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Posted by ブクログ
高校数学で分かるシリーズの電磁気学、量子力学、フーリエ変換と、ゼロからわかる解析力学を読破した後で読むと、シュレディンガー方程式が電子の波を表す方程式である物理的意味が見えてくる。
フーリエ変換の身近な例は三角プリズムを使った光の分解とは、光と言う波が赤や紫の波の成分で表現できることと同じ。
シュレディンガー方程式の具体的イメージがたくさんのバネに玉があって振動してるのと同じ。
ハイゼンベルクの行列力学は無限次元行列の対角行列とみなせば、対角成分が飛び飛びのエネルギーに相当する。
これらのイメージの説明にピンと来た。
それから、シュレディンガー方程式を解く例に、自由粒子、水素原子、調和振動子が数式と図で説明されてるのはありがたい。
気づきが多くあった。