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Posted by ブクログ
マネーに限らず日本で世に知られている史実の裏側を知れる本。
テレビなどのニュースで流される内容はあくまでごくごく一部、断片の情報であり、その裏側にはさまざまな人や国の意図が含まれていることを知れる。様々な分野の本を引用しながら話を展開しているので、気になる話題については参考図書を知れて便利だった。
Posted by ブクログ
響に薦められて読む。
マネーの動きを知らずに、歴史も政治も、そして日々の社会生活も考えることができないということを、あらためて思い知らされた。
この本から派生していろんな本や映画にも出会えそうだ。
トマ・ピケティ、スーザン・ストレンジ、松本清張、チャールズ・ファーガソン(映画インサイドジョブ)などなど。
日本の知識人、評論家の情けなさも再認識。もちろん主流学者の体たらくは日本だけではない。
ピケティが、アメリカの経済学者たちが数学的モデルにうつつを抜かして現実から乖離している(コロナで数理モデルにだけ依拠して現実を見失った8割おじさんのように)有り様に失望してフランス本国に帰ったというエピソードは象徴的だ。
久しぶりに充実した読後感を味わった。
響、thanks!