて歩けば、そんなに頑張らなくたってみんな幸せになれたはずなのにね。

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2023年08月07日

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メッセージとして表紙に書かれているのは、
人は何度でもやり直せる。

簡単な答えが書かれている訳じゃないと思う。
読むのも一つの行動だと思う。
読んでよかったと思ってもらえるように、著者も書くという行動をしている。
何かをやり始めようとするとき、背中を押してくれるものを求めてしまう。ほんとうにやり直せるのか、このままもう少しこの場で過ごそうか、迷い続けている。
正解はひとつではないものにも間違いがたくさんあると思って動くことに躊躇することがよくある。
背中を押してくれるきっかけが必要なら、今目の前にあること、今いる環境ですべきことをして、目一杯、励みになるものを自ら得るために動けるのかもしれない、そう今思った。
次の行動を起こすきっかけをこの本が与えてくれたと言えるksどうかは、今の自分にかかっている。



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2023年07月27日

Posted by ブクログ

読みやすくモチベーションが上がる内容でした。
日々同じ毎日を暮らしている方や新しいことに挑戦したいけど何もできていない方が読むと刺激を受けるかもしれません。

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2023年07月06日

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過去や未来に生きずに、今ここに集中する。
考え方一つで過去も未来も変えられる。
人生はいつだってやり直せる。

生き方のお手本を学べるような本でした。最高におもしろかったです。

後書きの、重さを持った言葉は人の人生をも変えるといった話も刺さりました。
「運転者」に引き続き、読んでよかったです!

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2023年03月24日

Posted by ブクログ

心がぽかっと暖まる。
言葉で人は勇気をもらえるし一歩を踏み出せる。
素敵な言葉がたくさん散りばめられていました。

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2023年09月03日

Posted by ブクログ

過去の出来事への後悔、わたしだけでなく皆んなあるのかなと思えた。頑固にこびりついたトラウマでがんじがらめになってしまっていても、きっと乗り越えられる、乗り越えた先に少しは明るい未来あるのかもしれないと思えるお話しでした。

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2024年02月19日

Posted by ブクログ

読みやすい分、あまり心に残るところがなかった。ネットでの誹謗中傷をしてしまう人間の弱さにはなるほどと思った。また、あとがきの自分の声を変えるために読書の言葉を取り入れるというのも納得した。

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2023年08月02日

Posted by ブクログ

どの章も「幸せになるための考え方」の一例で、各々になるほどと思う。気付きとやり直しのヒントが示される。
しかし実際は迷いやあきらめや嫉妬やブライド故の見ぬふりや恨みなど黒い部分を捨てきれないのも人間。
少しきれいな話過ぎると感じたが、作者さんが読者に対してタイムカプセル社の社員としての役割を担うための小説だから。

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2023年07月10日

Posted by ブクログ

自己啓発本のような小説のようなって感じの作品。
タイムカプセル社に普通に就職したい。
でも利益的には赤字なのでは、、?と思った 

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2023年07月04日

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