【感想・ネタバレ】激流[下]のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻同様に面白かった。人に薦めたくなるくらい面白い小説だった。この小説がどんなドラマになって放送されたのか気になる。

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2019年07月05日

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視点が次々に変わっていき、話の展開が早くて、正に激流‼︎
続きが早く読みたくて、徹夜で一気読みの面白さだった!

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2019年05月27日

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冬葉の失踪に関わった同級生たちそれぞれにそれぞれの物語があり、悪意のあるものもあれば、そうでないものもあり、いろいろな事件が不思議に絡まって大きな流れとして物語が展開していて読みごたえがあった。悲しい結末も多かったけど、でも、ほんのり心あったまる部分もあってよかった。おたかの事件、サバの事件にはびっくり。サンクマの生原稿事件の真相そのものより、その後原因がわかってからの作家と編集者の新たな展開には心あったまった。分かれてはしまったけど、サンクマの大人の恋も、サバとの今後も何だか素敵。冬葉を失ったナガチも最終コーナーで見つかって何だかほっとすると共に大変だったのだろうな。。。と。美弥さんはハギコーと・・と思っていたら、友紀哉と寄り添って行くんだろうなぁというのも素敵。

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2018年10月12日

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そういう事だったのか。と、いうラスト。。失踪した冬葉はやはりもうこの世にはいなかった。あまりにも勝手な大人達に翻弄されたと言ってもいい。その大人達は歪んだ形で罪悪感を持ったまま歪んだ人生を歩み、その歪みが圭子達、同級生らに再び冬葉を思い出させる事になる。
何とも悲しい結末で久々に溜め息が出てしまった

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2015年02月11日

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中学時代を絡めて伏線回収されていくが、複雑なことはなく読みやすかった。「激流」のタイトルにも納得。

 大人の勝手な事情・感情に行方不明の冬葉と当時関係していた6人が巻き込まれ、主人公:美弥とハギコーを中心に事実を追い求め真相が明らかになる。

 過去にやってしまったことや起こったことは変えられないし、立場によっては今後に影響を及ぼしてしまう。でもその失敗を糧に前進しようと努力するのか更に悪いほうにいくかはその人の選択や行動が大事だと思う。
 新たな部署で目標をもって仕事に取り組むサンクマはカッコイイし、美弥の母親との会話や恋人との会話がなんか良い。

 悲痛な物語だけれど、起きる出来事や主人公:6人それぞれの感情から得られる気づきもたくさんあった。

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2022年03月24日

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面白かった。
登場人物がどはまりでした。
柴田さんの本は初読でした。
こんなにも人物描写がうまい作家さんだったとは!
特に美弥の性格はとても共感できるものでした。
尖っているようで実は一番に純真でピュア。
また人間が愚かな行為の一線を越える簡単さ、、、
もっと長編にしても良いくらいの飽きのこない素晴らしい本でした。
また柴田さんの本を読んでみたいと思える1冊でした。

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2022年03月19日

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上下巻共に序盤がやたら説明臭くて読み進めにくいが、登場人物が動き出すと一気に引き込まれてどんどん先が読みたくなる。話の展開そっちのけで引き込まれた作品。長い時間楽しめるという意味で良い作品。

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2021年10月09日

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圭子と美弥の性格が途中から違ったように見えたのは自分だけ??貴子の事について話し合っている時におタカから貴子になっている心境はなんだろう?と?が多かった。

人は少し背中を押すだけで嫉妬や憎悪で自分を見失うのだと思うと恐さを感じる。

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2021年02月17日

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上下巻を通しての感想です。

上巻では、様々な伏線が張り巡らせていて、捲るページが止まりませんでした。下巻を待つのがものすごい楽しみだったのを覚えています。ミステリー小説だけでなく、青春群像劇としても楽しめて、面白かったです。

ただ、下巻を読んでいくと、期待値が高すぎたのか、結末があっけない印象がありました。伏線がどう回収されていくのか楽しみだったのですが、あまり納得いく解決ではなかったので、拍子抜けしてしまいました。

結構ボリュームのある長編ですが、それをあまり感じさせない程、グイグイ引き込まれました。

上巻では星5つ、下巻は星3つなので、平均して星4つとさせていただきました。

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2019年10月17日

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色々な謎が錯綜し、様々な事件が起き、多くの登場人物が交差しながら物語の謎は明かされる。よくもここまで凝ったプロットを練り上げられたものと感心する。
しかし、一方で不要なエピソードも多いような気がする。せっかくの物語の流れを阻害するし、そもそも同じ会話が多い。せっかくしっかりとしたキャラを造形しているのに、そしてこれだけ多彩なドラマを入れているのに、不要な部分が多いのが足を引っ張っている。もう少し整理するとより完成度が高くなったろうに残念。
しかしその部分を刈り込んで映像化すれば一級の作品になると思う。問題は誰が作るかだけど…。最悪なのは本筋と関係ないエピソードをさらに水増ししてテレビドラマ化だろうなぁ。

