【感想・ネタバレ】にごりの月に誘われのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

他の人の評価はイマイチだけれど、あまりないタイプのミステリーで良かったと思う。本を読む楽しさを久々に感じたストーリーだった。どんな人に出会いどんな言葉を頂くか、そんなことも感じた。釜田氏のゴーストライター上阪傑を中心に進む物語

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2022年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初はかなり矛盾した内容に、どう収拾をつけるのだろうかと不安にもなる。
 最終的には、うまく収まったと納得できる。ほろ苦くはないラストは肯定したい。
 「善人」とは何なのかということを考えさせる。

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2023年07月20日

Posted by ブクログ

とても興味深い内容で、話も複雑に絡み合って面白かった。ただ、最後のあたりがややこしくて、頭に入らない所があった。

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2023年05月21日

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厚顔なカリスマ経営者と、売れないノンフィクション作家のテンション低いやり取りから、次第にギアを上げてきてどこを目指しているのか分からない話に夢中になっている自分が居ました。
誰にでも若いころが有り、紆余曲折有りながら、知らないうちに人生も終局に近づいてあら不思議、いったい自分は何の為に色々なものを犠牲にしてここまで歩んできたのか。そう思う事もあると思います。
そして誰かに自分の育てたものを託して、そこから新たな芽を伸ばして続いて行って欲しい。そう思う事がきっと普通なんだと思います。
なるほどなるほどと読んで行って最後に梯子を外される感じ。何とも言えない読後感です。

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2023年05月18日

Posted by ブクログ

余命僅かなカリスマIT経営者からの謎深い自叙伝の代筆依頼に係るミステリ小説。
二転三転の展開に引き込まれて、夜更かしをして一気に読みきった。
ミステリとしてとても面白かったけど、後味は悪いような良いような何ともいえない感じである。

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2022年10月31日

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103企業の存続と親子のお話し。頭のいい人は色々考えてかえって墓穴を掘るんやなあ。この作者は心情や背景も丁寧に描いていて複雑な関係もスッキリと読めて嬉しい。次作にも期待です。

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2022年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文系ミステリ。なぜこの人物はこんな依頼をしたのか、を最後まで考えさせられることになる。トリックに凝った理系ミステリは文章力に難があることも多いが、本作は読みやすかった。
途中では各「〇〇の章」が文字通り、作中作に収録されている章で、後継の正当化のために読者まで騙されているのではなどと疑ったりもしたが大外れ。故人の評価も含めていい感じに落着したので読後感もよかった。

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2022年08月31日

Posted by ブクログ

思わせぶりな展開に期待。予想が裏切られ、裏の裏が次々。ただ、「子どもを作る事が結婚の前提条件」はまったく理解出来ず、そのあとの展開腑に落ちないまま…。「人生なんて思い通りにはいかないよ」当たり前だけど、すべてを手にしたと見える成功者が呟くと説得力はある。

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2022年06月28日

Posted by ブクログ

約350ページ、最初取っつきにくいかな?と思ったものの、いつの間にか引き込まれ、あっという間に読み終えてしまいました。
良かった、オススメです。

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2022年06月27日

Posted by ブクログ

途中までは何がどうなるのか疑問ばかりでした。
ミステリーでも無いし企業小説でも無いみたいでした。
疑問ばかりを感じました。
でも途中から解答らしき物が見えて来ました。
これが解答なのかと思ったら違ったんですね。
良い意味で裏切られました。
タイトルが意味深ですね。

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2022年05月22日

Posted by ブクログ

シナリオは悪くないですね。ゴーストライターを主人公として、余命わずかな経営者の隠された過去を掘り起こしながら書籍にする。経営者が多くを語らないので、自分で調査をしながら。
そして現れる隠された事実。
最後にこの経営者の息子が反乱を起こすのかと期待したらあっさりと合意してしまったあたりはちょっと物足りなかったですね。

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2022年07月11日

Posted by ブクログ

IT大企業の創業者・釜田芳人が、余命六か月という時に自叙伝のゴースト依頼を上坂傑にするというところから物語は、始まる。
以前にも三冊の著作を代筆した際に金銭でのトラブルがあり、断るつもりが…
結局、病床にある釜田を訪ね、1日1時間という約束で仕事を受ける。
取材を進めていくにつれ、驚きの真実が続々と出てくる。

前半は、少々ありがちなこと…(今ならではのITに力を入れて、起業家になるまでのいきさつ等)
なんて思いながらも中盤以降にはぐいぐいと引き込まれてしまう。
ちょっと予想できなかった真実に驚愕する。
個人的には、上坂傑に好感がもてなかったのが残念だった。

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2022年07月03日

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