感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『119』をかけるのは
火事・救急・レスキュー
どんなときも、すぐに駆けつけてくれる。
時には命がけで私たちを守ってくれる。
消防署で過酷な任務で働く人たちの
様々な事情や、家族や日常を垣間見たようなストーリー
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警察学校を描いた小説『教場』で有名な著者の作品。
この作品は、タイトルからも分かる通り、警察ではなく消防を描いている。ただ、その内容は、『教場』と同じように単なるヒーローものではなく、消防官を一人の人間として描いており、日々の葛藤に深く切り込まれていることが興味深い。
消防官を描いたヒーローものなら、他にもありますが、そうではなく、人間として消防官を描いたというところが良かったです。
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単にヒーローの活躍物で終わらない、等身大の消防士達の苦悩や迷いとその生活。
9つの短編が描き出す消防士達のドラマ。
同じ人間として、共感と尊敬を感じます。
良書。
Posted by ブクログ
――怖がるなとは言わない。だが、恐怖を他人に感染させるな。 消防学校時代の担任教官が、たった一度だけ口にしたそんな言葉がいまでも忘れられない。(「白雲の敗北」より)。ベストセラー『教場』『傍聞き』の短篇の名手が贈る、心震える9つのミステリ短篇。人を救うことはできるのか――和佐見消防署消防官たちの9つの物語。雨の翌日、消防司令の今垣は川べりを歩く女性と出会う(「石を拾う女」)。新米の土屋と大杉は「無敗コンビ」だった(「白雲の敗北」)。女性レスキュー隊員の志賀野が休暇中に火事を発見(「反省室」)。西部分署副所長の吉国は殉職した息子のお別れ会で思い出を語るが……