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2017年01月24日

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NHKでドラマになると帯にあったので読んでみた。なるほど面白い。量が苦にならない一気に引き込まれました。

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2017年09月29日

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以前にテレビのドラマで見たけど、細かい内容や結末を覚えていなかったので新鮮な気持ちで一気に読んでしまいました。上下巻の長編だけど、先が気になりぐいぐい引き込まれます。
中学の修学旅行で姿を消した少女。その時に同じ班で行動していた男女6人の20年後。「わたしを憶えていますか?」となぞのメールが届いて・・・
20年経って色々あるけど、中学の頃に引き戻される感じ。あの頃と変わらないことも変わってしまったことも。それぞれの視点からの謎へのアプローチ、面白かったです。
冬葉は色々と無念だっただろうなと切ない気持ちにもなりました。

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2016年05月05日

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幾つもの伏線らしき小さな事件が本線とは無関係に解決していく中で、結末はある程度想定の範囲内でした。
にもかかわらず、同級生それぞれの一人称で語られる物語はしっかりしていて、大長編でも最後までダレない力作でした。

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2016年03月21日

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物語に翻弄されながらも一気読み。久しぶりに読み応えのある作品でした。主人公たちと世代が被るのもあって、共感する場面も多かった。
あらすじ(背表紙より)
十五歳の記憶の中の少女はいつも哀しげにフルートを吹いていた。冬葉は生きているのか?彼女が送ったメッセージの意味は?離婚、リストラ、薬物依存、不倫…。過去の亡霊に、次第に浮き彫りにされていく現実の痛み。苦悩しながらも人生と向き合う、六人の三十五歳の闘い。「今」を生きる、すべての人に贈る、渾身のサスペンス・ミステリー。

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2015年12月06日

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かなり面白かった。誰が主人公というわけでもなく、登場人物5人がそれぞれの視点で物語る。
なんとなく、設定や小物が古臭い感じはしてしまうけれど、事件は次から次へと起きるし、テンポが良かった。
読み応えもあって、読後の満足感は久しぶりに感じたと思う。
ラストも、そういうパターンで落とすのかと、それなりに納得というか、しっくりくる落とし方だった。
150825

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2015年08月26日

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この作者はいろんなジャンルの小説を書くけど、どれも好きだなぁ(ホラー以外)。
今回もこんなに長編なのに引き込まれて読んでしまいました。
元同級生のそれぞれについても小説が成り立ちそうなほどしっかりしてます。
せつない・・・かな。

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2021年08月08日

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ネタバレ

読み始めたら止まらない!
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十五歳の記憶のなかの少女はいつも哀しげにフルートを吹いていた。冬葉は生きているのか? 彼女が贈ったメッセージの意味は? 離婚、リストラ、薬物依存、不倫……。過去の亡霊に、次第に浮き彫りにされていく現実の痛み。苦悩しながらも人生と向き合う、六人の三十五歳の闘い。「今」を生きる、すべての人に贈る、渾身のサスペンス・ミステリー!

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2015年06月03日

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中学時代の修学旅行で同じ班になった7人の男女
京都旅行のグループ行動中に一人の女子生徒が忽然と姿を消した
捜索を行うも消息はつかめない
その失踪事件を自分の心の中の傷として抱え、20年が経過しそれぞれの人生を歩んでいる彼らに失踪した女性とから突然のメールが届く
「私を覚えていますか・・・」

誰が何の目的で・・・
35才の彼らは私生活でも様々な悩みを抱えながらメールの謎を解き明かそうとするが、彼らの周りでは次々と不可解な事が・・・
女学生は生きているのか???

結末部分が少し私の好みではありませんが、「じゃあどうだったら良いの」と聞かれると困ってしまう。。。

登場人物のキャラクター設定が非常にハッキリしていて場面の展開も早く900頁の長編ですがスラスラ読めました。

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2023年02月18日

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上巻から続く謎…
結末だけみると、失踪の原因には意外性もあり面白かった。
でも、なんというか……上巻でちりばめられていた謎が伏線としてどう回収されていくのかと期待していたので、ほとんど大筋とは関係なかったような……なんとなく『このくだりは、いる??』と思うところがあった。
全般を通して会話がすごく説明調で、くどくて読むのがきつかった。言いたいことを言う前に前置きや説明が入るから、何を伝えたいのか大事なところはどこなのかぼやける。そこまで、説明してくれなくてもという感じ。
あまりに長いので、飛ばし読みしてしまい、その後話がわからなくなって戻って読むを何度か繰り返してしまった。
20年ぶりに再会した元同級生たちの、仕事や家庭、悩む姿なんかはすごく丁寧に描かれていて、読み応えがあった。ミステリーの部分でないところの方が面白かった。

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2022年09月06日

Posted by ブクログ

なんだろ、途中で高速読みにシフトするほどではないものの、会話部分が普通の小説とは逆にブレーキの役割をしてた感じで、自分としては読むのに時間がかかった。

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2022年04月20日

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長いし、お話の進みは遅いし、オチは結構あっさりだったけどそれでもいつの間にか主人公達みんなが好きになっていた。

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2019年06月07日

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続きが気になって、下巻もあっという間に読みきってしまった。

柴田作品には、絵に描いたように分りやすい身勝手な人物が登場する。本書にも何人か出てきた。
身勝手、我儘、自己チュー、エゴイズム‥‥ことばはいろいろあるけど、それが人類最大の罪なのかもしれない‥‥と思わされた。

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2018年11月08日

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ネタバレ

ついに下巻。
徐々に思い出していく過去や新たな事件に翻弄される中で、次第にこれが、誰かの復習や陰謀ではなく、偶然に偶然が重なった悲劇だったことに気付かされる。

20年間ずっと隠されていた事実を知ってしまうと、思っていたよりも呆気なくて、こんなことなら直接誰かの手で殺されていて、その死体も必死に隠された。とかの方が納得が出来たかもしれない。それだけ、この事件が“事故”として閉ざされてしまったのが悲しすぎるし、中学生から見ると立派な“大人”だった人達が子供のような恋愛感情に突っ走って拗らせた問題なのだから尚更遣る瀬無さが残ってしまう。

楽しいはずの修学旅行が一転して、1人の人間の生涯を終わらせ、同じ班だった5人にまで深い傷を負わせてしまった。本人たちが何か悪いことをしたわけでもないのになぁ…。

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2018年09月05日

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面白かった、けど、長い!
修学旅行中に失踪した女生徒の謎を、20年後のクラスメート達が明らかにしていくサスペンスミステリー

そして、いよいよ下巻です。
さらに、殺人事件に巻き込まれた貴子。
徐々に明らかになる売春組織。
仕事を外された圭子。
それぞれが人生がどうなる?っていうところに加えて、中学時代の出来事を少しずつ思い出して来て、だんだんと繋がっていきます。
おいおい20年も前のこと、そんなにクリアに思い出せるのか?(笑)

さらにさらに事件が起きていきます。
これだけさまざまな事件をどう収束するのか?
冬葉は実在しているのか?
そして、いよいよクライマックスへ!
不可解な事件の結末は?
全て冬葉が絡んでいるのか?
冬葉は生きているのか?
その真相は?
となるわけですが、「ふーん」で終わってしまいました。
なにか、後出しじゃんけんみたいな感じ。

というのも、前半張られた伏線から、
「そうだったのかぁ」
ってスッキリ終わる感じではなく、彼女達が思い出した中学生時代の記憶から、「この人だ!」って推理されていって、ちょっと残念。

とはいえ、全体としては面白いストーリ展開でした。
ドラマにぴったりと思っていたら、NHKでドラマ化されていたんですね。

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2018年06月17日

Posted by ブクログ

POPに引かれて読んだ本。上巻の謎の結末にはそういう展開もあるのかと思った。上巻ではミステリー要素が強かったが、下巻ではサスペンス色が強い仕上がりになっている。結末自体悪いものではないが、上下巻にするほどの長編が徒になっている。この結末で一巻分のページ数であれば文句はないのだが…

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2018年01月06日

Posted by ブクログ

話の収束の仕方はよかったが、なにせ登場人物たちのお喋りのし過ぎ(初対面相手にそこまで話す?という)、推理も想像がただ当たった感があって、種明かしの盛り上がりがいまいちに感じた。

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2017年12月24日

Posted by ブクログ

謎がほどけていくと、少しあっさり、そして唐突な展開かなあ?
こういうサプライズのあまり無いミステリーは、救われる感じとかもう一つほしい感じがしてしまう。
まあ楽しめたので欲張りだけど。

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2016年08月16日

Posted by ブクログ

上巻からの波に乗って先が気になる!と
ドンドン突き進んで読んでしまいました。
面白かったです。

ラストは、なるほどという着地ではありましたが。自分としては大きな期待が膨らんでしまったので。ちょっぴり残念さあり。

柴田さん、他作品にも注目して読んだみたいです。

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2016年02月17日

Posted by ブクログ

ちょっと
しりすぼみ感・・・。

面白いんだけど
ごちゃごちゃしてるのと
冬葉の謎の部分が残念かと・・・。

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2015年05月20日

Posted by ブクログ

20年前の修学旅行で行方不明になった同級生からメールが届き
そのメールと、自分たちのまわりで起きる事件の関係を探る、という話の下巻。

下巻の前半までは事件が続いて
中盤になってやっと少しずついろんなことが明らかになっていく。

ただ、ちょっと唐突。
今まではなんだったんだ、という感じで拍子ぬけ。

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2019年01月16日

購入済み

時間と金損した。

くそつまらん。場面変わらないのに行間あけんな。うっとうしい。
内容薄いのに上下刊とかないわ。最後まで斜め読みだったわ。しゃべくりも内容無いことをだっらだらとっ。
だれが話してるのかしまいには分からなくなる。

とにかく下手すぎ。この作者(名前知らんが)のは二度と買わん
あ、また買ったら嫌だから名前だけはこのあとチェックしいとこ。

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2015年07月19日

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